最終更新日:2025/02/19

コーポレート動画(ムービー)とは? 制作するメリット・活用方法などを徹底解説

「コーポレート動画って最近よく聞くけど、自社には必要なのだろうか」

「コーポレート動画を制作すると、どのようなメリットを得られるのだろうか」

コーポレート動画を企業のブランディングや採用活動に有用な手段として活用する企業は、年々増加しています。

本記事では、コーポレート動画の種類やメリット、活用方法などを徹底的に解説します。

株式会社トック企画では、クライアントのニーズを的確に汲み取った動画を制作しています。相談は無料なので、まずはお気軽にお問い合わせください。

この記事の監修者

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木林完介

木林完介

株式会社トック企画代表取締役

門前仲町生まれ。大学卒業後、3年をかけて世界一周をする。帰国後、家業の印刷・デザインの会社に就職し、2010年に代表取締役社長に就任。就任後は印刷だけでなく映像制作・WEB制作・イベント企画運営など事業を拡大する。

コーポレート動画とは?

コーポレート動画とは、企業のブランディング目的として制作される動画コンテンツです。企業理念や事業内容、サービスの紹介など、企業の魅力をさまざまな角度から発信できます。

動画コンテンツは、文字や画像だけでは伝えきれない情報を、短時間で効果的に伝えられる点が特徴です。

また、企業理念や価値観などの抽象的な概念を、視覚的に表現することも可能です。

その他、動画コンテンツは視聴者の感情に訴えかけ、共感や信頼感を得やすいなどのメリットもあり、さまざまなシーンで活用できます。

コーポレート動画の主な種類

コーポレート動画は、主に以下3種類に分けられます。

  • 事業紹介型動画
  • コンセプト紹介型(ブランドメッセージ型)動画
  • インタビュー型動画

それぞれ目的や伝えたいメッセージが異なっているため、企業の課題や目的に合わせて最適なものを選ぶのが重要です。

事業紹介型動画

事業紹介型動画は、企業の事業内容や特徴を網羅的に紹介する動画です。企業の基本情報を効果的に伝えられるため、自社の事業内容をステークホルダーに理解してもらう際に役立ちます。

また、企業の強みや実績を視覚的に表現できるため、企業の魅力をより効果的にアピールすることも可能です。

事業紹介型動画は、企業のWebサイトやイベント、展示会などさまざまなシーンで活用できます。

例えば、弊社で制作した高栄警備保障株式会社様のリクルート動画のように、人材募集のための企業説明や企業PR動画として活用可能です。

高栄警備保障株式会社様の制作事例はこちら>>

コンセプト紹介型(ブランドメッセージ型)動画

コンセプト紹介型(ブランドメッセージ型)動画は、抽象的な概念に焦点を当てた動画です。主に以下のものを表現する際に活用されます。

  • 企業理念
  • 企業ビジョン
  • 企業の価値観
  • 企業の想い

コンセプト紹介型動画は、企業の「らしさ」を表現し、他社との差別化を図る際に役立ちます。

また、視聴者の感情に訴えかけ、共感や信頼感を獲得しやすいため、ブランディングの強化にも効果的です。

コンセプト紹介型動画は、企業のWebサイトやSNS、イベントなどで活用可能です。

例えば、株式会社NTTドコモのグローバル戦略コンセプトムービーでは、グローバル化の加速を説明するために活用されています。

日本語と英語の字幕を使用して、日本国内の製品が海外でも利用可能であると示すなど、企業の世界観やブランドイメージを効果的にアピールしています。

インタビュー型動画は、社員や代表者へのインタビューを軸に構成される動画です。企業の雰囲気や社員の生の声を直接伝えられるため、視聴者に共感や信頼感を与えられる点が特徴です。

