担当者のコメント
第17回世界地震工学会議用の動画制作とA0のパネル7枚を作らせていただきました。
パネルデザイン担当
パネルのデザインが決まってから、動画を作る流れとなったのですが、パネルはA0とかなり大きなものになるので、頂いた写真や図表をすべてA0に耐えれる大きさかというのをまずチェックするところから始まりました。図表やイラストで解像度の足りないものは弊社で描き起こしを行い、写真は差し替えをお願いして進めていきました。
パネルやポスターのような大判を作るときに解像度が足りないというのはよく起きる問題です。結果としてパネル7枚落ち着きがあって、統一感もだせたので文字数が多い割にはとても読みやすいパネルに仕上がったと思います。
最終的にはシルバーのアルミフレームをつけて、自在ワイヤーとパネルフックをつけて納品させていただきました。
動画編集担当
動画に関しましてはA0のパネルと連動だったので、レギュレーションがはっきりしていて、楽だった部分と大変だった部分が半々ぐらいでした。パネルの形では情報量が多いのも気にならなかったりするのですが、映像になると読み尺を確保するために静止する画面がだいぶ多くなってしまい、気持ちいいテンポで作ると画分一致が崩れてしまったりするので、その部分を合わせるのに少し調整が必要でした。本当はこの倍くらいの映像を作っているのですが、その後尺の関係でナレーションやシーンをバサバサ落としていくという進行になりました。
パネル用にデザインされる前段階の企画書も見ていたので、「自分が映像用に最初からレイアウトしていたら、また少し違うテイストになっていたと思います。印刷と映像でも考え方ってずいぶん違うんだな」と勉強になった気がします。

一般財団法人日本建築センター様
業種 | 建築 |
事業内容 | 建築にまつわる業務全般 |
URL | https://www.bcj.or.jp/ |