Column

01/05 2025

動画制作の種類とは?それぞれの特徴やメリット・デメリットを解説

  • 動画制作の主な種類とその特徴を知りたい
  • 実写動画とアニメーション動画それぞれの制作フローやメリット・デメリットを理解したい
  • 動画の種類ごとの適した活用シーンを知りたい

上記のように、動画を制作したいけど、動画ごとにどんな種類や特徴があるのかを理解したい方は多いでしょう。

本記事では、動画制作の種類のうち「実写動画」と「アニメーション動画」に厳選して、動画の種類や特徴を詳しく解説しています。

各動画の特徴を理解して、自社の目的やテーマに合った動画制作を実現しましょう。

これから動画制作を検討されている企業様は、ぜひ株式会社トック企画の無料相談をご利用してみてください。

1977年創業で信頼と実績のある動画制作のプロが、貴社に最適な動画の種類をご提案いたします。

この記事の監修者

この記事の監修者

木林完介

木林完介

株式会社トック企画代表取締役

門前仲町生まれ。大学卒業後、3年をかけて世界一周をする。帰国後、家業の印刷・デザインの会社に就職し、2010年に代表取締役社長に就任。就任後は印刷だけでなく映像制作・WEB制作・イベント企画運営など事業を拡大する。

動画制作の種類は主に2つ

動画制作の主な種類は以下の2つに分けられます。

動画の種類

適したテーマ

実写動画

・商品やサービスの紹介動画
インタビュー動画

アニメーション動画

・子ども向けの動画
イメージ動画

それぞれの特徴を理解して、動画制作のテーマに最適な動画を選択しましょう。

実写動画

実写動画

実写動画は、実在する人物や商品、景色を使用して撮影する動画であり、リアルな雰囲気を表現できるため、ビジネスシーンで多く活用されています。

実写動画のメリットは、リアルな情報を視聴者に伝えられる点です。

実際の商品やサービス、人物の表情などを映すことで、視聴者から信頼される動画となります。

ただし、デメリットとして、出演者の手配や撮影スタジオ、ロケーション選定など、制作にかかる手間やコストが発生します。

費用対効果に配慮しながら、動画制作を行いましょう。

商品・サービス紹介動画

商品・サービス紹介動画は、実際の商品・サービスの特徴や使い方を紹介する動画で、商品・サービスの認知度向上や販売促進を目的とする場合に最適です。

商品・サービス動画では、以下の内容を映像で分かりやすく伝えられるため、顧客の購買意欲や契約意欲を高めることが期待できます。

・商品の外観や機能
サービスを利用している雰囲気
商品を使用しているシーン

写真や文章だけでは伝えきれない商品やサービスの魅力を、動画で存分にアピールしましょう。

関連記事:商品紹介の動画について解説した記事はこちら

インタビュー動画

インタビュー動画は、社員や社長、顧客など、特定の人物へのインタビューを収録した動画です。

話し手の表情や声のトーン、言葉の選び方などから、人柄や熱意が直接的に伝わるため、視聴者に良い印象を残せることが特徴です。

企業の理念や考え方などの難しい内容でも、インタビュー形式であれば自然な語り口で伝えられます。

企業や商品・サービスの背景にあるストーリーを伝えたい場合や、視聴者からの信頼感・共感を得たい場合に適しています。

関連記事:インタビュー動画について解説した記事はこちら

プロモーション動画

プロモーション動画

プロモーション動画は、商品やサービス、イベントなどを宣伝・広告するための動画です。

音楽やグラフィック、ナレーションなどを使用して、商品やサービスの魅力を伝えられるため、短時間で強いインパクトを与えられます。

さらに、視聴者の感情に訴えかけることで、購買意欲の喚起も可能となります。

新商品の発売や、キャンペーンの告知など、短期的な販促活動が目的の場合は、プロモーション動画を選択しましょう。

関連記事:プロモーション動画について解説した記事はこちら

ブランディング動画

ブランディング動画は、企業やブランドのイメージを向上させるための動画です。

企業の理念やビジョン、価値観などを伝えることで、視聴者のブランドに対する信頼や好感度の向上を目的としています。

ストーリー性のある構成や印象的なビジュアル・音楽により、視聴者のブランドに対する愛着を深める効果が期待できます。

企業のブランド戦略として、長期的な視点で定期的に発信していく際にピッタリな動画です。

関連記事:ブランディング動画について解説した記事はこちら

企業紹介動画

企業紹介動画は、企業の概要や事業内容、強みなどを紹介する動画であり、以下の内容を伝えられます。

・会社の歴史や理念
ビジネスモデル
実績

事業内容や企業文化を分かりやすく説明できれば、ステークホルダーの理解や信頼を得やすくなります。

また、社員のインタビューや仕事風景を交えることで、企業の雰囲気や働き方なども伝えられるでしょう。

採用活動や投資家向けのPR、新規顧客の開拓など、さまざまな場面で活用できる動画です。

採用動画(リクルート動画)

採用動画(リクルート動画)

