展示会への出展を検討しているけれど、どの展示会に出れば良いのか迷っていませんか。製造業向けの展示会は年間を通じて数多く開催されており、それぞれに特徴や来場者層が異なります。
この記事では、製造業の企業様が出展を検討すべき主要な展示会14選を、開催時期や規模、特徴とともに詳しくご紹介します。さらに、出展前の確認ポイントや成果を出すためのコツもお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。
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目次
製造業の展示会とは?出展で得られる3つの価値

製造業の展示会とは、工場の自動化や加工技術、部品・材料など、ものづくりに関わる製品やサービスを展示する商談の場です。そのため、実際に製品を手に取ったり、機械の動きを見たりすることで、カタログだけでは伝わらない価値を直接アピールできるという特徴があります。
ここでは、展示会に出展することで得られる3つの主な価値について解説します。
実機展示で技術力を直接アピールできる
製造業の強みは、目で見て触れられる「技術」にあります。展示会では実際に機械を動かしたり、加工サンプルを展示したりすることで、自社の技術力を来場者に直接伝えられます。例えば、精密加工の仕上がりや、ロボットの動作スピードといった要素は、カタログの写真だけでは伝わりにくいものです。
しかし展示会なら、その場で実演することで「この技術なら任せられる」という信頼を獲得できます。また、来場者からの質問にその場で答えられるため、技術的な疑問を解消しやすいという利点もあります。
新規顧客との商談機会を獲得できる
展示会には、新しい取引先を探している企業の担当者が多数来場します。一般的な展示会では、1社あたり数十件から数百件の名刺交換が行われることも珍しくありません。
このように、短期間で多くの見込み顧客と接点を持てることが、展示会出展の大きなメリットです。さらに、来場者は課題解決のために展示会を訪れているため、通常の営業活動よりも商談につながりやすいという特徴があります。
実際に、展示会で獲得した名刺から、数ヶ月後に大型案件が成約したという事例も多く報告されています。
最新技術や業界動向を把握できる
展示会は自社の製品をアピールする場であると同時に、競合他社の動きや業界全体のトレンドを知る貴重な機会でもあります。他社のブースを回ることで、どのような技術が注目されているのか、どんな課題に対するソリューションが求められているのかを肌で感じ取れます。
一方で、セミナーやカンファレンスが併設されている展示会では、有識者の講演を通じて業界の最新情報を得ることもできます。このように、展示会への参加は自社の技術開発や営業戦略を見直すきっかけにもなるのです。
ファクトリーイノベーションWeek(年4回開催)

ファクトリーイノベーションWeekは、工場のスマート化や省人化、カーボンニュートラルなど、製造現場の課題解決に特化した専門展です。東京・大阪・名古屋で年4回開催され、それぞれ数万人規模の来場者が訪れます。
工場の生産技術部門や製造部門の責任者が多く来場するため、具体的な導入検討につながりやすいという特徴があります。以下では、この展示会を構成する5つの専門展について解説します。
スマート工場 EXPO
スマート工場 EXPOは、IoTやAI、ロボットを活用した工場の自動化・省人化に関する製品やシステムが集まる展示会です。生産管理システムやセンサー技術、画像検査装置など、工場のデジタル化を推進するソリューションが一堂に会します。
そのため、工場の効率化を検討している企業の担当者が多く来場し、実際の導入事例を聞きながら比較検討できる場となっています。また、デモ機を使った実演が多いため、システムの使い勝手を体感できるのも魅力です。
項目 | 内容 |
主な展示内容 | 生産管理システム、センサー技術、画像検査装置、IoT・AI活用による自動化・省人化ソリューション |
主な来場者層 | 工場の生産技術部門・製造部門の責任者、工場の効率化を検討している企業の担当者 |
商談の特徴 | 実際の導入事例を聞きながら比較検討でき、デモ機を使った実演が多いためシステムの使い勝手を体感できる |
出展に適した企業 | 生産管理システムベンダー、産業用IoTソリューション提供企業、画像検査装置メーカー、工場自動化システムインテグレーター、製造業向けAIソリューション企業 |
展示のポイント | 実機デモによる動作確認の提供、生産性向上・不良率低減などの定量的効果の提示、既存設備への後付け対応の説明、導入事例(業種・規模別)の展示 |
ロボデックス
ロボデックスは、産業用ロボットやサービスロボット、ドローンなど、あらゆるロボット技術が集結する専門展です。協働ロボット(人と一緒に作業できるロボット)や、搬送ロボット、ピッキングロボットなど、用途別に最新のロボットを比較できます。
展示会によって異なりますが、一般的にはロボットの実機デモが多く行われるため、動作の正確さやスピードを直接確認できます。さらに、ロボットシステムインテグレーターも多数出展しているため、導入後のサポート体制についても相談しやすい環境が整っています。
項目 | 内容 |
主な展示内容 | 産業用ロボット、協働ロボット、搬送ロボット、ピッキングロボット、サービスロボット、ドローン |
主な来場者層 | 製造業の生産技術・製造部門、物流・倉庫管理部門、ロボット導入を検討する企業の責任者 |
商談の特徴 | ロボットの実機デモが多く行われ、動作の正確さやスピードを直接確認でき、システムインテグレーターも多数出展しているため導入後のサポート体制についても相談しやすい |
