食品の展示会への出展を考えているけれど、どの展示会を選べばいいか迷っていませんか?
2026年は東京ビッグサイトや幕張メッセをはじめ、全国各地で多くの食品関連展示会が開催されます。この記事では、ターゲットや目的に合わせた展示会の選び方と、出展を成功させるための準備方法を詳しく解説します。
初めて出展する方でも安心して準備を進められるよう、具体的なポイントをお伝えしますので、ぜひ最後までご覧ください。
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目次
- 1 食品の展示会とは?2026年の業界動向
- 1.1 食品の展示会で得られる3つのメリット
- 1.2 2026年の食品業界のトレンド
- 1.3 2026年開催の食品の展示会おすすめ10選
- 1.4 ①:FOODEX JAPAN 2026|アジア最大級の国際食品・飲料展
- 1.5 ②:FOOMA JAPAN 2026|世界最大級の食品製造総合展
- 1.6 ③:ファベックス2026|中食・外食業界の業務用専門展
- 1.7 ④:ifia JAPAN 2026|国際食品素材・添加物展
- 1.8 ⑤:スーパーマーケット・トレードショー2026|小売業界向け
- 1.9 ⑥:食品開発展2026|食品開発者のための専門展
- 1.10 ⑦:ジャパンインターナショナルシーフードショー2026|水産業界
- 1.11 ⑧:”日本の食品”輸出EXPO|海外販路開拓向け
- 1.12 ⑨:CAFERES JAPAN 2026|カフェ・レストラン専門展
- 1.13 ⑩:HCJ 2026|ホテル・外食・給食関連
- 2 首都圏の主要会場で開催される食品の展示会
- 3 関西・中部エリアで開催される食品の展示会
- 4 食品の展示会に出展するメリット
- 5 出展する展示会をタイプ別に選ぶ方法
- 6 食品の展示会で成果を出すための準備5選
- 7 よくある質問|食品の展示会への出展について
- 8 食品の展示会への出展準備ならトック企画にご相談ください
食品の展示会とは?2026年の業界動向

食品の展示会は、食品メーカーや加工業者、飲料メーカーなどが自社の商品やサービスを披露し、バイヤーや流通業者と直接商談できる場です。一般的には、小売店のバイヤーやレストラン関係者、食品製造に関わる企業の担当者など、業界関係者が来場します。
そのため、効率的に新規取引先を開拓できるビジネスマッチングの場として、多くの企業が活用しています。
2026年の食品業界では、健康志向の高まりやサステナビリティへの関心、さらには円安の影響による輸出の機会増加が注目されています。展示会によって異なりますが、一般的な展示会では試食や試飲を通じて商品の魅力を直接伝えられるという強みがあります。
このように、食品の展示会は単なる商品披露の場ではなく、市場のトレンドを肌で感じながら、ビジネスチャンスを広げられる貴重な機会といえるでしょう。
食品の展示会で得られる3つのメリット
食品の展示会に出展する最大のメリットは、バイヤーや取引先候補と直接対面で商談できることです。展示会によって異なりますが、一般的な展示会では1日で多くの名刺交換が行われることも珍しくありません。
通常の営業活動では何ヶ月もかけて訪問する企業数を、わずか数日で接触できるため、新規開拓の効率が大幅に向上します。
また、試食や試飲を通じて、その場で商品への反応を確認できるのも大きな利点です。バイヤーの表情や質問内容から、商品の強みや改善点が見えてきます。
さらに、競合他社のブースを視察することで、市場のトレンドや価格帯、パッケージデザインの動向なども把握できます。このように、展示会は単なる営業活動だけでなく、市場調査の場としても活用できるということです。
2026年の食品業界のトレンド

2026年の食品業界では、プラントベース(植物由来)食品や機能性表示食品への注目が一層高まっています。健康志向の消費者が増える中、タンパク質を豊富に含む大豆ミートや、腸内環境を整える発酵食品などが人気を集めています。
展示会によって異なりますが、一般的な食品の展示会では、これらのトレンド商品を集めた特設コーナーが設けられることが増えています。
一方で、サステナビリティへの取り組みも重要なテーマです。環境に配慮したパッケージや、フードロス削減につながる商品開発が評価されるようになっています。さらに、円安の影響により、日本の高品質な食品を海外に輸出する動きも活発化しています。
そのため、輸出向けの展示会では、海外バイヤーとのマッチング機会が増えているという状況です。このように、2026年は多様なニーズに対応した商品開発と、グローバルな視点が求められる年といえるでしょう。
2026年開催の食品の展示会おすすめ10選
2026年に開催される食品関連の展示会の中から、特に注目度の高い10の展示会をご紹介します。それぞれの展示会には特色があり、ターゲットとする来場者層や出展企業の業種が異なります。自社の商品やサービスに合った展示会を選ぶことが、出展成功の第一歩です。
①:FOODEX JAPAN 2026|アジア最大級の国際食品・飲料展
FOODEX JAPAN 2026は、毎年3月に東京ビッグサイトで開催される、アジア最大級の国際食品・飲料展です。国内外から約2,900社以上(2025年実績:74か国・2,930社)が出展し、来場者数は約7万名規模(2025年実績:72,151名)に達する大規模な展示会として知られています。
一般的には、小売店のバイヤーや飲食店経営者、商社、輸出入業者など、幅広い業界関係者が来場します。この展示会の特徴は、国内の食品メーカーだけでなく、世界各国からの出展者が集まることです。
そのため、海外展開を考えている企業や、逆に海外の食材を国内で扱いたい企業にとって、貴重なビジネスチャンスの場となっています。展示会によって異なりますが、FOODEX JAPANでは商談スペースが充実しており、事前アポイントを取ることで効率的に商談を進められます。
このように、国内外の食品トレンドを一度に把握できる点が、多くの企業から支持されている理由です。
開催頻度 | 年1回(3月開催) |
会場 | 東京ビッグサイト(東京都江東区) |