特に、採用活動やブランディングを目的として活用されるケースが多く、求職者に対して実際の職場環境や仕事内容をリアルに伝えられます。

インタビュー型動画は、主に企業のWebサイトや採用サイト、説明会などで利用されています。

例えば、株式会社タカラトミーの新卒採用向け動画のように、複数の職種の社員が仕事内容や魅力を語り、会社全体の理解を深められるよう構成されるのが一般的です。

コーポレート動画を制作する3つのメリット

コーポレート動画の制作には、企業にとってさまざまなメリットが存在します。主なメリットは以下の3つです。

  • 短時間で多くの情報を伝達できる
  • ブランディングを強化できる
  • 様々な目的や場面で2次活用できる

短時間で多くの情報を伝達できる

短時間で多くの情報を効率的に伝えられる点が、コーポレート動画のメリットです。

動画は視覚と聴覚を同時に活用できるため、情報の吸収が早く、複雑な概念や抽象的なアイデアをわかりやすく表現できます。

動画記事
メリット・視覚や聴覚で直感的に伝わる
・SNSで拡散されやすい
・制作コストが動画よりも安い
・修正時間が短い
デメリット・制作コストがかかる
・一度アップロードすると、修正に時間がかかる
・視覚的なインパクトが弱い
・動画と比べると拡散力が小さい

ブランディングを強化できる

https://www.youtube.com/watch?v=GvQdnU9XNMwM

企業のブランディングを強化できるのも、コーポレート動画のメリットです。

企業の社会的責任や持続可能性への取り組みをアピールすると、ブランドの信頼性を高められます。

低価格かつ質の良いのメガネを販売している株式会社ジンズでは、「0円、というプライド。」というタイトルとともに、質の良いメガネを納得のいく価格で販売している背景を動画内で伝えています。

また、動画を用いて社員の生の声や職場の雰囲気を伝えると、企業文化や価値観を具体的に表現できるので、ブランドへの親近感も醸成できるでしょう。

さまざまな目的や場面で2次活用できる

さまざまな目的や場面で2次活用できる汎用性の高さも、コーポレート動画のメリットです。

1つの動画コンテンツを基本にして、目的ごとに編集・活用すると、コストを大幅に削減できます。

例えば、ブランドイメージ向上を目的として、コーポレートサイトやオウンドメディアに掲載した動画を、企業説明会や採用サイト向けに編集すると、企業の魅力をアピールすることが可能です。

また、BtoBの営業ツールに転用して、製品やサービスの特徴を効果的に説明できると、受注率の向上にも期待できます。

なお、株式会社トック企画では、企業のニーズに応じた高品質のコーポレート動画を制作しています。

制作事例も掲載しているので、ぜひ一度ご覧ください。

トック企画の制作実績はこちら>>

コーポレート動画制作の流れ 【4STEP】

コーポレート動画の制作は、以下の4ステップで進められます。

  1. 準備
  2. 企画・構成作成
  3. 制作
  4. 仕上げ・納品

各ステップの内容を詳しく解説するので参考にしてください。

①準備

動画制作を成功させるためには、準備段階での計画が欠かせません。動画の目的とターゲットを明確にし、予算や納期を明確に設定するのが重要です。

具体的には、まず動画の主な目的を決定します。動画の目的には以下のようなものが挙げられます。

  • ブランディング強化
  • 採用活動
  • IR活動

自社が発信したいメッセージに応じて、動画制作の目的やターゲットを明確にしてください。次に、予算と納期を設定します。

コーポレート動画の制作をスムーズに進行するためにも、無理のない予算・納期を設定するのが大切です。また、動画制作に必要な参考資料の準備も忘れてはいけません。

会社案内やサービス紹介資料、ブランドガイドラインなどを整理した上で、動画内でもっとも伝えたいメッセージを1〜3つ選定しましょう。

その他、インタビューを取り入れる場合は、社員や経営者をリストアップしておきましょう。企業の理念やサービスの魅力を的確に伝えられる人物を選べると、動画の説得力が増します。

