IT業界の最新トレンドを直接目で見て、体験できるのがITの展示会です。
AI、DX、IoT、セキュリティなど、急速に進化する技術を一度に比較検討できる貴重な機会ですよね。しかし、数多くの展示会の中から、自社に最適なものを選ぶのは簡単ではありません。
この記事では、2026年に開催される主要なITの展示会を紹介し、出展を成功させるための準備方法まで詳しく解説します。
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目次
ITの展示会とは?

ITの展示会の特徴と目的
ITの展示会は、最新のIT製品やサービスを一堂に集めて展示・商談する場です。ソフトウェア、ハードウェア、クラウドサービス、AIソリューションなど、幅広いIT関連製品が展示されます。
来場者は実際に製品を見て、触れて、担当者から直接説明を受けられるため、カタログやWebサイトでは分かりにくい使い勝手や導入効果を確認できます。
展示会によって異なりますが、一般的にBtoB向けの商談を目的とした展示会が多く、システム導入を検討する企業の情報システム部門や経営層が主な来場者となります。
ITの展示会に出展するメリット3選
ITの展示会への出展には、大きく3つのメリットがあります。
- 短期間で多数の見込み顧客と接点を持てる:通常の営業活動では1日に数件の商談が限界ですが、展示会では2〜3日間で数百件の名刺交換が可能です
- 製品の実演により理解を深めてもらえる:複雑なITソリューションも、実際のデモ画面を見せながら説明することで、導入後のイメージを具体的に伝えられます
- 競合他社の動向を把握できる:同業他社のブースを視察することで、業界トレンドや競合の戦略を直接確認でき、自社の差別化ポイントを再認識できます
そのため、新規顧客開拓だけでなく、既存顧客への新製品紹介や、ブランド認知度の向上にも効果的です。
2026年のITの展示会カレンダー

2026年2月~4月のITの展示会
2026年前半には、IT業界の大型展示会が集中して開催されます。
- Japan IT Week【春】(4月8日〜10日・東京ビッグサイト):日本最大級のIT専門展で、Japan IT WeekとJapan DX Weekを合わせて12の専門展が同時開催されます
- CEATEC 2026 Japan(10月13日〜16日・幕張メッセ):家電からITまで幅広い技術が集結する総合展示会です
- Japan DX Week【春】(2月5日〜7日・東京ビッグサイト):Japan IT Weekと同時開催で、AI、生成AI、業務DXに特化した展示会です
展示会によって異なりますが、春は新年度の予算が確定する時期のため、システム導入を検討する企業が多く来場する傾向にあります。
2026年5月~8月のITの展示会
夏季には、特定分野に特化したIT展示会が開催されます。
- Japan IT Week【夏】(6月24日〜26日・東京ビッグサイト):春と同様の構成で、年2回目のIT総合展示会です
- NexTech Week【春】(4月15日〜17日・東京ビッグサイト):製造業向けDXやAI活用に焦点を当てた展示会です
一般的には、この時期は企業の第1四半期が終わり、上半期の予算執行状況を見ながら投資判断する企業が増えます。そのため、春に比べるとやや商談のスピード感は落ち着きますが、じっくりと検討したい来場者が多いという特徴があります。
2026年9月~12月のITの展示会
秋から年末にかけては、次年度予算の検討時期と重なるため、重要な商談機会となります。
- Japan IT Week【秋】(10月21日〜23日・幕張メッセ):年3回目の開催で、首都圏以外の企業も来場しやすい千葉での開催です
- IT・情シスDXPO 東京(8月開催予定・東京ビッグサイト):情報システム部門の業務効率化に特化した展示会です
目安として、この時期は来年度予算の申請準備をする企業が多いため、具体的な金額や導入スケジュールについての質問が増える傾向にあります。
Japan IT Week(年3回開催・日本最大級)

開催スケジュールと会場
Japan IT Weekは、年3回開催される日本最大級のIT専門展です。2026年の開催スケジュールは、春(2月5日〜7日・東京ビッグサイト)、夏(6月24日〜26日・東京ビッグサイト)、秋(10月28日〜30日・幕張メッセ)となっています。
一般的には、各回とも3日間で5万人以上が来場し、約1,000社が出展する規模です。東京ビッグサイトと幕張メッセという2大会場での開催により、首都圏だけでなく全国から来場者が集まります。
主な構成展の紹介
Japan IT Weekは、ソフトウェア開発、IoT、セキュリティ、データセンター、クラウド、IoTシステム開発などの専門展で構成されています。
