最終更新日:2024/07/30

採用動画のメリットは3つ!トレンドや事例も交えて制作ポイントを解説

「自社で採用動画を制作することになったものの、どういうものがよいのか分からない」
「そもそも採用動画とはどういうものだろうか?」
「採用動画を作ることのメリットは何か?」

採用動画を制作するにあたって、このような疑問を持っている方も多いのではないでしょうか?

結論、採用動画とは企業が「自社の雰囲気や仕事内容を伝えるために制作した動画」です。
パンフレットやホームページなどの媒体よりも、企業の情報がリアルに伝わるメリットがあります。

この記事では、採用動画のメリットや実際の事例、トレンドを解説します。費用面でのポイントもお伝えするので、参考にしてみてください。

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この記事の監修者

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木林完介

木林完介

株式会社トック企画代表取締役

門前仲町生まれ。大学卒業後、3年をかけて世界一周をする。帰国後、家業の印刷・デザインの会社に就職し、2010年に代表取締役社長に就任。就任後は印刷だけでなく映像制作・WEB制作・イベント企画運営など事業を拡大する。

目次

採用動画とは?

採用動画とは、企業が自社の雰囲気や仕事内容などを動画にしたものです。

社内見学動画や会社説明会動画、社員インタビュー動画など複数の種類があります。

採用動画の主な目的は、「映像媒体を通じて、求職者に自社を理解してもらうこと」です。

コロナ禍の影響を受けてオンラインでの採用が広まったことや、動画コンテンツの普及にともない、採用動画を制作・活用する企業も増えています。

採用動画を視聴したことで志望意欲が増加した研究結果もあり、今後ますます需要は高まるでしょう。

採用動画で用いられている4つの形式

採用動画は、多くの企業が求職者の興味やリアルな姿を知ってもらうために、さまざまな動画を制作しています。

採用動画は主に以下4つの形式に分けられます。

・インタビュー動画
・オフィス紹介動画
・事業紹介動画
・コンセプトムービー動画

それぞれ社員の声や仕事の魅力、職場の雰囲気や社内の風景、会社の事業内容や強み、理念やビジョンを伝えます。

インタビュー動画

求職者が入社後の姿を想像しやすく会社のリアルを伝えられる点が、インタビュー動画のメリットです。

例えば、社員のインタビューを通じて、仕事のやりがいや成長の機会を具体的に伝えられます。

また、現場の雰囲気やチームワークを映像で伝えられると効果的です。

求職者が入社後のイメージを具体的に描けるような内容や、魅力的な映像を採り入れると、インタビュー動画は成功する可能性が高まります。

 

