最終更新日:2025/12/25

展示会のバナースタンドのおしゃれなデザイン・サイズ選びのポイント

サムネイル

展示会の準備を進める中で、「バナースタンドはどれを選べばいいの?」「デザインはどうすれば目立つの?」と悩んでいませんか?バナースタンドは、通路を歩く来場者の視線を集め、ブースへの誘導や商品の魅力を伝える重要なツールです。

この記事では、バナースタンドの種類やサイズの選び方、集客効果を高めるデザインのポイントまで、展示会準備に必要な情報を詳しく解説します。

全国の展示会準備をワンストップでサポート

無料相談してみる

この記事の監修者

この記事の監修者

木林完介

木林完介

株式会社トック企画代表取締役

門前仲町生まれ。大学卒業後、3年をかけて世界一周をする。帰国後、家業の印刷・デザインの会社に就職し、2010年に代表取締役社長に就任。就任後は印刷だけでなく映像制作・WEB制作・イベント企画運営など事業を拡大する。

資料ダウンロード

目次

展示会のバナースタンドとは?ブースで果たす役割

バナースタンドは、展示会ブースに設置する自立式の広告ツールです。この理由は、ブースの外から見える場所に設置することで、通路を歩く来場者の注目を集め、自社ブースへ誘導する役割を果たすためです。

例えば、新製品の写真や会社名を大きく掲載したバナースタンドをブース入口に配置することで、遠くからでもどのような企業が出展しているのかを認識してもらえます。つまり、バナースタンドは「ブースの顔」として、第一印象を左右する重要なツールということです。

バナースタンドが展示会で必要な理由

展示会場は多くのブースが並ぶため、来場者の視線を引くための工夫が不可欠です。バナースタンドがあれば、ブースの外観に高さと動きを加えることができ、平面的な展示に立体感を生み出せます。また、会場の照明や周囲のブースに埋もれることなく、自社の存在をアピールできる点も大きなメリットです。

さらに、設置も撤去も簡単なので、展示会当日の限られた時間の中でも効率的にブース設営を進められます。このように、バナースタンドは展示会における「集客の入口」として、準備しておきたいアイテムの一つと言えます。

展示会バナーを活用することで得られるメリット3選

展示会バナーには、以下の3つの大きなメリットがあります。

高さのあるバナースタンドは、通路を歩く来場者の視界に入りやすく、ブースの場所を認識してもらうための目印になります。また、床面積をほとんど使わずに縦方向の空間を活用できるため、3m×3mといった狭小ブースでも効果的な訴求が可能です。

さらに、一度本体を購入すれば、印刷面を交換するだけで異なるメッセージの訴求もできるため、年に複数回展示会に出展する企業にとっては、長期的に見て経済的と言えます。

展示会バナースタンドの種類と選び方

バナースタンドには複数のタイプがあり、それぞれ特徴が異なります。そのため、展示会の規模や設置場所、予算に応じて最適なタイプを選ぶことが重要です。

例えば、毎回異なる展示会に出展する場合は持ち運びやすいロールアップバナーが便利ですし、屋外イベントであれば風に強いLバナーが適しています。つまり、バナースタンド選びは「どこで、どのように使うか」を明確にすることから始めると良いでしょう。

ロールアップバナー

ロールアップバナーは、印刷面を本体のケースに巻き取る構造で、持ち運びと設置が簡単なことから展示会で最も多く使われています。この理由は、一人でも数分で設置できる手軽さと、専用ケースに収納すればコンパクトになる利便性が高く評価されているためです。

例えば、幕張メッセや東京ビッグサイトのような大規模展示会でも、多くの企業がロールアップバナーをブース入口に設置して来場者を誘導しています。また、本体は繰り返し使えるため、印刷面だけを交換すれば新しいデザインにも対応できる点も魅力です。

Xバナー・Iバナー

Xバナーは、X字型のフレームに印刷面を引っ掛けるシンプルな構造で、コストを抑えたい場合に適しています。一方、Iバナーは縦長のポール2本で印刷面を支える形状で、スリムな設置スペースに向いています。これらのタイプは本体価格が比較的安価で、軽量なため持ち運びも楽です。