(※構成展の数は開催時期により異なる場合があります)それぞれの展示会が特定の技術分野に特化しているため、出展企業は自社の製品やサービスに最も適した展示会を選べます。また、来場者も目的の技術分野に絞って効率的に情報収集できるという利点があります。
ソフトウェア受託開発・開発支援展
システム開発会社や、開発支援ツールを提供する企業が出展する専門展です。受託開発サービス、開発フレームワーク、テストツール、プロジェクト管理ツールなどが展示されます。
展示会によって異なりますが、一般的に来場者はシステム開発を外注したい企業の情報システム部門や、開発効率を向上させたい開発会社が中心です。そのため、技術的な詳細まで踏み込んだ商談が可能で、その場で開発案件の相談につながることもあります。
項目 | 内容 |
主な展示内容 | 受託開発サービス、開発フレームワーク、テストツール、プロジェクト管理ツール |
主な来場者層 | システム開発を外注したい企業の情報システム部門、開発効率を向上させたい開発会社 |
商談の特徴 | 技術的な詳細まで踏み込んだ商談が可能で、その場で開発案件の相談につながることもある |
出展に適した企業 | 受託開発会社、開発支援ツールベンダー、SIer、オフショア開発企業、開発プロセス改善ツール提供企業 |
展示のポイント | 開発実績・事例のポートフォリオ展示、技術スタックの明示、開発期間・コスト感の目安提示、その場で技術相談できる体制 |
組込み・エッジ・IoT 開発 EXPO
IoTデバイスや組込みシステムの開発に関連する製品・サービスが集まる展示会です。センサー、マイコン、通信モジュール、開発ボード、エッジAIなどが展示され、製造業のエンジニアや研究開発部門の担当者が多く来場します。
実際のデバイスを展示してデモンストレーションを行うブースが多く、来場者は実機を触りながら性能や使い勝手を確認できます。このように、実物展示による体験型の商談ができる点が、この展示会の大きな特徴です。
項目 | 内容 |
主な展示内容 | センサー、マイコン、通信モジュール、開発ボード、エッジAI |
主な来場者層 | 製造業のエンジニア、研究開発部門の担当者 |
商談の特徴 | 実機を展示してデモンストレーションを行うブースが多く、来場者は実物を触りながら性能や使い勝手を確認できる体験型商談が可能 |
出展に適した企業 | デバイスメーカー、半導体・センサーベンダー、組込みソフトウェア開発企業、プロトタイプ段階でも実機があれば出展可能 |
展示のポイント | 実機の動態展示とデモンストレーションは必須、技術仕様書の準備、実際に触れる体験型ブース設計、消費電力・サイズなどスペックの明示 |
情報セキュリティ EXPO
サイバーセキュリティ対策に関する製品・サービスが一堂に集まる専門展です。ウイルス対策ソフト、ファイアウォール、認証システム、脆弱性診断サービスなどが展示されます。
近年のサイバー攻撃の増加により、企業のセキュリティ意識が高まっているため、情報システム部門だけでなく経営層の来場も増えています。目安として、従業員100名以上の企業では専任のセキュリティ担当者を配置するケースが増えており、具体的な導入検討につながる商談が期待できます。
項目 | 内容 |
主な展示内容 | ウイルス対策ソフト、ファイアウォール、認証システム、脆弱性診断サービス |
主な来場者層 | 情報システム部門、経営層、セキュリティ担当者(従業員100名以上の企業で増加傾向) |
商談の特徴 | サイバー攻撃の増加により企業のセキュリティ意識が高まっており、具体的な導入検討につながる商談が期待できる |
出展に適した企業 | セキュリティソフトウェアベンダー、診断・コンサルティング企業、認証・暗号化ソリューション提供企業、中小企業向けMSSP事業者 |
展示のポイント | 最新の脅威事例と対策の可視化デモ、導入前後の比較データ、無料診断などリード獲得施策、経営層にも分かりやすい説明資料 |
データセンター EXPO
データセンターの構築・運用に必要な設備やサービスを展示する専門展です。サーバー、ストレージ、ネットワーク機器、冷却システム、監視システム、データセンター事業者のサービスなどが展示されます。
クラウドサービスの普及により、自社でデータセンターを持たない企業が増えていますが、一方でハイブリッドクラウドを採用する大企業も多く、インフラ担当者にとって重要な情報収集の場となっています。
項目 | 内容 |
主な展示内容 | サーバー、ストレージ、ネットワーク機器、冷却システム、監視システム、データセンター事業者のサービス |
主な来場者層 | インフラ担当者、ハイブリッドクラウドを採用する大企業の担当者 |
商談の特徴 | クラウド時代でもハイブリッドクラウド採用企業が多く、インフラ担当者にとって重要な情報収集の場 |
出展に適した企業 | データセンター事業者、サーバー・ストレージベンダー、冷却・電源設備メーカー、監視・運用管理ツール提供企業、大規模インフラ案件を扱える企業 |
