Column

01/14 2022

オシャレなパンフレット
デザインにするための作成方法や
コツについて徹底解説!

会社の紹介や商品・サービス案内などに使われているパンフレット。自社でもオシャレなパンフレットを作成して、商品やサービスをアピールしたいと考える企業も多いのではないのでしょうか。そこで今回は、オシャレなパンフレットデザインにするための作成方法やコツについて紹介します。

パンフレットとは

パンフレットとは、製本されておらず、仮とじ状態の冊子のことです。10ページ前後で制作されていることが多く、テキストの他に写真やイラストを用いて構成されています。主に商品やサービスの紹介などに用いられることが多いです。ちなみに、パンフレットの他に似ている言葉として、「カタログ」や「リーフレット」があります。それぞれの違いについて紹介します。

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カタログ・リーフレットとの違い

まず始めにカタログとの違いを紹介します。カタログの場合、商品のスペックや価格などを一覧にして紹介することが目的です。そのため、パンフレットと異なりページ数が非常に多く、分厚い冊子となります。リーフレットは、ページ数が1枚しかなく、それを2つ折りや3つ折りで使用される印刷物です。主にアウトレットモールや遊園地などに使わることが非常に多いです。

パンフレットの種類か

パンフレットにも種類があります。

二つ折パンフレット

二つ折パンフレットは、その名の通り、紙を2つに折ったパンフレットです。テキストのボリュームが多い場合や、大きさの異なる写真などを使用するときにオススメです。

巻三つ折パンフレット

巻三つ折パンフレットは、紙の長辺を左右の両側から真ん中にかけて折りたたんだパンフレットです。飲食店でのメニュー表や、観光案内する時の資料を作成する時などに用いられます。

観音開き四つ折パンフレット

観音開き四つ折パンフレットは、4つ折りにして左右の面を真ん中に折ってから片方の面を裏側に折ったパンフレットです。デザインによっては、表紙を2つにすることもできます。そのため、1つのパンフレットで2つの表現を表すことが可能です。

中綴じパンフレット

中綴じパンフレットは、紙を真ん中で2つ折ってから、ホチキスなどで綴じたパンフレットです。ページ数もあり、商品やサービスの案内や、会社案内などで使用されます。一番スタンダードなパンフレットです。

パンフレットの広告については以下のリンクをご覧ください。

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パンフレットの作成方法

実際にパンフレットの作成方法について解説します。

目的を決める

まずは、パンフレットを作成する目的を決めましょう。目的が決まらないと、「どういう内容をパンフレットに盛り込むのか」「デザインはどうすればいいのか」などが決まらなくなります。。パンフレットによって目的は様々です。例えば、新商品についてのパンフレットを作成する場合、「新商品の知名度を上げたいのか」、それとも「新商品に関連する自社の商品に興味を持ってもらいたいか」など、同じ商品に関するパンフレットでも最終目的が異なります。目的が異なることでパンフレットの中身も変わってくるので、まずはパンフレットを作成してどうしていきたいのか、具体的な目的を決めましょう。

ターゲットの明確化

目的が決まったらターゲットを明確にしましょう。万人受けするようなパンフレットでは、曖昧な内容となってしまい、読者にも刺さりません。「どういうユーザーに対してパンフレットを読んで欲しいのか」を明確にすることによって、効果のあるパンフレットとなります。たとえば、新卒の採用活動で使用するパンフレットを作成する場合、主となるターゲットは大学生です。そのため、明るい雰囲気のデザインと写真を用いて専門的な用語をなるべく使わないようにします。また、わかりやすい言葉で自社について説明すると、学生の理解度が高まり、選考に進む応募者を増やすことに繋がるのです。

コンテンツを決める

パンフレットに掲載するコンテンツを決めます。コンテンツを決めることは難しいことではありません。ほとんどの場合、目的によってテンプレート化されています。例えば、自社を紹介するパンフレットを作成する場合には以下のコンテンツが必要です。

