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12/31 2021

【超簡単】誰でも上手く描ける似顔絵の描き方やコツ・手順について紹介!

みなさんは似顔絵を書いたことがありますか?おそらく多くの方が、小さい頃に一度は書いた経験があるはずです。しかし、似顔絵はその人の顔の特徴を捉えて書かなければいけないので、想像以上に難しいと感じる人も少なくありません。そこで今回は、誰でも上手く書くことのできる似顔絵の書き方やコツ、オススメの似顔絵作成アプリについて紹介していきます。

この記事の監修者

この記事の監修者

木林完介

木林完介

株式会社トック企画代表取締役

門前仲町生まれ。大学卒業後、3年をかけて世界一周をする。帰国後、家業の印刷・デザインの会社に就職し、2010年に代表取締役社長に就任。就任後は印刷だけでなく映像制作・WEB制作・イベント企画運営など事業を拡大する。

似顔絵を描く前に準備するもの

似顔絵を描くにあたって、まず始めに準備するものがあります。準備する道具は以下の通りです。

鉛筆・シャーペン
色鉛筆
ボールペン
消しゴム
パステル
画用紙
ウェットティッシュ
カッター

鉛筆や色鉛筆、ボールペンなどに関しては、自分が普段から利用している使いやすいものを用意しましょう。パステルに関しては、100円ショップで販売されているもので十分です。画用紙もなんでも良いですが、水彩紙のような凸凹している用紙の方が色がのりやすいのでオススメです。ウェットティッシュは、パステルが手についたときに拭けるよう、準備しておきます。 カッターは鉛筆を削るために用いますが、カッターの扱いに慣れていない人は鉛筆削りにしましょう。

似顔絵を描く前に心がけること

次に、似顔絵を描く前に心がけることを紹介します。

書かれた人の気持ちを考える

必ず書かれた人の気持ちを考えましょう。似顔絵というのは、受け取った人がどういう気持ちになるのかが重要です。人によっては、顔のパーツにコンプレックスを抱えている人も少なくありません。相手の顔を似せようとするあまり、コンプレックスとなる部分を誇張させて描いたら、相手はどういう気持ちになるでしょうか。おそらく、大半の人はあまり良い気持ちにはならないはずです。人によっては、ひどく不快な思いをしてしまい、似顔絵を描いてもらったことを後悔するということにもなりかねません。似顔絵は、一歩間違えただけで簡単に人を傷つけてしまう凶器にもなりえます。そのため、もし特徴となる顔のパーツなどがあれば、一度相手に確かめてから慎重に描くようにしましょう。

チャームポイントを強調させる

先ほどは、「コンプレックスとなる部分は誇張させない」と述べましたが、逆にその人にとってチャームポイントとなる部分は強調させてあげましょう。例えば、すらっとした鼻が自慢であれば、強調的に描いてあげることによって、似顔絵を書かれた人もきっと喜ぶはずです。チャームポイントを描くときにも、自分の判断ではなく似顔絵を描く人に一度聞いてみましょう。また、あまりにも強調しすぎてしまうと、バランスが取れなくなるので、あくまでも許容範囲内で強調させることがポイントです。

似顔絵を描く目的を確認する

どういう目的で、似顔絵を描くのかしっかり把握しておきましょう。目的を把握しないで描いてしまうと、似顔絵の表情が目的とマッチしないことが起きてしまいます。最近では、SNSやホームページのアイコンなどに似顔絵を使うという人も増えてきました。事前に目的を確認することで、より要望に沿った似顔絵を描くことができます。

人の顔によってクオリティが変わるということを割り切る

似顔絵を描いていく中で、特徴を掴みやすくて描きやすい顔の人もいれば、特徴が掴みづらくて描きにくい人もいます。一人一人、顔のパーツや形などが全く異なるので、どれだけ頑張っても似顔絵のクオリティに差がでるのは仕方のないことです。上手く書けないからといって落ち込むのではなく、あらかじめ人の顔によってクオリティに差が出ると割り切るようにしましょう。

似顔絵の書き方

似顔絵の書き方について紹介していきます。

1.顔の特徴を探す

まずは、似顔絵のモデルとなる人物の特徴を探しましょう。「輪郭の形がどうなっているのか」、「口角は上がっているか、下がっているか」など、人によって特徴は様々です。その人の顔をよく観察してみましょう。