展示のポイント | 省エネ性能・TCOの数値的根拠、稼働率・冗長性などSLA指標の明示、既存インフラとの統合事例、ハイブリッドクラウド対応の強調 |
クラウドコンピューティング EXPO
クラウドサービスやクラウド関連の開発ツールが集まる展示会です。SaaS、PaaS、IaaS各層のサービスや、クラウド移行支援、マルチクラウド管理ツールなどが展示されます。
DX推進の流れの中で、オンプレミスからクラウドへの移行を検討する企業が増えているため、来場者の関心も高まっています。そのため、単なる製品紹介だけでなく、移行計画の相談や導入事例の共有など、踏み込んだ商談が可能です。
項目 | 内容 |
主な展示内容 | SaaS、PaaS、IaaS、クラウド移行支援、マルチクラウド管理ツール |
主な来場者層 | DX推進を進める企業、オンプレミスからクラウドへの移行を検討する企業 |
商談の特徴 | 単なる製品紹介だけでなく、移行計画の相談や導入事例の共有など、踏み込んだ商談が可能 |
出展に適した企業 | クラウドサービスプロバイダー、SaaS・PaaS・IaaS事業者、クラウド移行コンサル企業、マルチクラウド管理ツールベンダー、スタートアップから大手まで幅広く |
展示のポイント | 業種別の移行事例と期間・コストの提示、無料トライアルやPoCの提案、オンプレミスとの比較データ、セキュリティ・コンプライアンス対応の説明 |
IoTシステム開発 EXPO
IoTシステムの構築に必要なプラットフォームやサービスを展示する専門展です。IoTプラットフォーム、データ分析ツール、可視化ソリューション、システム開発サービスなどが展示されます。製造業のスマートファクトリー化や、物流業界での位置情報管理など、業種別のIoT活用事例に関心を持つ来場者が多い傾向にあります。
項目 | 内容 |
主な展示内容 | IoTプラットフォーム、データ分析ツール、可視化ソリューション、システム開発サービス |
主な来場者層 | 製造業(スマートファクトリー化)、物流業界(位置情報管理)など業種別のIoT活用を検討する企業 |
商談の特徴 | 業種別のIoT活用事例に関心を持つ来場者が多く、具体的な業界課題に対応したソリューション提案が可能 |
出展に適した企業 | IoTプラットフォーム事業者、データ分析・可視化ツール提供企業、業種特化型IoTソリューション企業、IoTシステム開発会社 |
展示のポイント | 業種別の具体的な活用事例の展示(製造業・物流など)、ROI・導入効果の数値的提示、実際のダッシュボード画面のデモ、既存システムとの連携方法の説明 |
同時開催のJapan DX Week
開催概要(Japan IT Weekと同時来場可能)

Japan DX Weekは、Japan IT Weekと同じ会場・同じ日程で同時開催される展示会です。1つの入場パスで両方の展示会に来場できるため、IT基盤とDX推進の両方を検討している企業にとって、効率的に情報収集できる機会となります。
一般的には、Japan IT Weekが「IT基盤」に焦点を当てているのに対し、Japan DX Weekは「業務変革」に焦点を当てており、来場者の関心も「システム導入」から「業務改善」へとシフトします。そのため、同じ企業でも部署によって訪れる展示会が異なることがあります。
主な構成展の紹介
Japan DX Weekは、6つの専門展で構成されています。いずれもDX推進に直結するテーマを扱っており、企業の経営層や事業部門の責任者が多く来場するのが特徴です。
AI・人工知能 EXPO
AI技術を活用した製品・サービスが集まる専門展です。画像認識、音声認識、自然言語処理、予測分析などのAIソリューションが展示されます。
展示会によって異なりますが、一般的に製造業の品質管理、小売業の需要予測、コールセンターの自動応答など、業種別の具体的な活用事例を求める来場者が多い傾向にあります。そのため、デモ展示では自社の業界に近い事例を見せることで、来場者の関心を引きやすくなります。
項目 | 内容 |
主な展示内容 | 画像認識、音声認識、自然言語処理、予測分析などのAIソリューション |
主な来場者層 | 製造業の品質管理担当、小売業の需要予測担当、コールセンター運営企業など業種別の具体的な活用を検討する企業 |
商談の特徴 | 業種別の具体的な活用事例を求める来場者が多く、自社の業界に近い事例を見せることで関心を引きやすい |
出展に適した企業 | AIソリューションベンダー、業種特化型AI開発企業、AIモデル提供企業、AI導入コンサルティング企業、スタートアップから大手まで幅広く |
展示のポイント | 業種別の具体的な活用事例のデモ展示、精度・処理速度などの性能指標の明示、導入前後の業務改善効果の数値化、既存システムへの組み込み方法の説明 |
生成AI EXPO