出展に適した企業 | ロボットメーカー、協働ロボット専業企業、ロボットシステムインテグレーター、ロボット周辺機器メーカー、ドローンメーカー、実機展示が可能な企業 |
展示のポイント | 実機の動態デモは必須(動作の正確さ・スピードの実演)、作業工程別のロボット活用例の提示、投資回収期間・省人化効果の数値化、導入後のサポート・メンテナンス体制の説明 |
製造業カーボンニュートラル展
製造業カーボンニュートラル展は、CO2削減や省エネルギーに関する技術やサービスが集まる専門展です。再生可能エネルギーの活用や、工場のエネルギー管理システム、環境負荷の低い材料など、脱炭素化を目指す製造業に向けたソリューションが展示されます。
近年、サプライチェーン全体でのCO2削減が求められるようになり、多くの製造業がカーボンニュートラルへの取り組みを進めています。そのため、この専門展には環境部門や経営層の来場も多く、企業の方針に関わる意思決定者との商談機会が期待できます。
項目 | 内容 |
主な展示内容 | 再生可能エネルギー活用、工場のエネルギー管理システム、環境負荷の低い材料、CO2削減・省エネルギー技術 |
主な来場者層 | 環境部門、経営層、サプライチェーン管理部門、生産技術部門 |
商談の特徴 | サプライチェーン全体でのCO2削減が求められる中、環境部門や経営層など企業の方針に関わる意思決定者との商談機会が期待できる |
出展に適した企業 | 再生可能エネルギー事業者、エネルギー管理システムベンダー、環境配慮型材料メーカー、カーボンニュートラルコンサルティング企業、CO2削減ソリューション提供企業 |
展示のポイント | CO2削減量の具体的な数値提示(t-CO2/年など)、省エネによるコスト削減効果の試算、サプライチェーン全体での排出量可視化ツールの提案、脱炭素ロードマップ作成支援のアピール |
製造業 人手不足対策EXPO
製造業 人手不足対策EXPOは、採用支援サービスや人材派遣、自動化ツールなど、人手不足という製造業共通の課題を解決するための展示会です。求人広告サービスや外国人材の受け入れ支援、さらには省人化設備まで、幅広い切り口からソリューションが提案されます。
一方で、従業員教育やスキルアップを支援するサービスも展示されているため、人材確保と育成の両面から対策を検討できます。このように、人事部門だけでなく製造部門の責任者も多く来場するため、現場の実情に即した提案が求められる展示会です。
項目 | 内容 |
主な展示内容 | 採用支援サービス、人材派遣、外国人材受け入れ支援、省人化設備、従業員教育・スキルアップ支援サービス |
主な来場者層 | 人事部門、製造部門の責任者、工場長、採用担当者 |
商談の特徴 | 人事部門だけでなく製造部門の責任者も多く来場するため、現場の実情に即した提案が求められ、人材確保と育成の両面から対策を検討できる |
出展に適した企業 | 人材派遣・紹介会社、製造業特化型求人サービス、外国人材受け入れ支援企業、省人化設備メーカー、従業員教育・研修サービス提供企業 |
展示のポイント | 採用成功率・定着率などの実績データ提示、外国人材受け入れの法的サポート体制の説明、省人化設備による必要人員削減効果の試算、現場スキルに特化した研修プログラムの紹介 |
工場 安全・環境改善EXPO
工場 安全・環境改善EXPOは、労働安全や作業環境の改善に関する製品・サービスが集まる専門展です。安全靴や保護具といった基本的な装備から、転倒防止システムや有害物質の検知装置まで、工場の安全性を高めるためのソリューションが幅広く展示されます。
また、騒音対策や粉塵対策、空調設備の改善など、作業環境を快適にする製品も多数出展しています。最近では、労働災害の防止が企業の社会的責任としても重視されているため、安全管理部門や施設管理部門の担当者が積極的に情報収集に訪れる展示会となっています。
項目 | 内容 |
主な展示内容 | 安全靴・保護具、転倒防止システム、有害物質検知装置、騒音・粉塵対策、空調設備改善 |
主な来場者層 | 安全管理部門、施設管理部門、製造部門の責任者、環境衛生担当者 |
商談の特徴 | 労働災害の防止が企業の社会的責任として重視されており、安全管理部門や施設管理部門の担当者が積極的に情報収集に訪れる |
出展に適した企業 | 安全装備品メーカー、労働安全システム提供企業、環境測定・改善機器メーカー、空調・換気設備メーカー、安全コンサルティング企業 |
展示のポイント | 労働災害削減効果の具体例提示、法規制・安全基準への適合性の明示、作業者の負担軽減効果(快適性向上)のアピール、導入コストと災害リスク削減のバランス説明 |
ものづくりワールド東京(2026年7月開催)

ものづくりワールド東京は、7月(2026年は7月1〜3日)に東京ビッグサイトで開催される日本最大級の製造業の展示会です。2025年には55,749人の来場者数を記録し、設計・製造、加工技術、部品・材料など、ものづくりのあらゆる分野をカバーする12の専門展で構成されています。
大手メーカーから中小企業まで幅広い層が出展し、来場者も設計部門、生産技術部門、調達部門など、多様な職種の方が訪れます。そのため、自社の技術や製品をアピールする絶好の機会となる展示会です。
12の構成専門展の概要
ものづくりワールド東京は、以下の12の専門展で構成されています。それぞれの専門展が独自のテーマを持ちながらも、相互に関連しているため、来場者は効率的に情報収集できます。
- 設計・製造ソリューション展:CAD/CAM、AI・IoT、生産管理システムなど製造業のDX推進ツールが集まる専門展
- 機械要素技術展:モーション技術、機構部品、配管部品、ねじ・ばねなど機械の基本要素部品が展示される専門展