オフィス紹介動画

オフィス紹介動画は、外観だけでなく内側も映すと、会社全体の雰囲気を把握可能です。

スタッフの雰囲気も伝わるため、自分がどのような環境で働くのかをイメージしやすくなります

オフィスの雰囲気や環境を視覚的に確認できると、自分に適した職場なのかを選ぶ参考になります。

事業紹介動画

事業紹介動画では、事業内容を理解しやすく、専門的な内容の要点や特徴を明確に伝えることが求められます。

そのため、専門用語や技術的な言葉を解説し、分かりやすさの追求がかかせません。

視覚的な要素やアニメーションを活用すると、情報の理解を深められます。

事業紹介動画は、企業の魅力や雰囲気を伝えられる重要なツールのため、質の高い動画作成が大切です。

関連記事:製造業の動画制作について解説した記事はこちら

コンセプトムービー

コンセプトムービーとは、企業の考えや展望、商品・サービスへ込めた想いなどのメッセージを伝える動画です。

質の高い動画は、SNSやYouTubeなどで広く拡散されやすくなります。

また、企業のコンセプトが明確に伝わると、求職者とのミスマッチ減少につながります。

関連記事:コンセプトムービーを解説した記事はこちら

採用動画を制作する3つのメリット

採用動画制作には3つのメリットがあります。

1.企業のリアルな情報を伝えられる
2.多くの情報をコンパクトに伝えられる
3.求職者とのミスマッチを防げる

それぞれ確認していきます。

1.企業のリアルな情報を伝えられる

採用動画のメリットとして第一にあげられるのが、実際に働いている人の様子や自社の雰囲気など、リアルな情報を伝えられることです。

WEBサイトやパンフレットなどの媒体でもある程度雰囲気をつかめますが、リアルな情報は伝わりにくいものです。

動画では、映像を通じて企業や社員のありのままの姿やリアルな情報を届けられます。

リアルな情報を知ることで、求職者も企業のイメージを把握しやすいのが大きなメリットです。

2.多くの情報をコンパクトに伝えられる

動画は文字だけでは伝えきれない多くの情報を、コンパクトにかつ印象に残る形で伝えられることが特徴です。

アメリカの研究結果によると「1分間の動画により、WEBサイト3,600ページ分、英単語にすると180万文字分の情報が伝えられる」とあります。

この調査結果からも、いかに動画が多くの情報をコンパクトに伝えられるかが見てとれるでしょう。

動画は、視覚と聴覚両方を使って情報やメッセージを、見た人に分かりやすく伝えられる媒体です。

3.求職者とのミスマッチを防げる

動画によって、自社の情報がリアルかつ正確に伝えられるため、求職者と企業のミスマッチを防げます。

求職者は「会社や社員の雰囲気、社風を知りたい」と思っており、企業は「自社の価値観に合った人材を採用したい」と考えています。

両者の考えにずれが生じたことで起こるものが「ミスマッチ」です。

動画は、企業の価値観や社風など非言語的なメッセージも伝えられるため、求職者が知りたい情報を得られます。

動画を見た上で応募した求職者は、言い換えると、企業の価値観に共感した人材です。

そのため動画は、ミスマッチを防げる効果が高い媒体になるでしょう。

新卒採用の動画については以下のリンクをご覧ください。

関連記事:新卒採用の動画について解説した記事はこちら

採用動画を制作する3つのデメリット

採用動画に限らず、物事にはメリットがあればデメリットも存在します。ここでは、以下3つのデメリットを紹介します。

・通信制限を設けている場合は見られない可能性がある
・知りたい情報のみを調べることが難しい
・制作費用が高額になる場合がある

採用動画を制作する場合は、デメリットも考慮して制作を依頼しましょう。

1.通信制限を設けている場合は見られない可能性がある

通信制限を設けている場合、求職者はデータ通信量を気にして求人情報を見ない可能性があります。

そのため、企業や採用担当者は、通信制限を設定している求職者にもアクセスしやすいコンテンツ制作が重要です。

テキストベースの情報や軽量化された動画などデータ通信量を抑えると、求職者にとってアクセスしやすい環境を作り出せます。

求職者の多様なニーズに応えるため、通信制限を設けている場合でも見てもらいやすいコンテンツ作りが大切です。

2.知りたい情報のみを調べることが難しい

動画は知りたい情報のみを抽出するのが難しいため、テキストと比べると検索性能が若干劣ります。

テキストの場合は「Ctr+F」でキーワード検索ができるため、知りたい情報を簡単に得られます。

しかし、動画の場合はキーワード検索ができずピンポイントで知りたい情報を理解できないため、動画に飽きてしまった場合には最後まで見られない可能性があります。

そのため、視聴者が飽きないための動画制作が欠かせません。

3.制作費用が高額になる場合がある

動画制作を外注する場合、制作費用が高額になる場合があります。撮影にはカメラ代も含まれ、有名人に出演者を依頼する場合はさらに費用が発生します。

高品質な動画を制作するために費用も高額になってしまうため、予算が限られている場合は動画制作のどの部分を外注するのかを決めておきましょう。

関連記事:動画制作の相場について解説した記事はこちら

採用動画のトレンド4選

ここでは、採用動画のトレンドとされる4種類を紹介します。

1.インタラクティブ動画
2.社員座談会系動画
3.社員ドキュメンタリー系動画
4.縦型動画

それぞれに特徴があるので、参考にしてください。

関連記事:採用動画のトレンドについて解説した記事はこちら

1.インタラクティブ動画

インタラクティブ動画とは、一方的に配信される形式ではなく、視聴者も参加できる双方向型動画です。

動画内にクリックボタンがあり、視聴者のクリック行動により動画の内容や種類を変えられます。

インタラクティブ動画の例を、表で示しました。

 