ChatGPTをはじめとする生成AIの活用に特化した展示会です。文章生成、画像生成、コード生成などの生成AIツールや、企業向けの生成AI導入支援サービスが展示されます。
2023年以降、生成AIへの注目が急速に高まっており、多くの企業が業務への活用方法を模索しています。このように、最新のテクノロジーに対する関心が高い来場者が集まるため、先進的な取り組みや成功事例を紹介することで、強い印象を残せます。
項目 | 内容 |
主な展示内容 | 文章生成、画像生成、コード生成などの生成AIツール、企業向け生成AI導入支援サービス |
主な来場者層 | 生成AIの業務活用を模索する企業の経営層・事業部門、マーケティング・コンテンツ制作部門、開発部門 |
商談の特徴 | 最新のテクノロジーに対する関心が高い来場者が集まり、先進的な取り組みや成功事例を紹介することで強い印象を残せる |
出展に適した企業 | 生成AIツール提供企業、生成AI API事業者、企業向け生成AI導入支援企業、プロンプトエンジニアリングサービス提供企業、最新技術に強いスタートアップ |
展示のポイント | その場で試せるインタラクティブなデモ、セキュリティ・情報漏洩対策の説明、業務での実用例と生産性向上データ、カスタマイズ・ファインチューニング対応の説明 |
社内業務DX EXPO
バックオフィス業務の効率化に関する製品・サービスが集まる専門展です。経理、人事、総務などの業務を自動化・デジタル化するツールや、ワークフローシステム、電子契約サービスなどが展示されます。
人手不足が深刻化する中、業務効率化は多くの企業にとって喫緊の課題となっているため、具体的な導入効果や投資対効果を求める質問が多い傾向にあります。
項目 | 内容 |
主な展示内容 | 経理・人事・総務の自動化・デジタル化ツール、ワークフローシステム、電子契約サービス |
主な来場者層 | バックオフィス部門の責任者、経営企画・管理部門、中小企業の経営層 |
商談の特徴 | 人手不足が深刻化する中、業務効率化は喫緊の課題となっており、具体的な導入効果や投資対効果を求める質問が多い |
出展に適した企業 | バックオフィスSaaS事業者、ワークフローシステムベンダー、電子契約サービス提供企業、クラウド会計・人事システム企業、中小企業向けソリューション提供企業 |
展示のポイント | 導入前後の工数削減データ(年間削減時間など)、ROI・回収期間の明示、導入のしやすさ(操作画面のシンプルさ)のアピール、他システムとの連携実績 |
現場DX EXPO
製造現場や物流現場など、現場業務のDX化に特化した展示会です。スマートグラス、ウェアラブルデバイス、現場管理システム、遠隔作業支援ツールなどが展示されます。オフィスワークと異なり、現場では紙の作業指示書やアナログな管理方法が残っている企業も多く、デジタル化の余地が大きい分野です。
そのため、導入のハードルを下げる提案や、段階的な導入プランを示すことで、関心を持ってもらいやすくなります。
項目 | 内容 |
主な展示内容 | スマートグラス、ウェアラブルデバイス、現場管理システム、遠隔作業支援ツール |
主な来場者層 | 製造業の生産管理・現場責任者、物流業界の現場管理者、建設業の現場監督、保守・メンテナンス部門 |
商談の特徴 | 現場では紙やアナログな管理が残っており、デジタル化の余地が大きく、導入のハードルを下げる提案や段階的な導入プランを示すことで関心を持ってもらいやすい |
出展に適した企業 | ウェアラブルデバイスメーカー、現場管理システム提供企業、遠隔作業支援ツールベンダー、産業用IoTソリューション企業、現場特化型DX支援企業 |
展示のポイント | 実機を使った現場環境を想定したデモ、作業者の負担軽減効果の提示、小規模での試験導入プランの提案、耐久性・防水防塵性能など現場仕様のアピール |
データドリブン経営 EXPO
データ分析やBIツールを活用した経営改善に関する製品・サービスが集まる専門展です。データ分析プラットフォーム、BIツール、データガバナンスツール、コンサルティングサービスなどが展示されます。
一般的には、経営層やマーケティング部門の責任者が来場することが多く、単なるツール導入ではなく、データ活用による事業成長を期待している傾向にあります。
項目 | 内容 |
主な展示内容 | データ分析プラットフォーム、BIツール、データガバナンスツール、コンサルティングサービス |
主な来場者層 | 経営層、マーケティング部門の責任者、データ分析部門、事業企画部門 |
商談の特徴 | 経営層やマーケティング責任者が多く、単なるツール導入ではなくデータ活用による事業成長を期待している |
出展に適した企業 | BIツールベンダー、データ分析プラットフォーム事業者、データガバナンス・マスターデータ管理企業、データコンサルティング企業、中堅・大企業向けソリューション提供企業 |