2.輪郭を描く

顔の特徴を探したら、輪郭を描きましょう。輪郭は、髪の毛を含めない顔全体のことを指します。輪郭の段階で髪の毛も一緒に描いてしまうと、バランスが崩れてしまうので、髪の毛は後で描くようにしましょう。輪郭を描くポイントとしては、縦に長く描くと大人っぽい顔になり、短く描くと幼い顔に見えます。輪郭は似顔絵の土台となるので、しっかりと観察して描きましょう。

3.髪の毛と耳を描く

輪郭を描いたら髪の毛と耳を描きましょう。髪の毛には流れがあるので、1本ずつ描くのではなく、束として描くことで髪型を整えていきます。耳は、描く位置や大きさによって人物の印象が変わるので、よく観察した上で描くようにしましょう。

4.眉毛、目、鼻、口を描く

それぞれの顔のパーツを描いていきましょう。顔のパーツを描く時にはいきなり顔に描くのではなく、まずは別の用紙に描きます。目を描く時には垂れ目なのか細目なのか、眉毛は太いのか細いのかなど、その人の特徴を捉えて描きましょう。

5.パーツの位置を考える

顔のパーツを描いたら、パーツの位置を考えましょう。パーツの位置は人によって様々です。目が離れている人もいれば顔の中心に寄っている人もいます。その人に合う位置を考えて、ベストなポジションを見つけましょう。

6.顔の中でパーツの大きさの比率を考える

目や鼻など、パーツの大きさも人によって異なります。目が大きいのであれば、目を大きく描いて鼻や口を小さく描くと、特徴が出て似せることができます。1つのパーツがあまりにも大きすぎるとバランスが悪くなるので、他のパーツと見比べながら比率を考えましょう。

7.パーツを配置する

パーツの位置や大きさの比率を考えたら、4番目のステップで描いた顔のパーツを顔の中に当てはめていきましょう。納得のいく配置になれば完成です!

似顔絵が上手く描けない原因

似顔絵の書き方が分かったとしても、上手く描けないという人は少なくありません。似顔絵がうまく描けない原因を紹介します。

輪郭の縦横比が実物と異なる

顔のパーツや大きさを似せていても、土台となる輪郭が異なれば忠実に再現することはできません。輪郭は一番最初の段階で決めるので、写真や実物を見て、どのくらいの縦横比なのかをしっかりと把握して描きましょう。

細部にこだわりすぎている

細部にこだわるのは良いことなのですが、こだわりすぎてしまうと顔のバランスが崩れてしまうことに繋がります。おかしいと感じたら、細部ではなく全体を見てみましょう。

似顔絵を上手く描く上でのポイント

似顔絵を上手く描くためのポイントを紹介します。

似顔絵の描く方向性を決める

まず始めに、似顔絵をどういう方向性にして描くかを決めましょう。似顔絵にもリアルな似顔絵にするのか、それとも可愛い似顔絵にするのかによって、絵のタッチも変わってきます。相手の要望によっても変わってくるので、どういう似顔絵にしたいのかを聞いた上で描くようにしましょう。

相手の要望をしっかりと聞く

依頼されて似顔絵を描く場合には、相手の要望をしっかり聞きましょう。「どんな目的で似顔絵を使うのか」、「どんな表情の似顔絵にして欲しいのか」、「似顔絵を見た人にどんな印象を与えたいのか」など、細かく聞くことによって、相手が望む似顔絵に近づけることができます。

写真や人物像から相手のキャラクター性を想像する

似顔絵を描く人物の性格などを知ることで、より再現性を高めることができます。写真だけではどういう人物か分からない場合には、親しい人物から性格を聞いたりして描くのも一つの手です。

複数の写真から似顔絵を描く

似顔絵を描く場合には、正面から撮られている写真だけではなく、様々な角度から撮られている写真を参考にしましょう。1枚の写真だけでは、顔の輪郭や耳など、判断しづらい部分があるからです。似顔絵のモデルが目の前にいる場合には、適度に角度をずらしてもらったりすることで、より実物に近い似顔絵を描くことができます。