展示会の特徴 | アジア最大級の国際食品・飲料展。国内外の食品トレンドを一度に把握できる。商談スペースが充実しており、事前アポイントで効率的に商談を進められる。世界各国からの出展者が集まる |
来場者数 | 2025年:72,151名 |
出展社数 | 2025年:2,930社 |
来場者属性 | 小売店のバイヤー、飲食店経営者、商社、輸出入業者など幅広い業界関係者が来場 |
出展に向いている企業 | ・食品メーカー ・飲料メーカー ・海外展開を考えている企業 ・海外の食材を国内で扱いたい企業 ・輸出入業者 ・国内外の食品トレンドを把握したい企業 |
主催 | 一般社団法人日本能率協会(ほか4団体共催) |
参加方法 | 公式サイトから申し込み |
公式サイト |
②:FOOMA JAPAN 2026|世界最大級の食品製造総合展
FOOMA JAPAN 2026は、6月に東京ビッグサイトで開催される、食品製造に関する機械や設備の総合展示会です。食品加工機械、包装機械、物流システムなど、食品製造に関わるあらゆる設備が一堂に会します。
来場者は食品メーカーの製造担当者や工場責任者が中心で、設備投資を検討している企業が多く訪れます。この展示会の魅力は、実際に機械を動かしながらデモンストレーションを見られることです。
一般的には、自社の製造ラインの効率化や品質向上を目指す企業が、最新の技術や設備を比較検討する場として活用しています。また、衛生管理やトレーサビリティシステムなど、食品安全に関する情報も充実しています。
そのため、製造設備の導入を考えている企業や、工場の自動化を進めたい企業にとって、必見の展示会といえるでしょう。
開催頻度 | 年1回(6月開催) |
会場 | 東京ビッグサイト(東京都江東区) |
展示会の特徴 | 世界最大級の食品製造総合展。食品加工機械、包装機械、物流システムなど食品製造に関わるあらゆる設備が集結。実際に機械を動かしながらデモンストレーションを見られる。衛生管理やトレーサビリティシステムなど食品安全に関する情報も充実 |
来場者数 | 2025年:110,827名 |
出展社数 | 2025年:1,007社 |
来場者属性 | 食品メーカーの製造担当者や工場責任者が中心。設備投資を検討している企業が多く訪れる |
出展に向いている企業 | ・食品加工機械メーカー ・包装機械メーカー ・物流システム提供企業 ・製造設備の導入を考えている企業 ・工場の自動化を進めたい企業 ・食品安全システム提供企業 |
主催 | 一般社団法人日本食品機械工業会 |
参加方法 | 公式サイトから申し込み |
公式サイト |
③:ファベックス2026|中食・外食業界の業務用専門展
ファベックス2026は、4月に東京ビッグサイトで開催される、中食・外食業界向けの業務用食材・食品の専門展示会です。惣菜や弁当、冷凍食品、調味料など、飲食店やスーパーの惣菜部門で使われる業務用商品が中心です。
来場者は、レストランや居酒屋、給食センター、ホテル、スーパーの惣菜担当者などが多く、実際に商品を導入する決裁権を持つ方も少なくありません。ファベックスの特徴は、その場で試食しながら味や品質を確認できることです。
展示会によって異なりますが、一般的な展示会では名刺交換だけで終わることもありますが、ファベックスでは試食後にすぐ商談につながるケースが多いのが特徴です。
また、調理デモンストレーションや新メニュー提案なども行われるため、単なる食材の仕入れ先探しだけでなく、メニュー開発のヒントを得られる場としても活用できます。このように、中食・外食業界への販路拡大を目指す企業にとって、非常に有効な展示会です。
開催頻度 | 年1回(4月開催) |
会場 | 東京ビッグサイト(東京都江東区) |
展示会の特徴 | 中食・外食業界向けの業務用食材・食品の専門展示会。その場で試食しながら味や品質を確認できる。調理デモンストレーションや新メニュー提案も行われる。試食後にすぐ商談につながるケースが多い |
来場者数 | 2025年:56,685名(合同開催8展含む) |
出展社数 | 2025年:992社(合同開催8展含む) |
来場者属性 | レストランや居酒屋、給食センター、ホテル、スーパーの惣菜担当者など。実際に商品を導入する決裁権を持つ来場者が多い |
出展に向いている企業 | ・業務用食材メーカー ・冷凍食品メーカー ・調味料メーカー ・惣菜・弁当メーカー ・中食・外食業界への販路拡大を目指す企業 ・メニュー提案ができる企業 |
主催 | 日本食糧新聞社 |
参加方法 | 公式サイトから申し込み |
公式サイト |
④:ifia JAPAN 2026|国際食品素材・添加物展
ifia JAPAN 2026は、5月にパシフィコ横浜で開催される、食品の原料や添加物に特化した専門展示会です。食品素材、機能性素材、食品添加物、香料など、食品開発に欠かせない原材料が一堂に会します。
来場者は食品メーカーの開発担当者や品質管理担当者が中心で、新商品開発のための素材探しを目的としている方が多いのが特徴です。この展示会の魅力は、食品の「中身」に焦点を当てている点です。
一般的には、完成品を扱う展示会が多い中、ifiaでは原料レベルからの情報交換ができます。そのため、機能性を高めたい、コストを抑えたい、添加物を減らしたいなど、商品開発における具体的な課題解決につながる出会いが期待できます。
また、最新の食品科学技術や規制動向に関するセミナーも充実しているため、業界の最新情報をキャッチアップできる場としても価値があります。
開催頻度 | 年1回(5月開催) |
会場 | パシフィコ横浜(神奈川県横浜市) |
展示会の特徴 | 食品の原料や添加物に特化した専門展示会。食品素材、機能性素材、食品添加物、香料など食品開発に欠かせない原材料が集結。食品の「中身」に焦点を当て、原料レベルからの情報交換ができる。最新の食品科学技術や規制動向に関するセミナーも充実 |
来場者数 | 約30,000名(主催者見込み) |
出展社数 | 2025年:約350社 |
来場者属性 | 食品メーカーの開発担当者や品質管理担当者が中心。新商品開発のための素材探しを目的とする来場者が多い |