展示のポイント | 経営判断に直結するダッシュボードのデモ、売上・利益向上などビジネス成果の事例提示、データ基盤構築から活用までの一貫支援体制のアピール、経営層にも分かりやすいビジュアル資料 |
業務自動化・RPA EXPO
RPA(Robotic Process Automation)をはじめとする業務自動化ツールが集まる専門展です。RPAツール、ノーコード開発プラットフォーム、プロセスマイニングツールなどが展示されます。働き方改革や人手不足への対応として、定型業務の自動化に取り組む企業が増えています。
目安として、導入企業の多くは年間で数百時間から数千時間の工数削減を実現しており、具体的な削減効果を示すことで、来場者の関心を引けます。
項目 | 内容 |
主な展示内容 | RPAツール、ノーコード開発プラットフォーム、プロセスマイニングツール |
主な来場者層 | 業務部門の責任者、情報システム部門、働き方改革推進担当者、中小企業の経営層 |
商談の特徴 | 働き方改革や人手不足への対応として定型業務の自動化に取り組む企業が増えており、年間数百〜数千時間の工数削減という具体的な削減効果を示すことで関心を引ける |
出展に適した企業 | RPAツールベンダー、ノーコード・ローコード開発プラットフォーム事業者、プロセスマイニングツール提供企業、RPA導入支援・運用代行企業、中小企業向けRPAサービス提供企業 |
展示のポイント | 自動化前後の作業時間比較のデモ、年間削減工数の具体的な数値提示(数百〜数千時間)、プログラミング不要で導入できる簡便性のアピール、自動化に適した業務プロセスの提案 |
その他の主要なITの展示会
CEATEC(シーテック)
CEATECは、Combined Exhibition of Advanced Technologiesの略称で、最新のデジタル技術やエレクトロニクスが集結する総合展示会です。2026年は10月13日(火)~16日(金)の4日間、千葉県の幕張メッセで開催されます。
開催テーマは「Transformation -企業が、産業が、そして社会が変わる-」です。家電メーカー、自動車メーカー、通信事業者など、幅広い業種の大手企業が出展し、5G、自動運転、スマートシティなど、社会実装を見据えた先進技術が数多く展示されます。
Japan IT Weekと比較すると、CEATECは一般消費者向けの技術展示も含まれるため、BtoCビジネスを展開する企業にとっても有益な展示会です。
開催頻度 | 年1回(10月開催) |
会場 | 幕張メッセ(千葉県千葉市) |
展示会の特徴 | 最新のデジタル技術やエレクトロニクスが集結する総合展示会。5G、自動運転、スマートシティなど社会実装を見据えた先進技術が展示される。一般消費者向けの技術展示も含まれる |
来場者数 | 2025年:98,884人 |
出展社数 | 2025年:810社 |
来場者属性 | 家電メーカー、自動車メーカー、通信事業者などの企業関係者、一般消費者も来場 |
出展に向いている企業 | ・先進技術開発企業 ・5G関連企業 ・自動運転技術開発企業 ・スマートシティ関連企業 ・BtoCビジネスを展開する企業 ・社会実装を見据えた技術を持つ企業 |
主催 | 一般社団法人電子情報技術産業協会(JEITA) 共催:一般社団法人情報通信ネットワーク産業協会(CIAJ)、一般社団法人ソフトウェア協会(SAJ) |
参加方法 | 公式サイトから申し込み |
公式サイト |
NexTech Week
NexTech Weekは、AI、ブロックチェーン、量子コンピュータ、ヒューマノイドロボットの最新テクノロジーと、デジタル人材育成支援に関する展示会です。2026年は春と秋の年2回開催され、春は4月15日(水)~17日(金)に東京ビッグサイト、秋は11月11日(水)~13日(金)に幕張メッセで開催されます。
生成AI、ディープラーニング、機械学習、ブロックチェーン、量子コンピュータなどの先端技術が展示され、製造業・社会インフラ・小売・物流・医療・金融・官公庁など様々な業種の企業が来場します。
開催頻度 | 年2回(春・秋) |
会場 | 東京ビッグサイト(東京都江東区) |
展示会の特徴 | AI、ブロックチェーン、量子コンピュータ、ヒューマノイドロボットの最新テクノロジーと、デジタル人材育成支援に関する5つの展示会で構成。生成AI、ディープラーニング、機械学習、NFT、量子暗号、eラーニング、リスキリング支援などが展示される |
来場者数 | 2025年春:27,745人 2025年秋:20,314人 |
出展社数 | 2025年春:253社 2025年秋:315社 |
来場者属性 | 製造業、社会インフラ、小売、物流、医療、金融、官公庁など様々な業種の企業。DXを推進したい企業、最新テクノロジーの活用やデジタル人材を育成したい企業 |
出展に向いている企業 | ・AI・生成AIソリューション提供企業 ・ブロックチェーン関連企業 ・量子コンピュータ関連企業 ・ヒューマノイドロボット開発企業 ・デジタル人材育成支援サービス提供企業 ・eラーニング・研修サービス提供企業 |