会社概要
企業理念(経営方針)
事業・部署紹介
これまでの実績紹介
商品・サービス紹介

パンフレットを見たユーザーが情報不足だと感じないようにコンテンツを選びましょう。

デザインイメージを決める

どういうデザインにするかイメージを決めましょう。例えば、採用活動のパンフレットを作成する場合には、不安を払拭させるために明るい色を加えたり、職場の雰囲気などがわかるような写真などを挿入することで、入社後のイメージがしやすくなります。他社と差別化を図りたいのであれば、派手なデザインにするのも一つの方法です。デザインによって、パンフレットの印象がガラッと変わるので、自社に合ったデザインにしましょう。

パンフレットのサイズや折り方を決める

パンフレットのサイズを決めましょう。一般的にはA4サイズが主流です。また、パンフレットの折り方にも種類があります。折り方でも他社と差別化を図りたいのであれば、巻三つ折りなどに挑戦してみるのもオススメです。

予算や納期を決める

必ず予算や納期を決めましょう。パンフレットは、ページ数が増えるたびに費用がかかります。作成していくにつれて、想定していたページ数を遥かに上回ることもあるので、あらかじめ多めに予算を確保しましょう。また、納期に関しては、ギリギリで印刷ミスが見つかることもあります。イレギュラーが発生しても対応できるように余裕を持った日数に設定しておきましょう。

パンフレットの作成手段

パンフレットの作成手段として主に3つの方法があります。それぞれの特徴を紹介するので、自分たちにあった作成手段を選択しましょう。

自分たちで作成する

1つ目は自分たちだけで作成する方法です。最近では、デザインアプリなどの普及によって誰でも簡単におこなえるようになりました。また、無料でパンフレットのテンプレートも使用することができるので、デザイン未経験者であってもそれなりのデザインでパンフレット作成が可能です。自分たちだけで作成することで、コスト削減に繋がります。しかし、時間と手間がかかり、自分たちが求めているパンフレットのデザインにならないこともあるので注意しましょう。

デザイン会社に外注する

2つ目はデザイン会社に外注する方法です。デザイン会社に依頼することで、プロのデザイナーがパンフレットを制作してくれます。そのため、自分たちが求めるパンフレットデザインに仕上げてもらうことが可能です。しかし、納品したパンフレットを確認するとイメージしていたデザインと異なるケースもあるので、事前に綿密な打ち合わせをおこなう必要があります。また、料金が高額になることもあるので注意しましょう。

パンフレットの制作会社については以下のリンクをご覧ください。

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クラウドソーシングサイトを利用する

3つ目は、クラウドソーシングサイトを利用して外注する方法です。クラウドソーシングサイトとは、インターネット上で不特定多数の人に業務を発注できるサイトです。ランサーズやクラウドワークスなどがクラウドソーシングサイトとして有名です。クラウドソーシングサイトでは、多くの人が仕事を受注したいと考えているので、デザイン会社に比べて費用を抑えて外注することができます。しかし、クラウドソーシングサイトでは、依頼する人によって技術レベルが異なります。プロレベルの方から初心者レベルの方までと幅広いので、要望したデザインができないと言われることがあります。また、初めてクラウドソーシングサイトを利用する場合には操作方法が難しいと感じることもあるので、慣れるまでに時間がかかります。

オシャレなパンフレットデザインにするためのコツ

オシャレなパンフレットデザインにするためのコツを紹介します。

余白を使う

パンフレットは多くの情報を詰め込みすぎず、余白を上手く使いましょう。余白を使うことによって、スッキリとした印象になります。また、所々に余白があることで一つ一つの情報が整理されてシンプルで見やすくなります。

配色を決める

パンフレットで使用する配色を決めましょう。配色が多すぎると、逆に見にくくなるので2〜3種類がオススメです。なるべく同系色を使うことで、全体にまとまりが出てきます。また、アクセントとなる色を追加することで、強調したい文章などを目立たせることができるので、積極的に使ってみましょう。