ただし、ロールアップバナーと比べると安定性がやや劣るため、人通りの多い場所では転倒防止の工夫が必要になる場合もあります。短期間のイベントや予算を抑えたい初めての展示会出展には、検討してみる価値があるタイプです。

Lバナーと屋外用バナー

Lバナーは、L字型の支柱で印刷面を支える構造で、重量のある台座により高い安定性を実現しています。この理由は、屋外や風の影響を受けやすい場所でも転倒しにくい設計になっているためです。例えば、展示会場のエントランスや屋外イベントスペースなど、風が吹き込む環境では、Lバナーを選ぶことで安全面での心配が軽減されます。

また、屋外用バナーは防水性や耐候性に優れた素材を使用しているため、雨天時でも問題なく使用できます。安全面を重視する場合や、屋外での使用を想定している場合は、これらのタイプを検討してみてはいかがでしょうか。

バックパネル

バックパネルは、ブースの背面全体を覆う大型のパネル式バナーで、ブランドイメージを大きく訴求したい場合に効果的です。一般的な展示会では、3m×3mや6m×3mといった大型ブースで使用されることが多く、企業ロゴや製品イメージを壁面いっぱいに展開できます。複数枚のパネルを組み合わせることで、ブース全体に統一感のある世界観を作り出せる点が特徴です。

ただし、サイズが大きいため持ち運びには専用のケースや運搬手段が必要になります。予算に余裕があり、ブース全体のデザインを重視したい場合には、検討してみる価値があるでしょう。

展示会バナースタンドのサイズ選び

バナースタンドのサイズは、設置するブースのスペースや訴求したい内容によって最適なものが変わります。そのため、まずは自社ブースの広さと、バナーで何を伝えたいかを明確にすることが大切です。

例えば、小間数が少ない小型ブースでは大きすぎるバナーは圧迫感を与えてしまいますし、逆に大型ブースでは小さなバナーだと存在感が薄れてしまいます。つまり、サイズ選びは「バランス」を意識することがポイントになります。

標準的なバナースタンドのサイズ展開

展示会で使用されるバナースタンドは、幅が600mm〜1200mm、高さが2000mm前後のサイズが主流です。具体的には、W600×H1800mm、W850×H2000mm、W1000×H2000mm、W1200×H2000mmといったサイズが一般的に販売されています。

この理由は、展示会場の天井高や通路幅に合わせた規格として、これらのサイズが使いやすいためです。また、印刷会社によってはオーダーメイドのサイズにも対応していますが、標準サイズの方が価格も抑えられる傾向があります。

初めて展示会に出展する場合は、まず標準サイズから検討してみることをおすすめします。

W850×H2000mmが最も人気の理由

W850×H2000mmのサイズは、展示会のバナースタンドとして広く選ばれている定番サイズです。

この理由は、通路を歩く来場者の視線の高さに収まりやすく、視認性と設置スペースのバランスが良いためです。例えば、3m×3mの小間ブースであれば、このサイズのバナースタンド2本を左右に配置しても圧迫感がなく、商品展示や接客スペースも十分に確保できます。

また、印刷面積も適度にあるため、会社名、商品画像、キャッチコピーといった必要な情報を見やすくレイアウトできます。迷った場合は、まずこのサイズを基準に検討してみてはいかがでしょうか。

設置場所と目的別のサイズ選定ポイント

バナースタンドのサイズは、設置場所と訴求目的に応じて選ぶことが効果的です。

ブース入口に設置して遠くからの誘導を目的とする場合は、W1000mm以上の幅広サイズが視認性を高めます。一方、商談スペースの背面や製品説明用として使う場合は、W600〜850mmのコンパクトなサイズでも十分です。また、複数のバナースタンドを並べて配置する場合は、同じ高さで統一することでブース全体に一体感が生まれます。