主催 | RX Japan合同会社 |
参加方法 | 公式サイトから申し込み |
公式サイト |
IT・情シスDXPO 東京
IT・情シスDXPO 東京は、情報システム部門の業務効率化に特化した展示会です。2026年【夏】は8月20日(木)・21日(金)に東京ビッグサイト 西1・2・3ホールで開催され、システム開発、セキュリティ、IT人材育成のためのITソリューションが展示されます。
社内ヘルプデスク業務の自動化、IT資産管理、セキュリティ対策など、情シス部門が抱える課題に焦点を当てた製品・サービスが集結します。展示会によって異なりますが、一般的に情シス部門は少人数で多くの業務を担当しているケースが多いため、業務負荷の軽減につながるソリューションへの関心が高い傾向にあります。
開催頻度 | 年複数回(夏・秋など) |
会場 | 東京ビッグサイト(東京都江東区) |
展示会の特徴 | システム開発・セキュリティ・IT人材育成のためのITソリューション総合展示会。社内ヘルプデスク業務の自動化、IT資産管理、セキュリティ対策など情シス部門が抱える課題に焦点を当てた製品・サービスが展示される |
来場者数 | 公式サイトでは非公開 |
出展社数 | 2025年:約780社 |
来場者属性 | 情報システム部門の担当者、システム開発部門、セキュリティ担当者など |
出展に向いている企業 | ・情シス部門向けソリューション提供企業 ・ヘルプデスク自動化ツール開発企業 ・IT資産管理システム提供企業 ・セキュリティ対策ツール開発企業 ・業務負荷軽減につながるソリューション提供企業 ・IT人材育成支援サービス提供企業 |
主催 | ブティックス株式会社 |
参加方法 | 公式サイトから申し込み |
公式サイト |
EdgeTech+(エッジテックプラス)
EdgeTech+は、エッジコンピューティングやIoTに特化した技術展示会です。毎年11月に横浜(パシフィコ横浜)で本展が開催され、7月には関西地域でEdgeTech+ Westが開催されます。2026年は、EdgeTech+ West 2026が7月23日(水)~24日(木)に大阪のグランフロント大阪で開催予定です。
過去の開催では、エッジAI、5G活用、リアルタイムデータ処理など、エッジ領域の最新技術が展示され、製造業や通信事業者の技術者が多く来場しました。このように、特定技術に特化した展示会は、専門性の高い来場者と深い技術的な議論ができる点が魅力です。
開催頻度 | 年2回(夏・秋) |
会場 | パシフィコ横浜 展示ホール/アネックスホール |
展示会の特徴 | エッジコンピューティングやIoTに特化した技術展示会。エッジAI、5G活用、リアルタイムデータ処理、組込みシステム、半導体デバイス、開発支援、セキュリティなどエッジ領域の最新技術が展示される。専門性の高い来場者と深い技術的な議論ができる |
来場者数 | 2024年:32,427人 |
出展社数 | 2025年:329社 |
来場者属性 | 製造業や通信事業者の技術者、組込みシステム開発者、IoT/AIエンジニアなど専門性の高い来場者が中心 |
出展に向いている企業 | ・エッジコンピューティング技術開発企業 ・IoT関連企業 ・エッジAI開発企業 ・5G活用ソリューション提供企業 ・リアルタイムデータ処理技術開発企業 ・組込みシステム開発企業 ・半導体デバイスメーカー ・深い技術的な議論を求める企業 |
主催 | 一般社団法人組込みシステム技術協会(JASA) |
参加方法 | 公式サイトから申し込み |
公式サイト |
出展するITの展示会の選び方4選
①:ターゲットとなる来場者層を確認する
展示会選びで最も重要なのは、自社のターゲット顧客が来場するかどうかです。展示会の公式サイトでは、過去の来場者の業種別・職種別の内訳が公開されていることが多いので、まずはこの情報を確認しましょう。
例えば、製造業向けのIoTソリューションを提供している場合、製造業の来場者比率が高い展示会を選ぶことで、効率的に商談を進められます。また、来場者の役職も重要なポイントで、一般的には経営層や部門責任者が多い展示会ほど、その場で導入の意思決定につながる可能性が高まります。
②:展示会の規模と出展費用を比較する
出展費用は展示会の規模によって大きく異なります。目安として、Japan IT Weekのような大規模展示会では、3m×3mの小間(ブースの最小単位)で100万円〜200万円程度、装飾や印刷物を含めると総額300万円〜500万円程度かかることが一般的です。
一方、中小規模の専門展では、同じ1小間でも150万円〜300万円程度で出展できる場合もあります。しかし、費用が安いから良いというわけではなく、来場者数や商談の質とのバランスを考慮することが大切です。