- ヘルスケア・医療機器 開発展:医療機器・ヘルスケア機器の開発・製造技術や部品が集まる専門展(旧:医療機器 開発・製造展+ヘルステック EXPOを統合)
- 工場設備・備品展:工場設備・備品、ロボット、工具など工場運営に必要な製品が一堂に会する専門展
- 次世代3Dプリンタ展:金属・樹脂の3Dプリンター、AM(付加製造)技術・受託造形サービスが集まる専門展
- 計測・検査・センサ展:計測器、検査装置、各種センサー・カメラなど品質管理に欠かせない技術が展示される専門展
- 製造業DX展:製造業の業務デジタル化・DX推進ITツールが集まる専門展(旧:ものづくりAI/IoT展より進化)
- ものづくりODM/EMS展:開発・製造のアウトソーシング(ODM/EMS)サービスを提供する企業が出展する専門展(2026年新設)
- 製造業サイバーセキュリティ展:工場・製造現場向けのサイバーセキュリティ対策製品・サービスが集まる専門展(2026年新設)
- スマートメンテナンス展:工場・設備の保全・メンテナンスを高度化するソリューションが集まる専門展(2026年新設)
- ものづくりNEXT:次世代の製造技術・ビジネスモデルを提案する先端的な展示が行われる専門展(2026年新設)
- フィジカルAI展:フィジカル空間にAIを組み込む技術・製品が集まる最先端の専門展(2026年新設)
ものづくりワールド大阪(2026年10月開催)

ものづくりワールド大阪は、10月にインテックス大阪で開催される西日本最大級の製造業の展示会です。東京開催に比べてややコンパクトな規模ですが、目安として3万人以上の来場者が訪れ、関西圏の製造業を中心に活発な商談が行われます。
大阪開催の特徴は、関西・中国・四国地方の中堅・中小企業の来場が多く、地域密着型のビジネスマッチングが期待できる点です。また、東京に比べて出展料金が抑えられる傾向にあるため、初めて展示会に出展する企業にとっても参加しやすい環境が整っています。
12の構成専門展の概要
ものづくりワールド大阪は、以下の12の専門展で構成されています。東京開催と一部内容が異なり、関西圏の産業特性に合わせた構成となっています。
- 設計・製造ソリューション展:CAD/CAM、AI・IoT、生産管理システムなど製造業のDX推進ツールが展示される専門展
- 機械要素技術展:軸受、歯車、ばねなど機械の基本となる要素部品や技術が集まる専門展
- ヘルスケア・医療機器 開発展:医療機器・ヘルスケア機器の開発・製造技術や部品が集まる専門展(旧:医療機器 開発・製造展を統合・改称)
- 工場設備・備品展:工場で使用する設備・備品やメンテナンスサービスが展示される専門展
- 次世代 3Dプリンタ展:3Dプリンター・3Dスキャナーなど付加製造技術の最新動向を知ることができる専門展
- 計測・検査・センサ展:測定機器、検査装置、センサー技術など品質保証に必要な製品が集まる専門展
- 製造業DX展:製造業の業務デジタル化・DX推進ITツールが集まる専門展(旧:ものづくりAI/IoT展より改称)
- ものづくりODM/EMS展:開発・製造のアウトソーシングサービスを提供する企業が出展する専門展(2026年新設)
- 製造業サイバーセキュリティ展:工場・製造現場向けのサイバーセキュリティ対策製品・サービスが集まる専門展(2026年新設)
- スマートメンテナンス展:工場・設備の保全・メンテナンスを高度化するソリューションが集まる専門展(2026年新設)
- ものづくりNEXT:次世代の製造技術・ビジネスモデルを提案する先端的な専門展(2026年新設)
- フィジカルAI展:フィジカル空間にAIを組み込む技術・製品が集まる最先端の専門展(2026年新設)
ものづくりワールド名古屋(2026年4月開催)

ものづくりワールド名古屋は、4月8日(水)〜10日(金) にポートメッセなごやで開催される中部地方最大の製造業の展示会です。愛知県は自動車産業を中心とした日本有数のものづくり地域であり、目安として35,000名(主催者予定) の来場者が訪れます。
東京・大阪と比べると規模は小さいものの、中部圏の製造業関係者が多く来場するという特徴があります。そのため、東海地区の企業との新たな取引関係を構築したい企業にとっては、効率的に商談を進められる展示会です。
また、名古屋開催は中部圏の企業との距離が近く、展示会後のフォローアップや打ち合わせもスムーズに進めやすいというメリットがあります。
9の構成専門展の概要
ものづくりワールド名古屋は、以下の9つの専門展で構成されています。製造業のDX化や設備保全、サイバーセキュリティなど、現代の製造現場が直面する課題に対応したソリューションが幅広く揃う構成が特徴です。
- 設計・製造ソリューション展:製品設計や生産管理を効率化するITソリューションが展示される専門展
- 機械要素技術展:ベアリング、モーター、伝動装置など機械を構成する基本部品が集まる専門展
- 工場設備・備品展:工場運営に必要な設備・備品やメンテナンスサービスが一堂に会する専門展
- 次世代 3Dプリンタ展:金属・樹脂の3Dプリンター、造形サービスなど付加製造の最新技術が展示される専門展
- 計測・検査・センサ展:精密測定機器、検査装置、各種センサーなど品質管理に欠かせない製品が展示される専門展
- 製造業DX展:製造業のDX化を支援するAI・IoT技術が集結する専門展(旧:ものづくりAI/IoT展より改称)
- ものづくりODM/EMS展:開発・製造のアウトソーシングサービスを提供する企業が出展する専門展(2026年新設)
- 製造業サイバーセキュリティ展:工場・製造現場向けのサイバーセキュリティ対策製品・サービスが集まる専門展(2026年新設)
- スマートメンテナンス展:工場・設備の保全・メンテナンスを高度化するソリューションが集まる専門展(2026年新設)