出展に向いている企業 | ・食品素材メーカー ・機能性素材開発企業 ・食品添加物メーカー ・香料メーカー ・原材料サプライヤー ・食品開発支援企業 |
主催 | 株式会社食品化学新聞社 |
参加方法 | 公式サイトから申し込み |
公式サイト |
⑤:スーパーマーケット・トレードショー2026|小売業界向け
スーパーマーケット・トレードショー2026(第60回)は、2026年2月18日〜20日に幕張メッセにて開催されました。毎年2月に幕張メッセで開催される、スーパーマーケット業界に特化した商談展示会で、前回(2025年)の来場者数は77,305名・出展社数2,237社を記録しています。
来場者はスーパーマーケットのバイヤーや店舗責任者が中心で、実際に店頭に並ぶ商品を探している方が多く訪れます。商談が成立すれば数ヶ月後には全国のスーパーで販売につながることもあり、出展企業にとって大きなビジネスチャンスとなる場です。
この展示会の特徴は、小売業界のトレンドを直接把握できることです。健康志向の商品や、簡便性を重視した時短商品、地域特産品など、消費者ニーズを反映した商品が数多く出展されます。
また、パッケージデザインや価格帯、販促方法なども重要な要素となるため、単に商品の質だけでなく、トータルでの提案力が求められます。そのため、小売店への納品を目指す食品メーカーにとって、毎年必ず押さえておきたい展示会といえるでしょう。
開催頻度 | 年1回(2月※開催済み) |
会場 | 幕張メッセ(千葉県千葉市) |
展示会の特徴 | スーパーマーケット業界に特化した商談展示会。小売業界のトレンドを直接把握できる。健康志向の商品、時短商品、地域特産品など消費者ニーズを反映した商品が多数出展。商談成立後、数ヶ月後には全国のスーパーで販売されることも |
来場者数 | 2025年:77,305人(同時開催展含む) |
出展社数 | 2025年:2,237社 |
来場者属性 | スーパーマーケットのバイヤーや店舗責任者が中心。実際に店頭に並ぶ商品を探している来場者が多い |
出展に向いている企業 | ・食品メーカー ・小売店への納品を目指す企業 ・健康志向商品メーカー ・時短商品メーカー ・地域特産品メーカー ・トータルでの提案力を持つ企業 |
主催 | 一般社団法人全国スーパーマーケット協会 |
参加方法 | 公式サイトから申し込み |
公式サイト |
※本記事で紹介している日程は2026年開催の実績です。これらは例年同時期に開催される大規模な展示会ですので、次年度以降の出展計画の参考としてご活用ください。
⑥:食品開発展2026|食品開発者のための専門展
食品開発展2026は、10月に東京ビッグサイトで開催される、食品開発に特化した技術展示会です。新しい加工技術、保存技術、品質管理システムなど、食品の研究開発に関わる最新技術が集まります。
来場者は食品メーカーの研究開発部門や品質管理部門の担当者が中心で、技術的な課題解決を目的としている方が多いのが特徴です。この展示会の魅力は、技術面での深い情報交換ができることです。
一般的には、完成品の展示が中心の展示会が多い中、食品開発展では製造プロセスや技術的な仕組みについて詳しく学べます。また、大学や研究機関も出展しているため、産学連携の機会を探すこともできます。
そのため、商品開発の技術的なブレイクスルーを求めている企業や、新しい製造方法を模索している企業にとって、貴重な情報源となる展示会です。
開催頻度 | 年1回(10月開催) |
会場 | 東京ビッグサイト(東京都江東区) |
展示会の特徴 | 食品開発に特化した技術展示会。新しい加工技術、保存技術、品質管理システムなど食品の研究開発に関わる最新技術が集結。製造プロセスや技術的な仕組みについて詳しく学べる。大学や研究機関も出展し、産学連携の機会も |
来場者数 | 2025年:37,716人 |
出展社数 | 2025年:約650社 |
来場者属性 | 食品メーカーの研究開発部門や品質管理部門の担当者が中心。技術的な課題解決を目的とする来場者が多い |
出展に向いている企業 | ・食品加工技術開発企業 ・保存技術開発企業 ・品質管理システム提供企業 ・大学・研究機関 ・技術的なブレイクスルーを求める企業 ・新しい製造方法を模索している企業 |
主催 | インフォーマ マーケッツ ジャパン株式会社 |
参加方法 | 公式サイトから申し込み |
公式サイト |
⑦:ジャパンインターナショナルシーフードショー2026|水産業界
ジャパンインターナショナルシーフードショー2026は、8月に東京ビッグサイトで開催される、水産業界に特化した国際展示会です。鮮魚、冷凍水産物、水産加工品、養殖技術など、水産に関するあらゆる商品と技術が集まります。
来場者は水産加工業者、スーパーの鮮魚担当者、飲食店経営者、商社などが中心で、国内外の水産物の仕入れを目的としている方が多いのが特徴です。この展示会の特徴は、世界各国から水産関係者が集まることです。
展示会によって異なりますが、一般的な展示会では、ノルウェーのサーモンやベトナムのエビ、国内の養殖魚など、多様な水産物を一度に比較できます。また、サステナブルシーフードや資源管理に関する情報も充実しているため、環境に配慮した調達を進めたい企業にとっても有益です。
そのため、水産物の新しい仕入れ先を探している企業や、海外展開を考えている水産加工業者にとって、必見の展示会といえるでしょう。
開催頻度 | 年1回(8月開催) |
会場 | 東京ビッグサイト(東京都江東区) |
展示会の特徴 | 水産業界に特化した国際展示会。鮮魚、冷凍水産物、水産加工品、養殖技術など水産に関するあらゆる商品と技術が集結。世界各国から水産関係者が集まる。サステナブルシーフードや資源管理に関する情報も充実 |
来場者数 | 2025年:25,022人 |
出展社数 | 2025年:650社 |
来場者属性 | 水産加工業者、スーパーの鮮魚担当者、飲食店経営者、商社などが中心。国内外の水産物の仕入れを目的とする来場者が多い |
出展に向いている企業 | ・水産加工業者 ・養殖技術開発企業 ・水産物輸出入業者 ・水産物の新しい仕入れ先を探している企業 ・海外展開を考えている企業 ・サステナブルシーフードに取り組む企業 |
主催 | 一般社団法人大日本水産会 |