採用動画(リクルート動画)は、企業の採用活動を支援するための動画です。

企業の雰囲気や働き方、社員の声などを伝えられるため、求職者に企業の魅力をアピールできます。

以下のような、求職者が知りたい情報を盛り込むことで、企業に対する理解や共感を深められます。

・職場の雰囲気
社員の様子や人柄
福利厚生

また、仕事のやりがいや成長機会について触れられると、優秀な人材の獲得にもつながります。

新卒採用や中途採用など、人材獲得に力を入れる企業は、採用動画に注力しましょう。

関連記事:採用動画について解説した記事はこちら

アニメーション動画

アニメーション動画

アニメーション動画は、イラストやキャラクター、CGを使って制作した動画のことを指します。

動画の特徴としては、ポップで親しみやすい印象を視聴者に与えられるため、子ども向けの動画やイメージ動画で広く活用される傾向があります。

アニメーション動画のメリットは、以下の通りです。

・実写では表現しにくい動きや風景、キャラクターを自由に表現できる
制作コストを抑えられる
修正や再利用がしやすい

一方で、実写動画と比べるとリアリティや共感性が低下してしまう点や、制作する内容によって実写動画よりもコストが高くなってしまう点に留意が必要です。

アニメーション動画を活用する際は、伝えたいメッセージや訴求したい対象に合わせて、適切な表現方法を選択しましょう。

関連記事:アニメーション動画について解説した記事はこちら

イラストアニメーション

イラストアニメーションは、手書きのイラストやデジタルイラストを用いたアニメーション動画を指します。

イラストアニメーションの特徴は、温かみのある絵柄や親しみやすいキャラクターにより、見ている人に優しい印象を与えられます。

また、イラストならではの自由度の高さを活かして、実写では表現しにくい抽象的な概念や商品の使用イメージなどの表現も可能です。

商品やサービスの魅力を、柔らかいタッチで伝えたい場合に適した動画です。

線画アニメーション

線画アニメーションは、シンプルな線画のイラストを使ったアニメーション動画です。

余計な装飾をせずに、必要最小限の線だけでの表現により、メッセージを明確に伝えられる特徴があります。

シンプルな表現ながら、動きや演出によって視聴者の注意を引き付けて、印象に残りやすい動画の制作が可能です。

モノクロの線画を使うと、色の組み合わせによる先入観を排除できるため、情報に焦点を当てられます。

複雑な情報を整理して分かりやすく伝えたい場合に、最適な動画となっています。

モーショングラフィックス

モーショングラフィックス

モーショングラフィックスは、グラフィックデザインにアニメーションの要素を取り入れた動画を指します。

テキストやシェイプ、写真などの静止画に動きを加えるため、視覚的に魅力的な表現が可能となります。

また、データやプロセスなどの複雑な情報も、視覚的に分かりやすく説明できることも特徴です。

モーショングラフィックスは、商品やサービスの特徴をスタイリッシュに伝えたい場合に最適です。

インフォグラフィックスアニメーション

インフォグラフィックスアニメーションとは、「情報(information)」と「グラフィック(graphic)」を組み合わせた造語で、データや統計、プロセスなどの情報を、視覚的に表現できる手法です。