色もなるべく合わせる

肌の色や髪の色などもなるべく合わせるようにしましょう。色を合わせることによって、よりリアルな似顔絵にすることができます。

5つの必須要素を意識する

似顔絵をより本人に似せるためには、5つの必須要素を意識する必要があります。5つの必須要素とは以下の通りです。

パーツの位置
パーツの大きさ
パーツ同士の距離
パーツ同士の比率
眉毛や目の傾き

意識して描いてみましょう。

オススメの似顔絵アプリ

オススメの似顔絵アプリを紹介します。

ZEPETO – ゼペット


引用元:https://web-ashibi.net/archives/142#toc10

ZEPETO – ゼペットは、最初に写真を撮るだけでアバターが自動で作成されるアプリです。パーツの形や大きさ、服なども自由に変更することが可能なので、自分そっくりのアバターを作ってSNSのアイコンにする人も少なくありません。また、ARカメラを使うことで、アバターに様々な動きをさせることもできます。

アイコンファクトリー


引用元:https://web-ashibi.net/archives/142#toc10

アイコンファクトリーは、顔のパーツはもちろん、服や背景色までも自由に選択することが可能です。アイテムを追加するためにはコインという有料アイテムが必要になりますが、無料のミニゲームをプレイするだけで集めることができるので、実質無料です。自分の好きな似顔絵を作ることができます。

Unnie doll


引用元:https://web-ashibi.net/archives/142#toc10

Unnie dollは、非常に可愛いアバターが作れる似顔絵アプリです。小物のアイテムも含めると1000アイテム以上あります。全身を自分の好みに合わせてカスタマイズすることができるので、唯一無二のアバター作成が可能です。主に女性向けのアプリとなっていますが、男性の場合、「Oppa doll」というアプリを使いましょう。

YMCK似顔絵メーカー


引用元:https://web-ashibi.net/archives/142#toc10

YMCK似顔絵メーカー は、ドット絵で似顔絵を制作できるアプリです。ドット絵なので、懐かしさを感じながら楽しく作ることができます。髪型や服装の変更も簡単です。※Androidの端末では使用できないので注意しましょう。

Style Idol


引用元:https://web-ashibi.net/archives/142#toc10

Style Idolは、様々なポーズを決めたアバターを作ることができます。2000種類以上の豊富なデコレーションがあるので、自分だけのアバターを作ることが可能です。

Avatar Factory – Avatar Maker


引用元:https://web-ashibi.net/archives/142#toc10

Avatar Factory – Avatar Makerは、女性キャラクターを作成することができるアプリです。漫画に登場するようなハイクオリティの女性キャラクターが自分好みの服装や髪型に合わせて作れるので、女性だけではなく男性からも人気がありそうです。

リリーストーリー


引用元:https://web-ashibi.net/archives/142#toc10

リリーストーリーは1人ではなく、2人が並んでいるアバターが作れるアプリです。男女のペアはもちろん、男性同士、女性同士のアバターも作れるので、友人や恋人と一緒に作ると楽しいかもしれません。

にがおえやさん – キュート


引用元:https://web-ashibi.net/archives/142#toc10

にがおえやさん – キュートは、サンリオキャラクターのような独特なタッチの似顔絵が作れるアプリです。バリエーションはそこまで多くないのですが、サンリオキャラクターの絵が好きな人にとってはたまりません。

Mooone


引用元:https://web-ashibi.net/archives/142#toc10

Moooneは、顔の表情も簡単に作ることができるアプリです。ブログの吹き出しや動画の素材としても使うことができます。

Like me! 似顔絵をつくろう


引用元:https://web-ashibi.net/archives/142#toc10

Like me! 似顔絵をつくろうは、顔のパーツの大きさや場所も自由に変えることができるアプリです。アニメ風やアメコミ風、中二風など、合計で4種類のアプリが登場しており、自分が作りたい似顔絵に応じて選びましょう。※Androidに対応していないアプリもあります。

まとめ

今回は、誰でも上手く書くことのできる似顔絵の書き方やコツ、オススメの似顔絵作成アプリについて紹介しました。人によって輪郭や顔のパーツなどが異なるので、描くのが難しいと感じるかもしれません。そんな時には、今回紹介した描き方の手順や描く時のコツを抑えることで、徐々に上達していくはずなので、是非参考にしてみてください。自分の描くのが難しいのであれば、プロの似顔絵制作会社に依頼しましょう。弊社、株式会社トック企画では、名刺やSNSのアイコンなどで利用することのできる似顔絵制作事業を展開しています。テイストやパターンも自由に選ぶことができるので、お気軽にご相談ください。自分にあった方法で似顔絵を作成してみてはいかがですか。

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