②企画・構成作成

企画・構成作成フェーズでは、制作会社と密に連携し、動画の全体像を具体化していくことが重要です。

まず、準備段階で整理した情報(目的、ターゲット、予算、納期など)を制作会社と共有しましょう。

次に、制作会社から提出される企画書を確認して、シナリオや構成案を精査してください。また、各シーンの具体的なイメージを示す、絵コンテも忘れずに確認しておきましょう。

企画・構成作成は、動画のクオリティを左右する重要なステップです。制作会社と十分にコミュニケーションを取り、納得のいくコーポレート動画を制作しましょう。

③制作

コーポレート動画制作の制作フェーズには、主に以下3つの工程が存在します。

  • 撮影(または素材制作)
  • 編集
  • 音入れ(MA)

撮影で立ち会いが必要な場合は、日程を確保した上で、細かい指示ができるよう準備しておきましょう。編集では全体の流れや尺を確認し、大きな修正点があれば早めに伝えてください。

また、音入れでは台本の最終確認や、ナレーターの声質や読み方まで細かく指示をして、動画の完成度を高めていきます。

④仕上げ・納品

仕上げ・納品フェーズは、コーポレート動画制作の最終段階であり、細かな調整と確認を経て完成した動画を受け取る重要なプロセスです。

制作会社から送られてきた動画データを細かくチェックした上で、修正が必要な箇所をリストアップし、具体的にフィードバックしてください。

また、使用目的に応じた適切なファイル形式を指定し、使用した音楽や素材の権利関係を最終確認するのも忘れてはいけません。その他、納品後のデータ保管期間も確認しておきましょう。

コーポレート動画を制作する際の2つのポイント

コーポレート動画を制作する際には、以下の2つのポイントを押さえておくのが重要です。

  • 目的とターゲットを明確化する
  • 企業・サービスの資料を準備する

各ポイントの内容を詳しく解説するので参考にしてください。

目的とターゲットを明確化する

コーポレート動画を制作する際は、動画の目的とターゲットを明確にするのが重要です。

目的とターゲットが明確であれば、動画の方向性や内容を適切に設定できるため、視聴者に効果的にメッセージを伝えられます。

項目概要
目的若手エンジニアの採用促進(企業の魅力を伝え、応募意欲を高める)
ターゲット20〜30代のエンジニア(新卒・第二新卒・若手経験者)
コンセプト挑戦できる環境 × 成長できる仲間
動画尺1〜2分(SNSでも活用しやすい短尺)
使用媒体YouTube、採用サイト、SNS
スケジュール

企画 → 撮影 → 編集 → 公開(約2〜3ヶ月)

KPI(評価指標)動画再生回数、応募数の増加、エンゲージメント率

 

企業・サービスの資料を準備する

企業・サービスに関する詳細な資料を事前に準備するのも、コーポレート動画制作の重要なポイントです。

具体的には、以下の情報を伝えられる資料を準備しましょう。

  • 企業理念
  • 企業のビジョン
  • 企業のミッション
  • 会社の沿革や歴史
  • 主要製品・サービスの詳細
  • 企業の特徴や強み
  • 競合他社との差別化ポイント

詳細な資料を準備しておくと、制作会社と正確に情報共有できるため、企業の価値観やブランドイメージを適切に反映した動画制作を実現できます。

コーポレート動画を制作するなら「株式会社トック企画」がおすすめ!

自社の魅力を効果的にアピールしたい場合は、コーポレート動画の活用がおすすめです。コーポレート動画を活用すると、短時間で多くの情報を視聴者に伝えられます。

視覚と聴覚を通じて、視聴者の感情に直接働きかけるため、共感や信頼感を得やすい点もコーポレート動画のメリットといえるでしょう。

株式会社トック企画では、事業紹介型動画、コンセプト紹介型(ブランドメッセージ型)動画、インタビュー型動画など、さまざまな種類のコーポレート動画を制作しています。

制作事例も公開しているので、ぜひ参考にしてください。

トック企画の制作実績はこちら>>

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