グラフや図解などを用いて複雑な情報を整理し、イメージしやすい形で伝えられます。

また、アニメーションを加えることで、情報の流れや因果関係なども動的に表現できるため、視聴者が理解しやすい動画に仕上がります。

データに基づいた説得力のある主張を視覚的に訴求したい場合は、インフォグラフィックスアニメーションがおすすめです。

ホワイトボードアニメーション

ホワイトボードアニメーションは、ホワイトボードに手書きのイラストやテキストを書き加えていく形式のアニメーション動画です。

リアルタイムで書き加えられていく様子を見ることで、目の前で説明を受けているかのような臨場感があり、視聴者の集中を持続させる効果が期待できます。

商品・サービスの仕組みや使い方を丁寧に説明したい場合に最適な動画です。

タイポグラフィアニメーション

タイポグラフィアニメーション

タイポグラフィアニメーションは、テキストやタイポグラフィ(文字の配置や書体、色などの設計)に動きを加えたアニメーション動画のことを指します。

タイポグラフィアニメーションでは、以下のような文字の動きや変化によって、メッセージを印象的に伝えられます。

・文字の拡大
・縮小、
文字の移動
文字の変形

また、色や書体を巧みに使い分けることで、情報の強弱や優先順位などの表現も可能です。

キャッチコピーやスローガンなど、短いメッセージを強く訴求する場合は、タイポグラフィアニメーションがピッタリです。

キャラクターアニメーション

キャラクターアニメーションは、オリジナルのキャラクターや、既存のキャラクターを用いたアニメーション動画です。

キャラクターの 個性やストーリー性のある展開によって、視聴者の感情に訴えかけられる特徴があります。

例えば、愛らしい外見や、親しみやすい性格のキャラクターを使うことで、商品やサービスに対する好感度を高められるでしょう。

子ども向けの商品やサービス、エンターテインメント性の高いプロモーションで、効果を発揮してくれる手法です。

ピストグラムアニメーション

ピクトグラムアニメーションは、ピクトグラム(単純化された図記号)を用いたアニメーション動画のことで、言語を超えて直感的に情報を伝えられます。

例えば、複雑な概念や手順の説明も、ピクトグラムを使えば図形の動きや変化によって、情報の流れや因果関係などを表現できるでしょう。

多言語展開を想定したグローバルなプロモーションや、ユニバーサルデザインが求められる場面に適した動画となります。

3Dアニメーション

3Dアニメーション

3Dアニメーションは、3DのCGを用いたアニメーション動画であり、リアリティのある映像を制作できます。

特徴としては、実写では再現が難しい壮大なシーンや、ダイナミックなタイポグラフィアニメーションアクションを表現できます。

さらには、商品の細部まで3Dアニメーションで詳細に再現できるため、よりリアルな使用イメージを伝えられるでしょう。

製品デモンストレーションや技術的な説明など、リアリティが求められる場面に適した動画手法です。

フルアニメーション

フルアニメーションは、一枚一枚のイラストを描き起こし、滑らかに連続させることで作られるアニメーション動画のことです。

キャラクターの表情や動き、背景の描き込みなど、細部までこだわった高品質な映像が特徴です。

さらには、繊細な表現力によって、キャラクターの感情や心理状態などもリアルに描写できるため、視聴者からの共感が得られるでしょう。

フルアニメーションは、長尺の映像作品や高いクオリティが求められる映像制作での活用がおすすめです。

アイソメトリックアニメーション

アイソメトリックアニメーションは、アイソメトリック(等角投影)という手法を用いたアニメーション動画のことです。

平面的なイラストでありながら、立体的な奥行きを表現できるのが特徴で、建物や街並み、室内空間など、立体的な構造物を分かりやすく表現できます。

アイソメトリックアニメーションは、以下の分野に最適です。

・不動産
建築
インテリアデザイン

空間の把握が重要となるシーンでは、アイソメトリックアニメーションの活用が最適です。

ここまで、さまざまなアニメーション動画の種類を紹介してきました。

ちなみに、トック企画では、CG、アニメーション、合成などの映像制作チームが在籍しており、全編フルアニメーションから文字アニメーションまで構成・演出に合わせた表現の制作が可能です。

これから動画制作を検討されている企業様は、ぜひ株式会社トック企画の無料相談をご利用してみてください。

動画制作の種類に関するよくある質問

ここでは、動画制作の種類に関してよく寄せられる質問を2つ紹介します。

1.アニメーション動画の制作事例はありますか?
2.
YouTube動画のアカウントはジャンル分けした方がいいですか?

動画制作に関するよくある質問を事前に把握して、スムーズな動画制作を実現させましょう。

アニメーション動画の制作事例はありますか?

アニメーション動画の制作事例を、以下の2社から紹介します。

【タクトホーム株式会社(注文住宅や分譲マンション、住宅メンテナンス事業を行う会社)】

タクトホーム

公式サイト
アニメーション動画のYouTubeページ

【株式会社ジェーシービー(国際カードブランドJCBを提供する金融会社)】

JCB

公式サイト
アニメーション動画のYouTubeページ

これらの事例のように、住宅関連企業や金融企業などでアニメーション動画の活用が多い傾向にあります。

親しみやすいイメージを与えつつ、サービスの特徴や魅力を分かりやすく伝えたい方は、アニメーション動画の制作を検討してみましょう。

YouTube動画のアカウントはジャンル分けした方がいいですか?

YouTube動画のアカウントは、ジャンルを細分化した運用がおすすめです。

特定ジャンルの動画だけを投稿するチャンネルとして運用すれば、視聴者から専門性や権威性のあるチャンネルと認知されやすくなるからです。

さらに、同ジャンルのチャンネルでおすすめ動画として表示されやすくもなるため、登録者数も伸びる可能性が上がります。

ただし、ニッチすぎるジャンルの動画は、視聴者自体が少なくて視聴されないケースもあるため、慎重なジャンル選びが大切です。

自社の動画がどのようなユーザーをターゲットにしているかを考慮しつつ、適切なジャンル分けを実施して視聴者を獲得していきましょう。

動画の種類ごとの特徴やメリットを理解して適切に使い分けよう!

本記事で解説した実写動画とアニメーション動画のそれぞれの種類を理解できると、制作したい動画のテーマに最適な手法を選択できるようになります。

特に、実写動画では「商品・サービス紹介動画」や「インタビュー動画」が適しており、アニメーション動画は「子ども向けの動画」や「イメージ動画」におすすめです。

動画制作のコストや期間も検討した上で、制作する動画の種類を選定しましょう。

これから動画制作を検討されている企業様は、ぜひ株式会社トック企画の無料相談をご活用ください。

4K収録シネマカメラなどの本格的な機材による高画質な実写動画や、全編フルアニメーションや文字アニメーションの制作が可能です。

動画制作のプロが、貴社の課題やニーズに合わせて、最適な動画の種類をご提案いたしますので、まずはお気軽にご相談ください。

トック企画への無料相談(Web制作、動画制作、印刷)

ページ上部へ戻る