このように、「誰に、何を伝えたいか」を考えながらサイズを選ぶと、限られたブーススペースを効果的に活用できます。

展示会バナースタンドの素材選び

バナースタンドの印刷面に使われる素材は、使用環境や期間によって適切なものが異なります。そのため、素材の特徴を理解して選ぶことで、コストと品質のバランスを最適化できます。

例えば、年に何度も展示会に出展する場合は耐久性の高い素材を選び、単発のイベントであれば経済的な素材を選ぶといった使い分けが可能です。つまり、素材選びは「どれくらいの期間、どのような環境で使うか」を基準に考えるとスムーズです。

トロマット(ポリエステル)

トロマットは布地素材で、発色の良さと適度な耐久性を兼ね備えた人気の素材です。この理由は、印刷の色が鮮やかに再現され、折りたたんでもシワになりにくい特性があるためです。

例えば、年に2〜3回の展示会に出展する企業であれば、トロマットを選ぶことで複数回の使用に耐えられます。また、光沢を抑えたマットな質感は高級感があり、BtoB展示会での使用にも適しています。

価格と品質のバランスが良いため、迷った場合はトロマットを選んでおくと安心です。

ターポリン(ビニール系)

ターポリンは、ビニール系の素材で防水性と耐久性に優れており、屋外イベントや長期間の展示に適しています。雨や湿気に強いため、屋外での展示会や梅雨時期のイベントでも安心して使用できます。

また、厚みがあるため破れにくく、何度も繰り返し使用できる点もメリットです。ただし、布地と比べるとやや重量があり、折りたたみ時にシワが目立ちやすい場合もあります。

年に何度も展示会に出展する企業や、屋外での使用を想定している場合には、ターポリンを選ぶと長期的にコストを抑えられるでしょう。

合成紙・ユポ

合成紙やユポと呼ばれる素材は、紙のような質感がありながら破れにくく、短期間のイベントに適しています。価格が比較的安価なため、1回限りの展示会や季節限定のキャンペーンで使用する場合に経済的です。

印刷の仕上がりも美しく、文字情報を多く掲載したい場合にも読みやすい素材と言えます。ただし、長期間の使用や繰り返しの折りたたみには向いていないため、使用期間を考慮して選ぶことが大切です。

初めての展示会出展で予算を抑えたい場合は、検討してみる価値があります。

展示会場によっては防炎素材が必要な場合も

展示会によっては、消防法の規定により防炎加工された素材の使用が義務付けられている場合があります。特に東京ビッグサイトや幕張メッセといった大規模展示会場では、防炎ラベル付きの素材を使用することが求められるケースが多いです。

そのため、バナースタンドを発注する際は、出展する展示会の規定を事前に確認しておくことが重要です。多くの印刷会社では、防炎加工に対応した素材を取り扱っていますので、発注時に「防炎加工が必要」と伝えれば対応してもらえます。

このような規定を把握しておくことで、展示会当日にトラブルを避けることができます。

展示会バナースタンドで集客効果を高めるおしゃれなデザインのポイント5選

バナースタンドは、デザイン次第で集客効果が大きく変わる重要なツールです。そのため、単に情報を詰め込むのではなく、来場者の視線を引き、興味を持ってもらえるデザインを心がけることが大切です。

例えば、通路を歩く来場者は数秒でバナーの内容を判断するため、パッと見て理解できるシンプルで印象的なデザインが効果的です。つまり、「見やすさ」と「インパクト」のバランスを意識することが、集客につながるデザインのポイントと言えます。

①実物大の写真で商品の魅力を伝える

製品の実物大写真をバナーに使用することで、来場者に商品のサイズ感や質感を直感的に伝えられます。この理由は、文字だけの説明よりも視覚的な情報の方が記憶に残りやすく、興味を引きやすいためです。

例えば、機械製品や家具など、サイズが重要な商品を扱う場合、実物大の写真を掲載することで「実際に見てみたい」という気持ちを喚起できます。また、人物と一緒に写すことでスケール感が伝わりやすくなり、ブースへの立ち寄りを促す効果も期待できます。