その他の主要な製造業の展示会
ファクトリーイノベーションWeekやものづくりワールド以外にも、製造業に特化した専門性の高い展示会が数多く開催されています。これらの展示会は、特定の技術分野や業界に焦点を当てているため、ターゲットを絞った商談が可能です。
ここでは、製造業の企業様が検討すべき9つの主要展示会をご紹介します。
JIMTOF|日本国際工作機械見本市
JIMTOFは、2年に1度、東京ビッグサイトで開催される工作機械専門の国際見本市です。旋盤やマシニングセンタ、研削盤など、金属加工に欠かせない工作機械が世界中から集まります。
一般的には約11〜13万人規模の展示会で、機械メーカーだけでなく工具メーカーや測定機器メーカーも多数出展します。そのため、金属加工業界全体の最新動向を把握できる貴重な機会となっています。また、海外からの来場者も多く、輸出を視野に入れた商談も期待できます。
開催頻度 | 2年に1度 |
会場 | 東京ビッグサイト(東京都江東区) |
展示会の特徴 | 工作機械専門の国際見本市。旋盤、マシニングセンタ、研削盤など金属加工に欠かせない工作機械が世界中から集結。機械メーカー、工具メーカー、測定機器メーカーが多数出展。海外からの来場者も多く、輸出を視野に入れた商談も期待できる |
来場者数 | 約11〜13万人 |
出展社数 | 詳細は公式サイトをご確認ください |
来場者属性 | 金属加工業界の関係者、製造業の生産技術部門、海外からの来場者など |
出展に向いている企業 | ・工作機械メーカー ・工具メーカー ・測定機器メーカー ・金属加工関連企業 ・輸出を視野に入れた企業 ・金属加工業界全体の最新動向を把握したい企業 |
主催 | 一般社団法人日本工作機械工業会・株式会社東京ビッグサイト(共同主催) |
参加方法 | 公式サイトから申し込み |
公式サイト |
SEMICON Japan
SEMICON Japanは、毎年12月に東京ビッグサイトで開催される半導体製造装置の国際展示会です。半導体製造に使用される露光装置や成膜装置、検査装置など、最先端の技術が一堂に会します。半導体産業は日本の製造業を支える重要な分野であり、2025年には121,267人もの来場を記録した大規模な展示会です。
一方で、半導体材料や部品メーカーも多く出展しているため、サプライチェーン全体でのビジネスマッチングが活発に行われます。技術革新のスピードが速い業界のため、毎年の出展を通じて最新情報をキャッチアップすることが重要です。
開催頻度 | 年1回(12月開催) |
会場 | 東京ビッグサイト(東京都江東区) |
展示会の特徴 | 半導体製造装置の国際展示会。露光装置、成膜装置、検査装置など最先端の技術が集結。半導体材料や部品メーカーも多数出展し、サプライチェーン全体でのビジネスマッチングが活発。技術革新のスピードが速い業界のため毎年の情報更新が重要 |
来場者数 | 2025年:121,267人 |
出展社数 | 2025年:1,216社 |
来場者属性 | 半導体産業の専門家、半導体メーカー、電子機器メーカーの技術者など |
出展に向いている企業 | ・半導体製造装置メーカー ・半導体材料メーカー ・半導体部品メーカー ・検査装置メーカー ・半導体産業のサプライチェーン関連企業 ・最新の半導体技術動向を把握したい企業 |
主催 | SEMI(本部:米国カリフォルニア州ミルピタス) |
参加方法 | 公式サイトから申し込み |
公式サイト |
TECHNO-FRONTIER
TECHNO-FRONTIERは、毎年7月に東京ビッグサイトで開催される、モーターやセンサー、電源などの技術専門展です。展示会によって異なりますが、一般的には10の専門展で構成され、電子部品や制御技術に関する幅広い製品が展示されます。
電気・電子機器の設計者や開発者が多く来場するため、技術的な深い議論ができるという特徴があります。また、併設される技術セミナーでは、最新の技術トレンドや事例が紹介されるため、知識のアップデートにも役立ちます。
開催頻度 | 年1回(7月開催) |
会場 | 東京ビッグサイト 西展示棟1〜4ホール(東京都江東区) |
展示会の特徴 | モーター、センサー、電源などの技術専門展。複数の専門展で構成され、電子部品や制御技術に関する幅広い製品が展示される。技術的な深い議論ができる。併設される技術セミナーで最新の技術トレンドや事例が紹介される |
来場者数 | 2025年:28,928人 |
出展社数 | 2025年:442社 |
来場者属性 | 電気・電子機器の設計者や開発者が中心。技術的な深い議論を求める来場者が多い |
出展に向いている企業 | ・モーターメーカー ・センサーメーカー ・電源メーカー ・電子部品メーカー ・制御技術開発企業 ・技術的な深い議論を求める企業 |
主催 | 一般社団法人日本能率協会 |
参加方法 | 公式サイトから申し込み |
公式サイト |
INTERMOLD|金型展
INTERMOLDは、金型の設計・製造に関する専門展示会です。プラスチック成形用金型や金属プレス金型、さらには金型製作に使用される工作機械やCAD/CAMシステムが展示されます。
金型は製造業において製品の品質とコストを左右する重要な要素であり、金型メーカーだけでなく、金型を発注する側の企業担当者も多く来場します。そのため、技術力をアピールするだけでなく、顧客のニーズを直接ヒアリングできる機会にもなります。
一般的には、名古屋と大阪で交互に開催され、地域ごとの産業特性に応じた商談が期待できます。
開催頻度 | 2026年は大阪(4月)・名古屋(5月)の両方で開催・年2回 |
会場 | ポートメッセなごや(愛知県名古屋市)/ インテックス大阪(大阪府大阪市) |