参加方法 | 公式サイトから申し込み |
公式サイト |
⑧:”日本の食品”輸出EXPO|海外販路開拓向け
“日本の食品”輸出EXPO 2026は東京ビッグサイトで開催される、海外販路開拓に特化した展示会です。日本の食品を海外に輸出したい企業と、海外のバイヤーや輸入業者を結びつけることを目的としています。
来場者は海外からのバイヤーが中心で、日本食レストランや小売店の仕入れ担当者、商社など、実際に輸入を検討している方が多く訪れます。この展示会の魅力は、海外バイヤーと直接商談できることです。
一般的には、海外展開を考える際には現地の展示会に出展する必要がありますが、この展示会では国内にいながら海外ビジネスのきっかけを掴めます。また、輸出に関する規制や手続き、物流に関するセミナーも開催されるため、初めて輸出に取り組む企業でも安心して参加できます。
そのため、円安の追い風を活かして海外市場を開拓したい企業にとって、絶好の機会となる展示会です。
開催頻度 | 年2回(夏・冬) |
会場 | 東京ビッグサイト |
展示会の特徴 | 海外販路開拓に特化した展示会。日本の食品を海外に輸出したい企業と海外のバイヤーや輸入業者を結びつける。国内にいながら海外ビジネスのきっかけを掴める。輸出に関する規制や手続き、物流に関するセミナーも開催 |
来場者数 | 2025年:19,980名 |
出展社数 | 2025年:617社 |
来場者属性 | 海外からのバイヤーが中心。日本食レストランや小売店の仕入れ担当者、商社など実際に輸入を検討している来場者が多い |
出展に向いている企業 | ・海外展開を考えている食品メーカー ・輸出に取り組みたい企業 ・海外市場を開拓したい企業 ・初めて輸出に取り組む企業 ・日本食品の海外販売を目指す企業 |
主催 | RX Japan 合同会社 |
参加方法 | 公式サイトから申し込み |
公式サイト |
⑨:CAFERES JAPAN 2026|カフェ・レストラン専門展
CAFERES JAPAN 2026は、8月に東京ビッグサイトで開催される、カフェ・レストラン・居酒屋などの飲食店向け総合展示会です。食材だけでなく、厨房機器、店舗設備、食器、POSシステムなど、飲食店経営に関わるあらゆる商品とサービスが集まります。
来場者はカフェやレストランのオーナー、店舗開発担当者、メニュー開発担当者などが中心です。この展示会の特徴は、飲食店経営に必要なものが全て揃うことです。
展示会によって異なりますが、一般的な展示会では、食材の仕入れと設備の導入を別々に進める必要がありますが、CAFERESでは一度に両方の情報を集められます。
また、トレンドのメニュー提案や、店舗デザインの最新事例なども紹介されるため、新規出店や店舗リニューアルを考えている企業にとって有益です。そのため、飲食店をターゲットにした食品メーカーや、店舗向けサービスを提供する企業に適した展示会といえるでしょう。
開催頻度 | 年1回(8月開催) |
会場 | 東京ビッグサイト(東京都江東区) |
展示会の特徴 | カフェ・レストラン・居酒屋などの飲食店向け総合展示会。食材、厨房機器、店舗設備、食器、POSシステムなど飲食店経営に関わるあらゆる商品とサービスが集結。トレンドのメニュー提案や店舗デザインの最新事例も紹介 |
来場者数 | 2025年:44,427名(同時開催展含む) |
出展社数 | 2026年(予定):360社(CAFERES単体)/ 500社以上(同時開催展含む) |
来場者属性 | カフェやレストランのオーナー、店舗開発担当者、メニュー開発担当者などが中心 |
出展に向いている企業 | ・飲食店向け食材メーカー ・厨房機器メーカー ・店舗設備メーカー ・POSシステム提供企業 ・飲食店をターゲットにした企業 ・店舗向けサービス提供企業 |
主催 | TSOインターナショナル株式会社(TSO International Inc.) |
参加方法 | 公式サイトから申し込み |
公式サイト |
⑩:HCJ 2026|ホテル・外食・給食関連
HCJ 2026は、2月に東京ビッグサイトで開催される、ホテル・レストラン・給食などの業務用フードサービス業界向けの総合展示会です。業務用食材、厨房機器、テーブルウェア、衛生用品など、プロの現場で使われる商品とサービスが一堂に会します。
来場者はホテルの調理長、給食センターの責任者、レストランチェーンのバイヤーなど、大規模な食事提供を行う施設の関係者が中心です。この展示会の魅力は、大量調理に対応した業務用商品に特化していることです。
一般的には、小規模飲食店向けの展示会とは異なり、HCJでは大量購入を前提とした商談が行われます。そのため、1件の商談が成立すれば、継続的に大きなロットでの取引につながる可能性があります。
また、最新の衛生管理システムやコスト削減の手法なども紹介されるため、業務用食品を扱う企業にとって、重要なビジネスチャンスの場となる展示会です。
開催頻度 | 年1回(2月開催) |
会場 | 東京ビッグサイト(東京都江東区) |
展示会の特徴 | ホテル・レストラン・給食などの業務用フードサービス業界向けの総合展示会。業務用食材、厨房機器、テーブルウェア、衛生用品などプロの現場で使われる商品とサービスが集結。大量調理に対応した業務用商品に特化。大量購入を前提とした商談が行われる |
来場者数 | 2025年:49,334名 |
出展社数 | 2025年:859社 |
来場者属性 | ホテルの調理長、給食センターの責任者、レストランチェーンのバイヤーなど大規模な食事提供を行う施設の関係者が中心 |
出展に向いている企業 | ・業務用食材メーカー ・厨房機器メーカー ・テーブルウェアメーカー ・衛生用品メーカー ・大量調理対応商品を扱う企業 ・業務用食品を扱う企業 |
主催 | 一般社団法人日本厨房工業会 / 一般社団法人日本能率協会 |
参加方法 | 公式サイトから申し込み |
公式サイト |
首都圏の主要会場で開催される食品の展示会
首都圏では、東京ビッグサイト、幕張メッセ、パシフィコ横浜の3つの会場を中心に、多くの食品関連展示会が開催されています。これらの会場は交通の便が良く、全国から来場者が集まりやすいため、展示会の開催地として頻繁に選ばれます。