このように、写真の使い方一つで訴求力が大きく変わることを覚えておきましょう。

②製品の特徴やスペックを大きく訴求する

バナースタンドには、製品の最も重要な特徴やスペックを大きな文字で目立つように配置することが効果的です。来場者は通路を歩きながらバナーを見るため、小さな文字や複雑な説明は読んでもらえない可能性が高いからです。

例えば、「軽量化を実現」「コスト削減」「短納期対応」といった具体的なメリットを数値とともに大きく掲載することで、遠くからでも訴求ポイントが伝わります。また、フォントサイズは大きめに設定することで、視認性が確保できます。

情報を絞り込み、本当に伝えたいことだけを大きく配置する勇気も必要です。

③自社社員を登場させて信頼感を演出

バナーのデザインに自社の社員や開発チームの写真を使用することで、親しみやすさと信頼感を演出できます。この理由は、人の顔が写っていると「どんな人が作っているのか」「相談しやすそう」といった安心感を来場者に与えられるためです。

例えば、BtoB展示会では、エンジニアや営業担当者の笑顔の写真をバナーに掲載している企業も多く見られます。また、「このスタッフがブースでお待ちしています」といったメッセージを添えることで、来場者が気軽に声をかけやすくなる効果も期待できます。人の温かみを感じさせるデザインは、記憶に残りやすいというメリットもあります。

④大きなサイズとインパクトで印象付ける

バナースタンドは、他のブースと差別化するために、大きなサイズと視覚的なインパクトを意識することが重要です。展示会場では多くのブースが並んでいるため、目立たなければ来場者の記憶に残りません。

例えば、鮮やかな色使いやコントラストの強い配色を選ぶことで、通路を歩く来場者の視線を引くことができます。また、W1200mm以上の幅広バナーを使用したり、複数本を連続して配置したりすることで、より大きなインパクトを生み出せます。

ただし、派手すぎて企業イメージと合わない場合もあるため、ブランドの世界観とのバランスを考えながらデザインすることが大切です。

⑤他の販促物と統一デザインでブースに一体感を

バナースタンドのデザインは、チラシ、パンフレット、ノベルティといった他の販促物と統一感を持たせることで、ブース全体の印象を強めることができます。この理由は、色使いやフォント、ロゴの配置などが統一されていると、プロフェッショナルな印象を与え、ブランドイメージが定着しやすくなるためです。

例えば、企業カラーをバナーと配布物の両方に使用したり、同じキャッチコピーを繰り返し配置したりすることで、来場者の記憶に残りやすくなります。複数の業者に別々に発注すると、デザインがバラバラになってしまう可能性があるため、ワンストップで対応できる会社に相談すると統一感を保ちやすくなります。

展示会バナースタンドを効果的に活用するポイント4選

バナースタンドは、ただ設置するだけでなく、戦略的に配置して活用することで集客効果を最大化できます。そのため、設置場所や訴求内容を事前にしっかり計画することが重要です。

例えば、ブースのどこに何を配置するかを図面に書き出してシミュレーションすることで、当日スムーズに設営できます。つまり、バナースタンドの効果を高めるには「準備段階での計画」が鍵になると言えます。

①設置場所ごとに役割を分ける

バナースタンドを複数本使用する場合は、それぞれの設置場所に応じて訴求内容を変えることが効果的です。例えば、ブース入口には企業名や主力製品を大きく掲載して来場者を誘導し、ブース内部には製品の詳細スペックや導入事例を配置するといった使い分けができます。

また、商談スペースの背面には会社の理念やビジョンを掲示して、信頼感を演出するという方法もあります。このように、「誰に、何を伝えるか」を場所ごとに明確にすることで、バナースタンドの役割が整理され、来場者にとって分かりやすい展示になります。

②ターゲットに合わせた訴求内容の工夫

バナースタンドのデザインや訴求内容は、ターゲットとする来場者層に合わせて調整することが大切です。この理由は、BtoB展示会と一般消費者向けイベントでは、来場者が求める情報や興味を持つポイントが異なるためです。