写真の質に気をつける

写真の質には十分気を付けましょう。写真の質によってパンフレットのクオリティが決まると言っても過言ではありません。画質が粗かったりピンボケなどの写真を妥協して使用してしまうと、”手抜き感”が伝わってしまい、間違いなく評価が下がってしまいます。パンフレットは企業の顔と言えるほど重要なので、プロのカメラマンに写真撮影を協力してもらうことも検討しましょう。また、いくら画質が良くてもパンフレットの中身にあっていなければ意味がありません。写真を撮影する前に、どのページでどんな写真を挿入するのか、あらかじめ決めておきましょう。

イラストも使う

イラストを使うことで、オシャレな雰囲気のパンフレットになります。しかし、フリーイラストを使用する際には注意しましょう。フリーイラストなので、他のパンフレットでも使用されている可能性があるからです。自分たちで作成できるのであれば、一度作ってみましょう。また、先ほど紹介したクラウドソーシングサイトなどに依頼してみる方法も有効的です。

 

オススメのパンフレットテンプレート

オススメのパンフレットテンプレートを紹介します。

ラクスル

ラクスルでは、サイズがA4、A5、A6、B5、B6まであり、二つ折りや巻き三つ折りなども選ぶことができます。現在は170種類のテンプレートがあり、業種も小売、不動産、土木、医療など様々です。無料でテンプレートを利用することが可能で、印刷まで依頼できます。パンフレットテンプレート以外にもチラシやポスター制作までおこなえるので、非常にオススメのサイトです。

ビスタプリント

ビスタプリントでは、300種類以上のテンプレートが存在しており、2,442円で購入することができます。1つのパンフレットテンプレートだけでも色が数種類あるので、自分たちにあった配色を選択することが可能です。

Canva

Canvaはパンフレットだけでなく、画像の加工やプレゼンテーション資料の作成なども可能なサイトです。直感的な操作が可能で、非常に使いやすいです。プランは無料プランと有料プランがあります。無料プランでも問題ありませんが、有料プランだとさらに使用できるテンプレートの種類が増えます。使用できる人数によって有料プランの金額が異なり、1,500円〜37,500円と幅広いです。30日間の無料トライアルがあるので、一度有料プランを試してから加入するか判断してましょう。

パワポン

パワポンでは、チラシとパンフレットを同時に探すことができます。実用的なテンプレートが多く、会員登録が必要となりますが、無料でダウンロードすることが可能です。

Office

マイクロソフト社が提供しているOfficeでは、会員登録の必要もなく無料でパンフレットのテンプレートがダウンロードできます。シンプルなテンプレートが多く、WordやPowerPointで編集することが可能です。そのため、普段からWordやPowerPointを使用している人にとっては、編集しやすいテンプレートが多くあります。

ASOBO DESIGN

ASOBO DESIGNでは、パンフレットテンプレートの他に、リーフレットやポスターなどのテンプレートも無料でダウンロードすることができます。パンフレットテンプレートはサロンや飲食店向けのテンプレートが多くあります。自分たちに合ったテンプレートが見つからない場合には直接依頼することも可能です。

オシャレなパンフレットデザインなら株式会社トック企画へ

今回は、オシャレなパンフレットデザインにするための作成方法やコツについて紹介しました。パンフレットは主に自分たちの会社や商品・サービスを紹介するための資料です。そのため、わかりやすく印象に残るようなパンフレットデザインにする必要があります。しかし、デザイン未経験者では自分の思い通りのデザインに仕上げることが非常に困難です。わかりやすくてオシャレなパンフレットを作成したいのであれば、株式会社トック企画へお任せください。株式会社トック企画では、パンフレットはもちろん、チラシや電子ブック、冊子など様々なデザインを手掛けています。お客様の要望に沿った納得のいくデザインを手がけることが可能なので、こちらからお気軽にご相談ください。今回の記事を参考に、オシャレなパンフレットデザインの作成を検討してみてはいかがでしょうか。

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