形式

内容

クイズ形式

動画内にクイズを設定。
回答ボタンを押してもらい、正解・不正解を示すことで企業の正しい情報を伝える。

行動シミュレーション形式

特定の部分に設定した選択ボタンを押してもらい、登場人物の行動を変化させていく。
登場人物の行動に応じた企業情報を伝える。

情報提供形式

企業内での専門用語が出ているシーンを設定。
「詳しくはこちら」と提示されたボタンを押してもらい、情報を提供する。

3つの例でも分かるように、インタラクティブ動画は、複数のパターンで情報を受け取れる方法です。

視聴者も参加できるので、印象に残りやすい動画といえるでしょう。

2.社員座談会系動画

社員同士が事前に決められたテーマに基づいて、座談会形式で話を進めていく動画です。

社員同士気兼ねなくリラックスして話せるため、リアルな本音が伝わります。

職場および仕事の実態が社員の言葉で語られるため、リアリティがあり、説得力も高いでしょう。

一例としてあげられるのは、株式会社ロフトの採用動画です。

5名の社員による座談会形式で、スタートしてからテーマが一つずつ示されていきます。

仕事のやりがいや楽しさに加えて、失敗談や後悔していることも語られており、5名の本音が詰まった座談会となっています。

3.社員ドキュメンタリー系動画

自社に勤務する社員を主人公にして、出社から退勤までを密着してドキュメンタリー映画風にした動画です。

他の社員も動画に写り込むため、オフィスの様子や社員同士の雰囲気など、仕事内容以外もリアルで伝わります。

出演している社員の仕事に対する思いや希望なども伝えられます。

ストーリー性があり、映像に動きがあるので、比較的長い動画でも見る人を最後までひきつけやすい点が特徴です。

4.縦型動画

縦型動画とは縦横比率が16:9のものでスマートフォンの向きを変えることなく、気軽に視聴できます。

スマートフォンが主なネットツールである若者世代にとっても、縦型動画は人気です。

2018年5月モバーシャル株式会社が、20~50代の男女700人を対象に「第5回スマートフォンの動画視聴実態調査」を行いました。

結果、20代男女の約4割(39.2%)はスマートフォンを縦向きにして動画を視聴していました。

対して30~50代では、縦型動画視聴が約3割でした。

この結果から、若者の縦型動画思考がうかがえるため、採用動画に利用するとよいでしょう。

採用動画の事例【かっこいい編】

本項目では、かっこいい雰囲気の採用動画を以下5つ紹介します。

・パリミキ・メガネの三城
・株式会社テレビ新潟放送網(TeNY)
・株式会社MJE
・益正グループ
・株式会社八幡自動車商会

かっこいい雰囲気の採用動画でも、それぞれの企業により方向性が異なるので、動画もあわせてご覧ください。

 

1.パリミキ・メガネの三城

パリミキ・メガネの三城が制作した「カッコいい自分に出会おう」がタイトルの新卒採用動画です。

仕事を行っている風景を紹介し、職場内の雰囲気やスタッフの人柄を感じられます。

また、動画は全体的にモダンで魅力的なスタッフが働いているところを紹介し、「ここで働いてみたい」と潜在的な意欲を引き出す構成となっています。

2.テレビ新潟放送(TeNY)

テレビ新潟放送では、さまざまな方へのインタビュー形式が用いられています。悩みや不安を抱えながらも、どのように挑戦し乗り越えてきたかを話しているため、職場内での人間関係や先輩の手厚いサポートが感じられます。また、夢に向かっている挑戦者の方々がどのように努力しているかを視覚化しているため、テレビ新潟放送で働いたときの想像がしやすい構成となっています。

テレビ新潟放送では、さまざまな方へのインタビュー形式が用いられています。

悩みや不安を抱えながらも、どのように挑戦し乗り越えてきたかを話しているため、職場内での人間関係や先輩の手厚いサポートが感じられます。

また、夢に向かっている挑戦者の方々がどのように努力しているかを視覚化しているため、テレビ新潟放送で働いたときの想像がしやすい構成となっています。

3.株式会社MJE

求職者が面接を受けてから株式会社MJEで活躍するまでのコンセプトムービーです。ナレーションやスタッフのインタビューはありませんが、動画では文字を用いて、その場面を引き立たせ、視聴者の印象に残る構成になっています。動画でも伝えているように「就職はゴールではなくスタート」をコンセプトに、求職者がこれから前を向いて挑戦する気持ちをかき立てる動画です。