展示会の特徴 | 金型の設計・製造に関する専門展示会。プラスチック成形用金型、金属プレス金型、工作機械、CAD/CAMシステムが展示される。金型メーカーと金型を発注する側の企業担当者が来場。技術力のアピールと顧客ニーズの直接ヒアリングが可能 |
来場者数 | 2024年:37,057人 2025年:41,461人 |
出展社数 | 2024年:395社 2025年:520社 |
来場者属性 | 金型メーカー、金型を発注する企業の担当者、製造業の生産技術部門など |
出展に向いている企業 | ・金型メーカー ・工作機械メーカー ・CAD/CAMシステム開発企業 ・金型関連部品メーカー ・金型製作技術を持つ企業 ・顧客ニーズを直接ヒアリングしたい企業 |
主催 | 一般社団法人日本金型工業会/テレビ大阪 |
参加方法 | 公式サイトから申し込み |
公式サイト |
TCT Japan|3Dプリンティング & AM技術展
TCT Japanは、3Dプリンティングや積層造形(Additive Manufacturing)に特化した専門展示会です。金属3Dプリンターや樹脂造形機、3Dスキャナーなど、最新の付加製造技術が展示されます。近年、試作だけでなく量産にも3Dプリンターが活用されるようになり、製造業の関心が高まっています。
そのため、設計部門や生産技術部門の担当者が、具体的な導入検討を目的に来場するケースが増えています。また、造形サービスを提供する企業も多数出展しており、自社で設備を持たない企業でも3Dプリンティングを活用する方法を知ることができます。
開催頻度 | 年2回(1月:開催済み、12月) |
会場 | 東京ビッグサイト 西・南ホール |
展示会の特徴 | 3Dプリンティングや積層造形に特化した専門展示会。金属3Dプリンター、樹脂造形機、3Dスキャナーなど最新の付加製造技術が展示される。試作だけでなく量産への活用も注目される。造形サービス提供企業も多数出展 |
来場者数 | 2026年1月:45,202人 |
出展社数 | 2026年1月:120社 |
来場者属性 | 設計部門や生産技術部門の担当者が中心。具体的な導入検討を目的とする来場者が増えている |
出展に向いている企業 | ・3Dプリンターメーカー ・3Dスキャナーメーカー ・造形サービス提供企業 ・積層造形技術開発企業 ・付加製造技術関連企業 ・3Dプリンティングの活用を検討している企業 |
主催 | 株式会社JTBコミュニケーションデザイン/Rapid News Publications Ltd. |
参加方法 | 公式サイトから申し込み |
公式サイト |
高機能素材Week
高機能素材Weekは、先端材料や機能性フィルム、複合材料など、高付加価値素材に関する展示会です。軽量化や高強度化、耐熱性向上など、材料の特性を活かした製品開発を検討している企業にとって有益な情報が得られます。
一般的には、自動車や航空機、電子機器など、幅広い業界の開発担当者が来場し、新しい材料の用途を探っています。材料メーカーにとっては、自社の素材がどのような製品に使われる可能性があるのか、直接ユーザーの声を聞ける貴重な機会です。
開催頻度 | 年3回(東京・大阪・名古屋の3会場で開催) |
会場 | 幕張メッセ(東京)/インテックス大阪(大阪)/ポートメッセなごや(名古屋) |
展示会の特徴 | 先端材料、機能性フィルム、複合材料など高付加価値素材に関する展示会。軽量化、高強度化、耐熱性向上など材料の特性を活かした製品開発に有益。材料メーカーが直接ユーザーの声を聞ける貴重な機会 |
来場者数 | 2025年大阪:36,013人 ※東京・名古屋の詳細は公式サイトをご確認ください |
出展社数 | 200社(名古屋会場目安) ※大阪・東京の詳細は公式サイトをご確認ください |
来場者属性 | 自動車、航空機、電子機器など幅広い業界の開発担当者が中心。新しい材料の用途を探している来場者が多い |
出展に向いている企業 | ・先端材料メーカー ・機能性フィルムメーカー ・複合材料メーカー ・高付加価値素材開発企業 ・材料の用途開拓を目指す企業 ・直接ユーザーの声を聞きたい材料メーカー |
主催 | RX Japan 合同会社 |
参加方法 | 公式サイトから申し込み |
公式サイト |
SPEXA|国際宇宙ビジネス展
SPEXAは、宇宙ビジネスに関する技術や部品、サービスが集まる専門展示会です。人工衛星やロケットの部品、宇宙データの活用サービスなど、宇宙産業のサプライチェーン全体を網羅しています。
近年、宇宙産業への民間企業の参入が進んでおり、新しいビジネスチャンスを求める企業が増えています。そのため、従来は宇宙産業と関わりがなかった製造業も、自社の技術を宇宙分野に展開できる可能性を探るために来場するケースが見られます。
開催頻度 | 年1回 |
会場 | 東京ビッグサイト 南3-4ホール(東京都江東区) |
展示会の特徴 | 宇宙ビジネスに関する技術、部品、サービスが集まる専門展示会。人工衛星やロケットの部品、宇宙データの活用サービスなど宇宙産業のサプライチェーン全体を網羅。民間企業の参入が進み、新しいビジネスチャンスを求める企業が増加 |
来場者数 | 2025年:10,834名 |
出展社数 | 2025年:185社 |
来場者属性 | 宇宙産業関係者、民間企業、自社技術を宇宙分野に展開できる可能性を探る製造業など |
出展に向いている企業 | ・宇宙関連技術開発企業 ・人工衛星・ロケット部品メーカー ・宇宙データ活用サービス提供企業 ・宇宙産業への参入を検討する企業 ・自社技術を宇宙分野に展開したい企業 |
主催 | RX Japan 合同会社 |
参加方法 | 公式サイトから申し込み |
公式サイト |
広島どてらい市