また、会場の規模も大きいため、大規模な展示会から専門性の高い中規模展示会まで、幅広いイベントが行われています。
東京ビッグサイト・幕張メッセ・パシフィコ横浜の年間スケジュール
東京ビッグサイトでは、年間を通じて食品関連の展示会が数多く開催されています。一般的には、2月から3月にかけての時期と、10月から11月にかけての時期が展示会のピークシーズンです。この時期は、新年度の商品企画や、年末商戦に向けた仕入れのタイミングと重なるため、多くのバイヤーが来場します。
幕張メッセでは、特に大規模な国際展示会が開催されることが多いのが特徴です。FOODEX JAPANやスーパーマーケット・トレードショーなど、来場者数は約7万名規模(2025年実績:72,151名)の大規模な展示会として知られています。
一方、パシフィコ横浜では、比較的専門性の高い中規模の展示会が中心です。そのため、ターゲットを絞った商談を希望する場合は、パシフィコ横浜で開催される展示会も検討してみるのがおすすめです。
首都圏開催の展示会の特徴
首都圏で開催される展示会の最大の特徴は、来場者の業種と地域が幅広いことです。東京周辺だけでなく、関東一円、さらには全国各地から来場者が集まるため、より広範囲への販路拡大が期待できます。
展示会によって異なりますが、一般的な展示会では、地方開催の展示会と比較して来場者数が多くなる傾向があります。
また、首都圏の展示会では、大手企業のバイヤーや決裁権を持つ経営層が来場する傾向があります。そのため、その場で商談が具体的に進むケースが多く、展示会後のフォローもスムーズです。
一方で、出展費用は地方開催の展示会と比べて高めに設定されていることが多いため、費用対効果をしっかりと見極めることが重要です。このように、首都圏開催の展示会は、投資額は大きいものの、その分リターンも期待できる場といえるでしょう。
関西・中部エリアで開催される食品の展示会
首都圏以外でも、関西や中部エリアでは地域に根ざした食品の展示会が開催されています。これらの展示会は、地元企業との商談機会が多く、地域特性を活かした商品開発や販路拡大に適しています。
また、首都圏の展示会と比べて出展費用が抑えられることも多いため、初めて展示会に出展する企業にとっても挑戦しやすい選択肢です。
FOOD STYLE 関西2026(インテックス大阪)
FOOD STYLE 関西は、毎年1月にインテックス大阪で開催される、関西圏最大級の食品展示会です。2026年(第18回)は1月28〜29日にすでに開催済みです。直近の2025年開催(第17回)では過去最大となる952社が出展し、関西の食品メーカーや加工業者を中心に全国から出展者が集まりました。
来場者は関西圏のスーパーや百貨店のバイヤー、飲食店経営者、食品卸業者などが中心で、主催者の来場見込みは約23,000名と発表されており、関西エリアでの販路開拓を目指す企業にとって重要な展示会です。2027年の出展をご検討の方は、次回の公式サイトをご確認ください。
この展示会の特徴は、関西ならではの食文化に根ざした商品が多く出展されることです。一般的には、だしや粉もの、漬物など、関西で好まれる味付けや食材が注目を集めます。
また、関西圏の企業同士のつながりも強いため、展示会をきっかけに地域内での取引が広がるケースも少なくありません。そのため、関西市場への参入を考えている企業や、地域に根ざした商品を持つ企業にとって、毎年注目度の高い展示会といえるでしょう。
開催頻度 | 年1回(1月※開催済み) |
会場 | インテックス大阪(大阪府大阪市) |
展示会の特徴 | 関西圏最大級の食品展示会。関西ならではの食文化に根ざした商品が多く出展される。だしや粉もの、漬物など関西で好まれる味付けや食材が注目される。関西圏の企業同士のつながりが強く、地域内での取引が広がるケースも多い |
来場者数 | 約23,000名(主催者見込み) |
出展社数 | 2025年:約952社 |
来場者属性 | 関西圏のスーパーや百貨店のバイヤー、飲食店経営者、食品卸業者などが中心 |
出展に向いている企業 | ・関西市場への参入を考えている企業 ・地域に根ざした商品を持つ企業 ・だし・粉もの・漬物などメーカー ・関西エリアでの販路開拓を目指す企業 ・関西の食文化に対応した商品を持つ企業 |
主催 | FOOD STYLE Kansai 実行委員会(株式会社イノベント) |
参加方法 | 公式サイトから申し込み |
公式サイト | |
※本記事で紹介している日程は2026年開催の実績です。これらは例年同時期に開催される大規模な展示会ですので、次年度以降の出展計画の参考としてご活用ください。
ファベックス中部2026(ポートメッセなごや)
ファベックス中部2026は、5月にポートメッセなごやで開催される、中部圏の中食・外食業界向け展示会です。愛知県を中心とした東海エリアの飲食店や給食業者、スーパーの惣菜部門担当者などが多く来場します。
展示会によって異なりますが、一般的な展示会では、名古屋圏の独特な食文化を意識した商品提案が効果的です。
この展示会の魅力は、製造業が盛んな中部エリアならではの、工場や社員食堂向けの商談機会があることです。大手製造業の給食センターや社員食堂では、毎日大量の食材が必要となるため、安定供給ができる食品メーカーとの取引を求めています。
また、名古屋圏は外食産業も活発で、独自の味付けを持つ飲食チェーンも多いため、地域特性を理解した商品開発が成功のカギとなります。このように、中部エリアでのビジネス展開を考えている企業にとって、押さえておきたい展示会です。
開催頻度 | 年1回(9月開催) |
会場 | ポートメッセなごや(愛知県名古屋市) |
展示会の特徴 | 中部圏の中食・外食業界向け展示会。製造業が盛んな中部エリアならではの工場や社員食堂向けの商談機会がある。名古屋圏の独特な食文化を意識した商品提案が効果的。安定供給ができる食品メーカーとの取引ニーズが高い |
来場者数 | 2026年(予定):12,000名(同時開催展含む) |
出展社数 | 2026年(予定):300社(同時開催展含む) |
来場者属性 | 愛知県を中心とした東海エリアの飲食店、給食業者、スーパーの惣菜部門担当者、大手製造業の給食センター・社員食堂関係者などが中心 |