そのため、過去の出展企業の成果事例や、1小間あたりの平均名刺獲得数なども参考にすると良いでしょう。
③:開催地と開催時期で絞り込む
自社の営業エリアや繁忙期を考慮して、出展する展示会を選ぶことも重要です。東京ビッグサイトや幕張メッセでの展示会は全国から来場者が集まりますが、地方で開催される展示会では、その地域の企業との商談機会が多くなります。
また、開催時期については、展示会によって異なりますが、一般的には企業の予算編成サイクルを意識すると効果的です。例えば、4月の新年度開始直前や、10月〜11月の次年度予算検討時期は、導入の意思決定がしやすいタイミングといえます。
④:同時開催の展示会も確認する
Japan IT WeekとJapan DX Weekのように、複数の展示会が同時開催される場合は、来場者の流れを意識した出展計画が重要です。同時開催の展示会に関連する製品やサービスを扱っている場合、相乗効果で来場者数が増える可能性があります。
一方で、同じような製品を扱う競合他社が多数出展している展示会では、差別化がより重要になります。このように、同時開催の展示会構成を確認することで、自社ブースへの集客戦略を立てやすくなります。
ITの展示会で成果を出す出展準備5選

①:ブースの導線設計を工夫する
来場者がブースに入りやすく、スタッフと自然に会話できる導線設計が重要です。一般的には、ブースの入口を広く開放し、通路から中の展示物が見えるようにすることで、来場者の入りやすさが向上します。また、ブース内では、展示物を見る順序が明確になるよう、導線を一方通行にすることも効果的です。
目安として、3m×3mのブースであれば、入口側に目を引く大型ディスプレイを配置し、奥に商談スペースを設けるレイアウトが多く採用されています。さらに、ブース内に立ち止まって説明を聞くスペースを複数用意することで、混雑時でも複数の来場者に同時対応できます。
②:来場者の目を引くデザインを採用する
展示会場では、数百ものブースが並んでいるため、遠くからでも目立つデザインが必要です。企業のコーポレートカラーを基調としつつ、大きな文字やグラフィックで主要メッセージを伝えることで、通路を歩く来場者の注意を引けます。
展示会によって異なりますが、一般的には高さ2.5m以上のバックパネルやタペストリーを活用し、遠くからでも視認できるようにすることが効果的です。また、動きのあるデジタルサイネージや、デモ機の動作を大画面で映すことで、さらに視覚的なインパクトを高められます。
そのため、デザイン制作の段階で、展示会場の通路幅や周辺ブースの配置も考慮に入れると良いでしょう。
③:デモ展示で商品価値を伝える
ITソリューションの場合、実際の動作を見せることが最も説得力があります。ソフトウェアであれば、来場者が実際に操作できるデモ機を用意し、その場で使い勝手を体験してもらうことで、導入後のイメージを具体的に持ってもらえます。
ハードウェアの場合は、製品を分解して内部構造を見せたり、性能を数値で示すグラフを表示したりすることで、技術的な優位性を伝えられます。一般的には、デモンストレーションは3〜5分程度にまとめ、来場者が飽きずに最後まで見られる長さにすることがポイントです。
また、デモの途中で質問しやすい雰囲気を作ることで、来場者のニーズを引き出しやすくなります。
④:効果的な声がけで名刺を獲得する
展示会での名刺獲得数は、出展成果を測る重要な指標です。しかし、強引な声がけは来場者に不快感を与えてしまうため、自然な会話のきっかけを作ることが大切です。
例えば、「こちらのデモ、ご覧になりますか?」や「この製品についてご興味おありですか?」といった、Yes/Noで答えられる質問から始めると、来場者も反応しやすくなります。
そして、来場者が足を止めたら、まず相手の課題や関心を聞き出し、それに合わせた製品説明につなげることで、有意義な商談に発展します。目安として、3日間の展示会で300〜500枚の名刺を獲得する企業が多いですが、重要なのは数よりも質です。
そのため、名刺交換後にメモを残し、どのような課題を持っているかを記録しておくことをおすすめします。
⑤:展示会後3日以内にフォローする
展示会で獲得した名刺は、できるだけ早くフォローすることが成功の鍵です。一般的には、展示会終了後3日以内にお礼のメールを送り、ブースでの会話内容を振り返りながら、次のアクションを提案することが効果的です。
例えば、詳しい資料の送付、オンラインデモの実施、訪問商談の設定などを提案し、来場者の関心が冷めないうちに次のステップに進めましょう。また、来場者によって関心の度合いは異なるため、優先順位を付けてフォローすることも重要です。
そのため、展示会場で取ったメモを基に、「すぐに商談したい」「情報収集段階」「長期的にフォローする」といったランク分けをしておくと、効率的にフォローできます。
よくある質問|ITの展示会への出展について
ITの展示会の出展費用はどのくらいですか?