広島どてらい市は、広島県を中心とした中国地方の製造業が集まる工作機械・産業機器・機械工具の展示即売会です。自動車関連企業が多い広島地域の特性を反映し、自動車部品や金属加工技術の展示が充実しています。
地域の企業同士のつながりが強く、展示会を通じて新しい協力関係が生まれることも多くあります。また、地元企業との商談だけでなく、中国地方に進出を検討している企業にとっても、地域の産業構造を知る良い機会となります。
開催頻度 | 年1回 |
会場 | 広島県内の会場(詳細は公式サイトをご確認ください) |
展示会の特徴 | 広島県を中心とした中国地方の製造業が集まる工作機械・産業機器・機械工具の展示即売会。自動車関連企業が多い広島地域の特性を反映し、自動車部品や金属加工技術の展示が充実。地域の企業同士のつながりが強く、新しい協力関係が生まれやすい |
来場者数 | 2025年:2,654人 |
出展社数 | 2025年:157社 |
来場者属性 | 広島県・中国地方の製造業関係者、自動車関連企業など |
出展に向いている企業 | ・広島県・中国地方の企業 ・自動車部品メーカー ・金属加工技術を持つ企業 ・中国地方に進出を検討している企業 ・地域の産業構造を知りたい企業 ・地元企業との協力関係を求める企業 |
主催 | 広島市内21社の主催店(山善が事務局) |
参加方法 | 公式サイトから申し込み |
公式サイト |
岐阜どてらい市
岐阜どてらい市は、岐阜県を中心とした東海地方の製造業が出展する工作機械・産業機器・機械工具・ライフ特選品の展示即売会です。岐阜県は金属加工や機械加工が盛んな地域であり、高い技術力を持つ中小企業が多数存在します。
この展示会では、そうした企業の優れた技術が紹介され、新しい取引先を探す企業同士のマッチングが行われます。地方開催の展示会は大規模な展示会に比べて出展料金が抑えられるため、初めて展示会に挑戦する企業にもおすすめです。
開催頻度 | 年1回 |
会場 | 岐阜メモリアルセンター(で愛ドーム) |
展示会の特徴 | 岐阜県を中心とした東海地方の製造業が出展する工作機械・産業機器・機械工具・ライフ特選品の展示即売会。金属加工や機械加工が盛んで、高い技術力を持つ中小企業が多数存在。優れた技術が紹介され、企業同士のマッチングが行われる。出展料金が抑えられるため初めての企業にもおすすめ |
来場者数 | 2024年:1,545人 |
出展社数 | 非公表 |
来場者属性 | 岐阜県・東海地方の製造業関係者、新しい取引先を探す企業など |
出展に向いている企業 | ・岐阜県・東海地方の企業 ・金属加工技術を持つ企業 ・機械加工技術を持つ企業 ・高い技術力を持つ中小企業 ・初めて展示会に挑戦する企業 ・出展料金を抑えたい企業 |
主催 | 山善岐阜支店傘下の販売店15社(主催店) |
参加方法 | 公式サイトから申し込み |
公式サイト |
製造業の展示会に出展する前に確認すべきポイント3選

展示会への出展を決める前に、いくつかの重要なポイントを確認しておく必要があります。展示会は決して安くない投資ですので、自社の目的に合った展示会を選ぶことが成功の第一歩です。ここでは、出展前に必ずチェックすべき3つのポイントについて解説します。
①:自社のターゲット顧客が来場するか
最も重要なのは、自社が商談したい顧客層が実際に来場するかどうかです。展示会の主催者サイトには、過去の来場者の業種や職種、所属企業の規模などのデータが公開されていることが多いため、必ず確認しましょう。
例えば、自動車部品メーカーをターゲットにしているのであれば、自動車業界の来場者が多い展示会を選ぶ必要があります。一方で、大手企業をターゲットにしているのか、中小企業をターゲットにしているのかによっても、適した展示会が変わってきます。
来場者データを基に、自社のターゲットと展示会の来場者層がマッチしているかを慎重に判断しましょう。
②:自社の技術や製品をアピールできるテーマか
展示会にはそれぞれ明確なテーマがあり、来場者もそのテーマに関心を持って訪れます。そのため、自社の製品や技術が展示会のテーマと合致していることが重要です。
例えば、環境対応技術を売りにしているのであれば、カーボンニュートラルをテーマにした展示会が適しています。また、展示会の構成専門展を確認し、自社がどのカテゴリーに出展すべきかを明確にしておくことも大切です。
テーマがずれていると、いくら優れた技術でも来場者の関心を引くことが難しくなります。
③:出展コストに見合う商談が見込めるか
展示会への出展には、ブースレンタル料、装飾費、印刷物制作費、人件費など、さまざまなコストがかかります。一般的な展示会では、小規模なブース(3m×3m程度)でも総額で100万円以上の費用が必要になることも珍しくありません。
そのため、展示会で獲得できる名刺の数や商談の見込み件数を事前に想定し、投資対効果を検討することが重要です。もし初めての出展で不安がある場合は、まず小規模な地方展示会で経験を積んでから、大規模な展示会に挑戦するという方法もあります。
製造業の展示会出展を成功させる準備の流れ
展示会で成果を出すためには、計画的な準備が欠かせません。展示会本番の数ヶ月前から段階的に準備を進めることで、当日スムーズに商談を進められます。ここでは、展示会出展を成功させるための準備の流れを時系列で解説します。
12ヶ月〜6ヶ月前|企画・予算取り・事務局申請
展示会の出展を決めたら、まず社内で企画を立て、予算を確保する必要があります。出展の目的(新規顧客開拓、既存顧客へのアピール、技術力の認知度向上など)を明確にし、関係部署の承認を得ましょう。
展示会によって異なりますが、人気のある展示会は早期に満員になることもあるため、遅くとも6ヶ月前には事務局への出展申し込みを完了させることをおすすめします。また、この段階で出展ブースの場所や大きさを決定し、おおよその予算を確定させておくことが重要です。