例えば、BtoB展示会では技術仕様やコスト削減効果といった具体的なメリットを前面に出し、一般消費者向けでは感情に訴えるキャッチコピーやライフスタイル提案を重視すると効果的です。

また、ターゲットの年齢層に応じてフォントサイズや色使いを調整することも、視認性を高める工夫の一つです。ターゲットを明確にすることで、より刺さるメッセージを届けられます。

③環境に応じた素材選びで長持ちさせる

バナースタンドを長く使用するためには、設置環境に適した素材を選ぶことが重要です。屋内の空調が効いた展示会場であれば、発色の良いトロマットで問題ありませんが、屋外や湿度の高い環境ではターポリンのような耐久性の高い素材が適しています。

また、複数回の展示会で使用する予定がある場合は、折りたたみ時にシワになりにくい素材を選ぶと、毎回美しい状態で展示できます。素材選びを間違えると、せっかく制作したバナーが早期に劣化してしまう可能性があるため、発注時に使用環境を伝えて相談することをおすすめします。

④安全面への配慮|転倒防止と通行の妨げ対策

バナースタンドを設置する際は、安全面への配慮も忘れてはいけません。展示会場は多くの来場者が行き交うため、バナースタンドが転倒すると怪我につながる恐れがあります。そのため、設置場所は通路の妨げにならない位置を選び、必要に応じて重りや固定具で転倒防止の対策を講じることが大切です。

また、風が吹き込みやすいエントランス付近や屋外スペースでは、安定性の高いLバナーを選ぶか、追加のウェイトを使用すると安心です。安全に配慮した設置を心がけることで、来場者にも安心して立ち寄ってもらえるブースになります。

展示会バナースタンドの価格相場と発注の流れ

バナースタンドの制作を検討する際、気になるのが価格と納期です。まず、価格相場を把握することで予算計画が立てやすくなり、納期の目安を知ることで余裕を持った準備スケジュールが組めます。

例えば、展示会の準備は3ヶ月前から始めるのが理想的ですが、デザイン制作や印刷の期間を考慮すると、遅くとも1ヶ月前には発注を完了させておきたいところです。つまり、早めの見積もり依頼と発注が、スムーズな展示会準備のポイントになります。

バナースタンド本体と印刷込みセットの価格相場

ロールアップバナーの場合、本体と印刷込みのセットで目安として10,000円〜30,000円程度が一般的な価格帯です。W850×H2000mmの標準サイズであれば、15,000円前後で購入できるケースが多く見られます。Xバナーはより安価で、6,000円〜15,000円程度から入手可能です。

ただし、屋外用や大型サイズの場合は20,000円〜30,000円程度になる場合もあります。一方、Lバナーやバックパネルは、サイズが大きく本体の構造も複雑なため、30,000円〜100,000円以上になる場合もあります。

これらの価格は素材や印刷品質によっても変動するため、複数の会社から見積もりを取って比較検討することをおすすめします。

デザイン制作費の相場と依頼先による違い

バナースタンドのデザイン制作を外注する場合、目安として20,000円〜50,000円程度の費用がかかります。この理由は、デザイナーがヒアリングを行い、企業のブランドイメージや訴求ポイントを理解した上でデザインを作成するためです。

例えば、写真撮影やイラスト制作が必要な場合は、さらに追加費用が発生することもあります。一方、テンプレートを使用した簡易的なデザインであれば、5,000円〜10,000円程度で対応してくれる会社もあります。

デザイン制作と印刷をセットで依頼できる会社であれば、トータルコストを抑えられる可能性があるため、検討してみる価値があります。

納期の目安とスムーズに進める発注スケジュール

バナースタンドの制作には、一般的にデザイン確定後から納品まで1〜2週間程度かかります。展示会によって異なりますが、一般的な準備スケジュールとしては、展示会の3ヶ月前からデザインの検討を始め、2ヶ月前には発注を完了させることが理想的です。

この理由は、デザインの修正や素材の選定に時間がかかる場合があるためです。例えば、初稿のデザインから修正を経て最終版が完成するまでに、1〜2週間程度かかるケースも珍しくありません。

また、繁忙期(展示会シーズン)には納期が延びる可能性もあるため、余裕を持ったスケジュールで進めることをおすすめします。

よくある質問|展示会バナースタンドの疑問を解消

展示会のバナースタンドについて、多くの方が同じような疑問を持たれています。ここでは、よくある質問とその回答をまとめました。これらの情報が、皆さんの準備の参考になれば幸いです。

バナー1件いくらで制作できますか?