ITの展示会の出展費用は、展示会の規模や小間数によって大きく異なります。目安として、Japan IT Weekのような大規模展示会では、3m×3mの最小単位(1小間)で、出展料が100万円〜200万円程度です。
これに加えて、ブースの装飾費用で50万円〜150万円、パネルやチラシなどの印刷物で20万円〜50万円、展示用のモニターや什器のレンタルで10万円〜30万円程度がかかります。そのため、総額で300万円〜500万円程度を見込んでおくと良いでしょう。
一方、中小規模の専門展では、同じ1小間でも150万円〜300万円程度で出展できる場合もあります。初めて出展する場合は、まず小規模な展示会で経験を積み、成果を見ながら大規模展示会への出展を検討するという方法もあります。
初めてのITの展示会出展でも成果は出せますか?
初めての出展でも、しっかりと準備すれば十分に成果を出せます。重要なのは、明確なターゲットと目標を設定し、それに合わせた出展計画を立てることです。
例えば、「製造業の情報システム部門から100件の名刺を獲得し、そのうち10件の商談につなげる」といった具体的な目標を設定しましょう。また、初めての出展では、経験豊富な印刷・制作会社に相談し、ブースデザインや印刷物の準備をサポートしてもらうことで、失敗のリスクを減らせます。
展示会によって異なりますが、一般的には初回の出展で目標の7〜8割程度の成果が出れば、次回以降の改善につながる十分なデータが得られます。
東京ビッグサイトと幕張メッセはどちらに出展すべきですか?
東京ビッグサイトと幕張メッセは、どちらも首都圏の主要な展示会場ですが、それぞれに特徴があります。東京ビッグサイトは都心からのアクセスが良く、東京都内や神奈川県の企業からの来場者が多い傾向にあります。
一方、幕張メッセは千葉県や茨城県など、関東北部からのアクセスが良く、広い展示スペースを確保できるため大規模な展示会が多く開催されます。そのため、自社のターゲット顧客がどのエリアに多いかを考慮して選ぶと良いでしょう。
また、同じJapan IT Weekでも、春は東京ビッグサイト、秋は幕張メッセで開催されるため、両方に出展して来場者層の違いを比較するという方法もあります。
ITの展示会で効果的に名刺を獲得するコツは?
名刺獲得のコツは、来場者が「話を聞きたい」と思える仕掛けを用意することです。具体的には、ブース前で目を引くデモ展示を行い、足を止めた来場者に自然に声をかける流れを作りましょう。
また、「業界別の導入事例集を無料配布」や「クイズに答えてノベルティプレゼント」など、名刺交換のきっかけとなる企画を用意することも効果的です。ただし、ノベルティ目当てだけの来場者も含まれるため、簡単なヒアリングを行い、見込み度の高い来場者を見極めることが大切です。
目安として、1日あたり100〜150枚の名刺を獲得し、そのうち2〜3割が具体的な商談につながるケースが多いです。
DX関連のITの展示会はどれに出展すべきですか?
DX関連の展示会は複数ありますが、自社の製品やサービスがどの業務領域に関連するかで選ぶと良いでしょう。幅広いDXソリューションを提供している場合は、Japan DX Weekのように複数の専門展が同時開催される総合展示会がおすすめです。
一方、特定の業界や業務に特化したソリューションの場合は、NexTech Week(製造業DX)やIT・情シスDXPO(情報システム部門DX)など、ターゲットが明確な展示会を選ぶことで、より質の高い商談が期待できます。
また、初めて出展する場合は、まず大規模な総合展示会に出展し、来場者の反応を見ながら次回以降の出展戦略を立てるという方法も有効です。
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トック企画は、東京ビッグサイトや幕張メッセをはじめ、全国の主要展示会での出展サポートを行っています。パンフレット・チラシ・タペストリー・バックパネルなどの印刷物から、デモ用のプロモーション動画、WEBサイト制作まで、展示会に必要なあらゆる制作物を一箇所で対応可能です。
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