6ヶ月〜3ヶ月前|コンセプトとブースのデザイン
出展が決まったら、ブースのコンセプトを固めます。どのような技術や製品を中心に展示するのか、来場者にどんなメッセージを伝えたいのかを明確にしましょう。そのうえで、ブースのデザインを検討します。
バックパネル(背面に設置する大型パネル)のデザインや、展示什器の配置、照明の使い方など、視覚的に目立つ工夫が必要です。一般的な展示会では、遠くからでもブースの内容が分かるように、大きな文字やキャッチコピーを配置することが効果的です。
また、この時期にブース装飾業者との打ち合わせを進め、見積もりを取っておきましょう。
3ヶ月〜1ヶ月前|販促物の制作とブースの装飾
ブースデザインが固まったら、実際に販促物の制作に入ります。目安として、A4チラシは500〜1,000枚、名刺は200〜300枚程度を準備する企業が多いです。
ただし、展示会の規模や業種によって必要な数は変わるため、過去の実績や類似企業の事例を参考にすると良いでしょう。また、製品紹介パネルやタペストリー、ノベルティなども、この時期に手配します。
印刷物やパネル制作には納期がかかるため、余裕を持って発注することが大切です。さらに、ブース装飾の最終確認を行い、什器のレンタルや電源・インターネット回線の手配も忘れずに進めましょう。
本番2日前〜当日|設営・機材テスト・ブース引渡し
展示会の本番2日前から前日にかけて、ブースの設営作業が行われます。パネルや什器の設置、照明の調整、展示製品の配置など、事前に計画したデザイン通りにブースを仕上げていきます。また、映像を流すモニターやデモ機がある場合は、動作テストを必ず実施しましょう。
一般的な展示会では、前日の夕方までにブースの引き渡しが完了し、最終チェックを行います。当日は開場前にスタッフ全員でブースの確認と打ち合わせを行い、役割分担や対応方法を再確認しておくことが重要です。
展示会後|名刺のフォローアップと商談化
展示会が終わったら、速やかに名刺のフォローアップを始めます。展示会で名刺交換をした来場者は、複数の企業と接点を持っているため、早くアプローチした企業が商談を有利に進められます。
一般的には、早期フォローアップが有効とされており、資料の送付や打ち合わせの日程調整を提案すると効果的です。また、名刺に記載されたメモを基に、相手の関心事や課題を思い出しながら、個別にカスタマイズした提案を行うことが商談化のカギとなります。
さらに、今回の展示会の成果を振り返り、次回に向けた改善点を整理しておくことも大切です。
製造業の展示会の出展で成果を出すコツ5選
展示会に出展するだけでは、なかなか成果につながりません。来場者の関心を引き、商談に結びつけるためには、いくつかのコツがあります。ここでは、製造業の展示会で成果を最大化するための5つの実践的なコツをご紹介します。
①:実機デモで技術の違いを見せる
製造業の展示会では、実際に機械を動かしたり、加工のデモを行ったりすることで、技術力を視覚的に伝えることができます。カタログの写真だけでは伝わらない精度やスピード、仕上がりの美しさなどを、その場で体感してもらうことが重要です。
例えば、精密加工の技術をアピールする場合は、実際に加工したサンプルを展示し、顕微鏡で表面を観察できるようにするといった工夫があります。このように、来場者が「これはすごい」と感じる瞬間を作ることで、印象に残り、商談につながりやすくなります。
②:技術説明資料を分かりやすく準備する
来場者の中には、技術的な知識が豊富な方もいれば、初めてその分野に触れる方もいます。そのため、専門用語を使いすぎず、誰にでも分かりやすい説明資料を用意しておくことが大切です。
特に、製品の特徴や導入メリットを端的にまとめた1枚もののチラシは、短時間で情報を伝えるのに効果的です。また、技術的な詳細を知りたい方向けに、より詳しい資料も別途用意しておくと、相手のレベルに応じた対応ができます。
③:QRコードで詳細資料を提供する
展示会では多くの来場者がブースを訪れるため、全員に時間をかけて説明することは難しい場合もあります。そこで、QRコードを活用して、詳細な技術資料や導入事例をオンラインで提供する方法がおすすめです。
来場者はその場でスマートフォンからアクセスでき、後日改めて情報を確認できます。さらに、QRコードを通じて資料をダウンロードしてもらうことで、名刺交換をしなかった来場者の情報も取得できるというメリットがあります。
④:名刺管理システムで商談を可視化する
展示会で獲得した名刺は、単に保管するだけでなく、適切に管理して商談につなげる必要があります。名刺管理システムを活用すれば、来場者の情報をデジタル化し、フォローアップの状況を一元管理できます。
例えば、名刺交換時にメモした内容(興味を持った製品、導入時期、予算感など)をシステムに登録しておけば、優先度の高い見込み顧客から順にアプローチできます。また、チーム全体で情報を共有できるため、担当者不在時でもスムーズに対応できます。
⑤:展示会後の迅速なフォローで差をつける
展示会で多くの名刺を集めても、フォローアップが遅れると商談のチャンスを逃してしまいます。来場者は複数の企業と名刺交換をしているため、早く連絡をした企業の印象が強く残ります。
一般的には、展示会終了後3日以内にお礼のメールを送り、資料の送付や打ち合わせの提案を行うことが効果的です。また、単なる定型文ではなく、ブースでの会話内容に触れながら、相手の課題に応じた提案を添えることで、商談化の確率が高まります。
よくある質問|製造業の展示会について
展示会への出展を検討する際、多くの企業が共通して抱く疑問があります。ここでは、製造業の展示会に関するよくある質問にお答えします。
展示会出展でやってはいけないことは?