出展に向いている企業 | ・中部エリアでのビジネス展開を考えている企業 ・工場や社員食堂向け食材メーカー ・安定供給ができる食品メーカー ・名古屋圏の食文化を理解した商品を持つ企業 ・中食・外食業界向け商品メーカー |
主催 | 日本食糧新聞社 |
参加方法 | 公式サイトから申し込み |
公式サイト |
食品の展示会に出展するメリット

食品の展示会への出展は、通常の営業活動では得られない多くのメリットがあります。短期間で多数の見込み客と接触でき、商品の反応を直接確認できるため、効率的なビジネス展開が可能です。ここでは、出展する主な3つのメリットについて詳しく解説します。
バイヤーとの直接商談ができる
展示会の最大のメリットは、購買決定権を持つバイヤーと直接対面で商談できることです。通常の営業活動では、アポイントを取って訪問しても、担当者に会えるまでに時間がかかることが少なくありません。
一方で、展示会では来場者の多くが仕入れ先を探している状態で訪れるため、商談がスムーズに進みます。展示会によって異なりますが、一般的な展示会では、3日間の会期中に50件から100件の名刺交換が行われます。
そのうち、実際に商談につながる割合は展示会や商品・業種によって異なりますが、それでも5件から20件の具体的な商談機会が得られることになります。また、事前アポイントを活用すれば、より確度の高い商談を設定できるため、展示会の効果を最大化できます。
このように、短期間で効率的に新規取引先を開拓できる点が、展示会出展の大きな魅力です。
試食で即時フィードバックを得られる
食品の展示会ならではのメリットは、試食や試飲を通じて、その場で商品への反応を確認できることです。カタログや説明だけでは伝わりにくい味や香り、食感を、直接体験してもらえます。
そのため、商品の魅力を最大限にアピールできるだけでなく、来場者の表情や感想から、改善点やニーズを把握することもできます。一般的には、試食を提供することで来場者の関心が高まり、商談につながりやすくなるといった声が出展企業から多く聞かれます。
また、試食中の会話から、「もう少し甘みを抑えた方がいい」「パッケージサイズを変えてほしい」といった具体的な要望を聞けることもあります。このようなフィードバックは、商品開発や改良に直接活かせる貴重な情報です。
そのため、食品の展示会では、試食の準備と提供方法に力を入れることが、成功のカギとなります。
競合の動向とトレンドを把握できる
展示会に出展するもう一つの重要なメリットは、業界全体のトレンドや競合他社の動向を一度に把握できることです。
自社ブースでの商談だけでなく、会場内を視察することで、どのような商品が注目を集めているか、どんなパッケージデザインが人気か、価格帯はどの程度かなど、市場の最新情報を収集できます。
展示会によって異なりますが、一般的な展示会では、数百社から数千社が出展しています。そのため、普段は競合として認識していなかった企業の商品や、まったく新しいアプローチの商品に出会うこともあります。
このような情報は、自社の商品戦略や価格設定を見直すきっかけになります。また、来場者がどのブースに多く集まっているか、どのようなプレゼンテーションが効果的かなども観察できるため、次回の出展に向けた改善点も見えてきます。
このように、展示会は単なる営業の場だけでなく、市場調査の貴重な機会としても活用できるのです。
出展する展示会をタイプ別に選ぶ方法

食品の展示会は、扱う商品や対象とする来場者によって、いくつかのタイプに分類できます。自社の商品特性や目的に合った展示会を選ぶことが、出展成功の重要なポイントです。ここでは、主な4つのタイプについて解説します。
加工食品・飲料系の展示会
加工食品や飲料を扱う企業には、FOODEX JAPANやファベックス、スーパーマーケット・トレードショーなどが適しています。これらの展示会では、完成品としての食品や飲料を扱うバイヤーが多く来場するため、すぐに商談につながりやすいのが特徴です。
一般的には、小売店向け、飲食店向け、給食向けなど、ターゲットとする販路によって展示会を選ぶのがおすすめです。例えば、スーパーでの販売を目指すなら、スーパーマーケット・トレードショーが最適です。
来場者のほとんどがスーパーのバイヤーであるため、商談の成立確率が高くなります。一方、飲食店への卸売を目指すなら、ファベックスやCAFEERES JAPANが効果的です。このように、自社の商品がどこで販売されることを想定しているかを明確にすることで、最適な展示会を選べます。
食品機械・製造技術系の展示会
食品製造に関わる機械や設備を扱う企業には、FOOMA JAPANが最も適しています。この展示会は食品機械に特化しているため、来場者は食品メーカーの製造部門や工場責任者が中心です。
展示会によって異なりますが、一般的な展示会では、実際に機械を動かしながらデモンストレーションを行うことで、性能や使い勝手を直接アピールできます。また、包装機械や品質検査システム、衛生管理システムなど、食品製造の周辺設備を扱う企業も、FOOMA JAPANへの出展が効果的です。
来場者は具体的な導入を検討している企業が多いため、技術的な詳しい質問や、見積もり依頼につながるケースが多いのが特徴です。そのため、製造技術や設備の優位性をしっかりと説明できる技術担当者をブースに配置することが、商談成功のカギとなります。
原料・素材・添加物系の展示会
食品の原料や素材、添加物を扱う企業には、ifia JAPANが最適です。この展示会は、食品開発に関わる原材料に特化しているため、来場者は食品メーカーの研究開発部門や品質管理部門の担当者が中心です。
一般的には、新商品の開発や既存商品の改良を目的として来場しているため、技術的な深い話ができる相手と出会いやすいのが特徴です。また、機能性素材や健康食品の原料を扱う企業にとっても、ifia JAPANは重要な展示会です。
展示会によって異なりますが、一般的な展示会では、科学的なデータや安全性の証明を求められることが多いため、エビデンスに基づいた説明資料を準備しておくことが大切です。
そのため、原料の機能性や安全性をしっかりと説明できる専門知識を持ったスタッフをブースに配置することが、商談につなげるポイントとなります。