ロールアップバナーであれば、本体と印刷込みで目安として15,000円〜25,000円程度で制作できます。

ただし、デザインを一から作成する場合は別途デザイン費が必要になり、トータルで30,000円〜50,000円程度になることが一般的です。既存のデザインデータがある場合や、テンプレートを使用する場合は、より低価格で制作できる可能性もあります。

複数本をまとめて発注すると、割引が適用される会社もあるため、見積もり時に確認してみることをおすすめします。

イベントバナーとは何ですか?

イベントバナーとは、展示会やイベント会場で使用される自立式の広告ツール全般を指します。

具体的には、ロールアップバナー、Xバナー、Lバナーといった種類があり、企業名や商品情報を掲載して来場者の注目を集める役割を果たします。展示会だけでなく、セミナーや店頭プロモーション、企業の受付スペースなど、さまざまな場面で活用されています。

持ち運びや設置が簡単なため、一つ持っておくと様々なシーンで使い回せる便利なツールです。

バナーとタペストリーの違いは何ですか?

バナーは自立式のスタンドで床に設置するのに対し、タペストリーは天井や壁に吊り下げて使用する点が大きな違いです。

バナーは床面積を多少使いますが、高さのある訴求ができ、設置も簡単です。一方、タペストリーは床面積を使わずに済むため、狭いスペースでも活用できますが、天井から吊り下げる許可が必要な展示会場もあります。

どちらを選ぶかは、ブースの構造や展示会場のルールによって判断すると良いでしょう。両方を組み合わせて使用する企業も多く見られます。

ロールアップバナーの標準サイズは?

ロールアップバナーの標準サイズは、幅が850mm、高さが2000mm前後が最も一般的です。

このサイズは、視認性と設置スペースのバランスが良く、多くの展示会で使いやすいとされています。他にも、W600×H1800mmやW1000×H2000mmといったサイズもありますが、初めて制作する場合はW850×H2000mmを選ぶと安心です。

また、印刷会社によっては細かいサイズ調整に対応してくれる場合もあるため、特別な希望がある場合は相談してみてください。

展示会バナーのデザインで注意すべき点は?

展示会バナーのデザインで最も注意すべきは、「遠くからでも読める大きな文字」と「シンプルで分かりやすい構成」です。

通路を歩く来場者は数秒でバナーを判断するため、情報を詰め込みすぎると逆効果になります。また、企業カラーを効果的に使い、他の販促物と統一感を持たせることで、ブランドイメージが定着しやすくなります。

さらに、高解像度の画像を使用することで、印刷時の仕上がりが美しくなる点にも注意が必要です。デザインに不安がある場合は、展示会に慣れた制作会社に相談すると、効果的なアドバイスがもらえます。

展示会バナースタンドの準備ならトック企画へご相談ください

東京ビッグサイト・幕張メッセなど全国の展示会準備をワンストップでサポート

展示会の準備は、バナースタンドだけでなく、チラシ、パンフレット、動画、ノベルティなど、多くの販促物が必要になります。それぞれを別々の業者に発注すると、デザインの統一感を保つことが難しく、やり取りにも時間がかかってしまいます。

トック企画では、印刷・デザイン・動画・WEB制作をワンストップで対応しているため、ブース全体の世界観を統一しながら、効率的に準備を進めることができます。

また、展示会準備に慣れたスタッフが、スケジュール管理からデザイン提案まで丁寧にサポートいたしますので、初めての展示会出展でも安心してお任せいただけます。展示会の成功に向けて、ぜひお気軽にご相談ください。

全国の展示会準備をワンストップでサポート

無料相談してみる

ページ上部へ戻る