展示会で成果を出すためには、いくつかの注意点があります。まず、ブーススタッフが待機しているだけで、積極的に声をかけない姿勢は避けるべきです。来場者の多くは、話しかけられるのを待っているため、笑顔で挨拶し、気軽に立ち寄れる雰囲気を作ることが重要です。
また、専門用語ばかりで説明してしまい、来場者が理解できないという失敗もよくあります。相手のレベルに合わせて、分かりやすく説明する姿勢を心がけましょう。
さらに、名刺交換だけで終わってしまい、後日のフォローアップをしないことも成果が出ない原因です。展示会は名刺を集めることが目的ではなく、商談につなげることが本来の目的だということを忘れないでください。
初めて出展する場合の費用の目安は?
初めて展示会に出展する場合、一般的な小規模ブース(3m×3m程度)で、総額100万円〜200万円程度の費用がかかることが多いです。主な内訳の目安は以下のとおりです。
費用項目 | 目安金額 |
ブースレンタル料(スペース代) | 30万円〜50万円 |
ブース装飾費(デザイン・施工) | 20万円〜50万円 |
印刷物・パネル制作費 | 10万円〜30万円 |
ノベルティ・備品費 | 10万円〜20万円 |
人件費・交通費 | 10万円〜30万円 |
その他(電気工事費・搬入出費等) | 10万円〜20万円 |
合計(目安) | 約100万円〜200万円 |
ただし、展示会の規模や会場、ブースのデザインによって大きく変動するため、これはあくまで参考値としてお考えください。また、初めての出展で不安がある場合は、小規模な地方展示会からスタートすることで、コストを抑えながら経験を積むという方法もあります。
展示会の効果を測定する方法は?
展示会の効果を測定するには、いくつかの指標を設定しておくことが重要です。まず、名刺獲得数は基本的な指標ですが、単に数だけでなく、質(具体的な商談につながりそうな名刺の割合)も評価しましょう。
次に、展示会後の商談化率や、実際に受注につながった案件数を追跡することで、ROI(投資対効果)を算出できます。一般的には、展示会から半年以内に成約した案件を展示会の成果として計上する企業が多いです。
また、ブースへの来場者数やデモの実施回数、配布資料の数なども記録しておくと、次回の改善に役立ちます。
中小企業でも大手と競争できますか?
中小企業だからこそ、展示会で大手企業との差別化を図ることができます。大手企業は知名度がある一方で、小回りが効かないという弱点があります。そのため、中小企業は「柔軟な対応力」や「独自の技術」を前面に出すことで、来場者の関心を引くことが可能です。
例えば、特定の分野に特化した技術や、短納期・小ロット対応といった強みをアピールすることで、大手では対応しきれないニーズを持つ顧客を獲得できます。また、ブースでは経営者や技術責任者が直接対応することで、意思決定の早さをアピールできるという利点もあります。
製造業の展示会の出展準備ならトック企画にご相談ください
東京ビッグサイトや幕張メッセなど全国の展示会をワンストップでサポート
展示会の準備は、ブースデザインや印刷物の制作、動画の作成など、やるべきことが多岐にわたります。複数の業者に発注すると、それぞれとのやり取りに時間がかかり、デザインの統一感を保つことも難しくなりますよね。トック企画では、印刷・デザイン・動画制作・WEB制作をワンストップで対応しているため、窓口を一本化でき、準備の負担を大幅に軽減できます。
トック企画は、東京ビッグサイトや幕張メッセ、インテックス大阪、ポートメッセなごやなど、全国の主要な展示会場でもサポートを行っています。チラシやパネル、タペストリーといった基本的な印刷物はもちろん、製品紹介動画やブースで使用するタブレット用のデジタルコンテンツまで、幅広く対応可能です。
地域ごとの展示会の特性や会場のルールにも精通しているため、初めて出展される企業様にも安心してお任せいただけます。小回りが効く対応と、展示会スケジュールを熟知したディレクションで、納期が迫る中でも柔軟に調整いたします。
また、展示会に慣れた制作会社ならではの提案力で、デザインの統一感を保ちながら、効果的なブース展開をサポートいたします。展示会の成功に向けて、トック企画が全力でサポートいたしますので、ぜひお気軽にご相談ください。
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