輸出入・海外展開系の展示会
海外への輸出や、海外からの輸入を考えている企業には、”日本の食品”輸出EXPOやFOODEX JAPANの国際ゾーンが適しています。これらの展示会では、海外のバイヤーや輸入業者が多く来場するため、国際取引のきっかけを掴みやすいのが特徴です。
一般的には、英語や中国語などの多言語対応ができるスタッフをブースに配置することで、商談がスムーズに進みます。また、輸出を考える際には、現地の規制や表示ルール、物流コストなども考慮する必要があります。
展示会によって異なりますが、一般的な展示会では、輸出支援機関や物流会社も出展しているため、商談だけでなく、輸出に関する情報収集の場としても活用できます。
そのため、初めて海外展開を考えている企業でも、まずは展示会に出展して市場の反応を確かめてみることが、リスクを抑えた第一歩となります。
食品の展示会で成果を出すための準備5選

展示会で成果を出すためには、事前の準備が何よりも重要です。当日のブース対応だけでなく、展示会の数ヶ月前から計画的に準備を進めることで、商談の成功率が大きく変わります。ここでは、特に重要な5つの準備項目について解説します。
①:来場者の属性とターゲット層を把握する
展示会で成果を出すための第一歩は、どのような来場者が訪れるのかを事前に把握することです。展示会の主催者が公開している前年度の来場者データを確認すると、業種別の来場者割合や、来場者の役職、来場目的などの情報が得られます。
一般的には、主催者のウェブサイトで来場者の統計データが公開されているため、出展を決める前に必ず確認しておくことをおすすめします。
例えば、スーパーのバイヤーが多い展示会なのか、飲食店の経営者が多い展示会なのかによって、準備すべき資料や提案内容が大きく変わります。また、決裁権を持つ経営層が多いのか、現場の担当者が多いのかによっても、アプローチ方法を調整する必要があります。
このように、来場者の属性を理解することで、自社の商品がどれだけマッチするかを判断でき、効果的な展示会選びと準備につながります。
②:事前アポイントで商談枠を確保する
展示会の効果を最大化するためには、事前アポイントの活用が欠かせません。展示会当日は多くの来場者で混雑するため、じっくりと商談する時間を確保するのが難しいことがあります。
そのため、既存の取引先や、以前名刺交換したことがある企業に対して、展示会への来場を促す案内を事前に送ることが効果的です。展示会によって異なりますが、一般的な展示会では、出展者向けに来場者への招待状が用意されています。
これを活用して、重要な見込み客に個別に案内を送り、「〇月〇日の14時にブースで商談させていただけませんか」と具体的な日時を提案することで、商談の確度が高まります。
目安として、展示会の1ヶ月前から案内を始め、会期の2週間前までに最終確認を行うとスムーズです。このように、事前アポイントを取ることで、展示会当日を効率的に活用できます。
③:試食・試飲でバイヤーの関心を引く
食品の展示会では、試食や試飲の準備が商談成功の重要なカギとなります。どれだけ説明が上手でも、実際に味を確かめてもらわなければ、食品の魅力は十分に伝わりません。そのため、衛生管理に配慮しながら、魅力的な試食・試飲の提供方法を工夫することが大切です。
一般的には、小さなカップやスプーンで少量ずつ提供する方法が主流ですが、商品によっては調理デモンストレーションを行うのも効果的です。例えば、調味料であれば、その場で簡単な料理を作って試食してもらうことで、使い方のイメージが伝わりやすくなります。
また、試食の際に「この商品の特徴は〇〇です」と簡潔に説明することで、味の印象と商品情報を結びつけられます。このように、試食・試飲は単なるサービスではなく、商品の魅力を伝える重要なプレゼンテーションの一部として位置づけることが重要です。
④:名刺交換後のフォロー体制を整える
展示会で多くの名刺を集めても、その後のフォローができなければ商談にはつながりません。展示会が終わったら、できるだけ早く、目安として1週間以内にお礼のメールを送ることが大切です。
その際、展示会での会話内容を簡単に振り返り、「〇〇についてご興味をお持ちでしたので、詳細資料を添付いたします」といった具体的なフォローをすることで、相手の記憶に残りやすくなります。
また、展示会当日に名刺交換した相手を、興味度別に分類しておくことも重要です。「すぐに商談に進みたい」「サンプルを送ってほしい」「情報提供だけ希望」といったレベルに分けることで、優先順位をつけた効率的なフォローができます。
展示会によって異なりますが、一般的な展示会では、3日間で50件から100件の名刺を集めることになるため、事前にフォロー体制を整えておかないと、対応が追いつかなくなります。このように、展示会後のフォローまで見据えた準備が、成果につながるポイントです。
⑤:ブース内の導線を設計して滞在時間を延ばす
ブース内のレイアウトや導線を工夫することで、来場者の滞在時間を延ばし、商談につながる確率を高められます。一般的には、通路から見える位置に目を引くディスプレイやデモンストレーションを配置し、まずはブース内に足を踏み入れてもらうことが大切です。
その後、商品説明エリア、試食エリア、商談スペースと、自然な流れで移動できるように導線を設計します。例えば、3m×3mの小間であれば、入口に近い場所に試食コーナーを設け、奥に商談用のテーブルと椅子を配置するのが効果的です。
来場者はまず試食に引き寄せられ、そこで興味を持った方が自然と商談スペースに誘導される流れができます。また、ブース内に長く滞在してもらうことで、他の来場者からも「人気のあるブースだ」と認識されやすくなり、さらに集客効果が高まります。
このように、ブースの設計段階から来場者の動きをイメージすることが、展示会成功の重要なポイントです。
よくある質問|食品の展示会への出展について
食品の展示会への出展を検討する際、多くの企業が抱く疑問や不安があります。ここでは、特によく寄せられる質問について、具体的にお答えします。初めて出展する方でも安心して準備を進められるよう、実践的な情報をお伝えします。
初めて出展する場合の費用相場はどのくらいですか?
食品の展示会に初めて出展する場合、費用相場は展示会の規模や会場によって大きく異なります。一般的には、小間料(ブースの出展料)、装飾費、印刷物やノベルティの制作費、人件費、配送費などが必要です。
目安として、3m×3mの最小サイズのブースで出展する場合、トータルで100万円から200万円程度を見込んでおくと安心です。小間料は、展示会によって異なりますが、一般的な展示会では、1小間(3m×3m)あたり30万円から60万円程度です。
これに、バックパネルやテーブル、照明などの基本装飾で20万円から50万円、チラシやパンフレットの印刷で10万円から30万円、ノベルティで5万円から20万円といった費用が加わります。また、スタッフの交通費や宿泊費、試食用の商品代なども考慮する必要があります。
このように、初めての出展では予想以上に費用がかかることもあるため、余裕を持った予算設定が大切です。
小間数はどのサイズから出展できますか?
食品の展示会では、最小単位は1小間(3m×3m)から出展できることがほとんどです。初めて出展する企業や、商品点数が少ない企業であれば、1小間でも十分に商談を行えます。一般的には、商品を陳列するスペース、試食を行うスペース、商談用のテーブルと椅子を配置すると、ちょうど1小間で収まる程度です。
一方、商品ラインナップが多い企業や、複数の商品カテゴリーを展示したい場合は、2小間(3m×6m)以上のスペースを検討するのがおすすめです。展示会によって異なりますが、一般的な展示会では、2小間以上にすることで、ブース内にゆとりが生まれ、来場者が立ち寄りやすくなります。
また、通路に面する間口が広がることで、視認性も向上します。このように、自社の商品数や予算に合わせて、適切な小間数を選ぶことが大切です。
出展申し込みはいつまでに行えばいいですか?
展示会の出展申し込みは、早めに行うことをおすすめします。展示会によって異なりますが、一般的な展示会では、開催の6ヶ月前から3ヶ月前が申込締切となることが多いです。
人気の高い展示会では、募集開始から数週間で満席になることもあるため、出展を決めたらできるだけ早く申し込むことが重要です。また、早期に申し込むことで、ブースの配置場所を選べる可能性が高まります。
通路に面した角地や、入口に近い場所は来場者の目に留まりやすいため、人気があります。逆に、申し込みが遅れると、奥まった場所や通路から見えにくい場所しか残っていないこともあります。
目安として、展示会開催の12ヶ月前から情報収集を始め、6ヶ月前までには申し込みを完了させることで、余裕を持った準備ができます。このように、早めの行動が展示会成功の第一歩となります。
ブースの装飾や施工は自社で手配が必要ですか?
ブースの装飾や施工については、展示会の主催者が指定する施工会社に依頼する方法と、自社で手配する方法があります。展示会によって異なりますが、一般的な展示会では、基本的なバックパネルやテーブル、椅子などを含む「基礎小間」と呼ばれるパッケージが用意されています。
初めて出展する場合は、この基礎小間を利用するのが最も手軽で安心です。一方、オリジナルのブースデザインで目立たせたい場合は、展示装飾を専門とする会社に依頼することもできます。
ただし、会場によっては施工会社の選定に制限がある場合もあるため、事前に主催者に確認することが大切です。また、自社で装飾物を持ち込む場合でも、設営や撤去の時間制限、高さ制限、消防法の規制などがあります。
このように、ブース装飾にはさまざまなルールがあるため、不安な場合は展示会に慣れた会社に相談してみるのも一つの方法です。
東京ビッグサイトと幕張メッセどちらで出展すべきですか?
東京ビッグサイトと幕張メッセのどちらで出展すべきかは、自社のターゲット層と展示会の内容によって判断することが大切です。一般的には、東京ビッグサイトは都心からのアクセスが良く、幅広い業種の展示会が開催されます。
一方、幕張メッセは国際展示会や大規模な展示会が多く、海外からの来場者も多いのが特徴です。例えば、首都圏の小売店や飲食店をターゲットとする場合は、東京ビッグサイトで開催される展示会が適しています。
一方、海外展開を視野に入れている場合や、全国規模での商談を希望する場合は、幕張メッセで開催される大規模な展示会が効果的です。展示会によって異なりますが、一般的な展示会では、会場よりも「どの展示会に出展するか」の方が重要です。
そのため、まずは自社の目的に合った展示会を選び、その展示会がどちらの会場で開催されるかを確認するという順序で検討するのがおすすめです。
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食品の展示会への出展準備、チラシやパネルの印刷、ブース装飾のデザイン、プロモーション動画制作まで、複数の業者とやり取りするのは時間も手間もかかって大変ですよね。トック企画では、展示会に必要な印刷物、デザイン、動画制作、WEB制作を一箇所でご依頼いただけます。窓口が一本化されることで、準備の負担が大幅に軽減され、デザインの統一感も保てます。
トック企画は、東京ビッグサイト、幕張メッセ、インテックス大阪など、全国の主要会場で開催される展示会の出展準備をワンストップでサポートしています。
チラシやパンフレット、パネル、タペストリーなどの印刷物から、ブースで流す動画制作、展示会後のフォロー用WEBサイト制作まで、一貫してお任せいただけます。また、小回りが効く対応で、納期が迫る中でもスケジュール調整に柔軟に対応いたします。
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