求職者が面接を受けてから株式会社MJEで活躍するまでのコンセプトムービーです。

ナレーションやスタッフのインタビューはありませんが、動画では文字を用いて、その場面を引き立たせ、視聴者の印象に残る構成になっています。

動画でも伝えているように「就職はゴールではなくスタート」をコンセプトに、求職者がこれから前を向いて挑戦する気持ちをかき立てる動画です。

4.益正グループ

益正グループでは、「【BREAK TROUGH 】今までの飲食業界を壊せ、覆せ」をコンセプトに動画を制作しています。

さまざまな社員や社長へのインタビューを行い、日々チャレンジしている内容を紹介しています。

また、益正グループのコンセプトを叶えるために社員が一丸となっている姿も映っているため、画面越しでも熱意が伝わる動画といえるでしょう。

5.株式会社八幡自動車商会

株式会社八幡自動車商会では、日本で初めてランボルギーニを車検した職人の話をもとに現在までの歴史が語られています。

動画としての派手さはありませんが、職人としての熱い想いや大切な心構えをナレーションで語っています。

そのため、動画の世界に入り込みやすく、株式会社八幡自動車商会の雰囲気、そして職人の人柄が伝わる動画です。

採用動画の事例【面白い編】

続いて、面白い雰囲気の採用動画を以下の5つ紹介します。

・株式会社ADKホールディングス
・株式会社博報堂DYホールディングス
・株式会社ポケラボ
・株式会社両備システムズ
・株式会社ロフト

関連記事:会社のPR動画について解説した記事はこちら

1.株式会社ADKホールディングス

ADKグループでは、『すべての人に「歓びの体験」を』のもと、「心を動かす魅力的な体験」を創造し続けている企業です。この動画では、音楽と文字、イラストやアニメーションで構成され、音楽に合わせて文字やイラストが切り替わります。伝えたいメッセージが分かりやすく端的に表示されるため、動画の内容を簡単に理解可能です。また、動画は1分14秒の尺ですが、見入ってしまうためあっという間に終わってしまいます。もう一度見たくなってしまうインパクトのある動画といえるでしょう。

ADKグループでは、『すべての人に「歓びの体験」を』のもと、「心を動かす魅力的な体験」を創造し続けている企業です。

この動画では、音楽と文字、イラストやアニメーションで構成され、音楽に合わせて文字やイラストが切り替わります。

伝えたいメッセージが分かりやすく端的に表示されるため、動画の内容を簡単に理解可能です。

また、動画は1分14秒の尺ですが、見入ってしまうためあっという間に終わってしまいます。もう一度見たくなってしまうインパクトのある動画といえるでしょう。

2.株式会社博報堂DYホールディングス

https://www.youtube.com/watch?v=rnafwBHJ9IM&t=6s

株式会社博報堂DYホールディングスは、生活者・企業・社会をつなぎ、新たな関係価値を生み出すことで、未来を創造するグループを目指している企業です。「絶対に本音で話さざるを得ない説明会」をコンセプトに、上司や社員の会社内やプライベートの姿を面白く紹介しているため、飽きのこない動画構成となっています。動画に出演している社員の方は本音で話しているため、企業やスタッフの雰囲気を理解しやすくなっています。

株式会社博報堂DYホールディングスは、生活者・企業・社会をつなぎ、新たな関係価値を生み出すことで、未来を創造するグループを目指している企業です。

「絶対に本音で話さざるを得ない説明会」をコンセプトに、上司や社員の会社内やプライベートの姿を面白く紹介しているため、飽きのこない動画構成となっています。

動画に出演している社員の方は本音で話しているため、企業やスタッフの雰囲気を理解しやすくなっています。

3.株式会社ポケラボ

株式会社ポケラボはモバイルソーシャルアプリの企画・開発・運営をしている企業です。

採用動画の始まりは面接日の求職者を背景に、日本語での字幕や英語でのナレーションを行い、真面目な印象の動画への没入感を高めています。

しかし面接が始まると、アニメーションを活用した対戦ゲーム形式で面接を進めていくため、クスッと笑ってしまうようなユニークな動画構成といえるでしょう。

4.株式会社両備システムズ

株式会社両備システムズは、ソフトウェア開発やセキュリティ事業などのシステム全般にかかわる事業を展開しています。

採用動画のテーマは「きびだんご採用」を掲げ、童話「ももたろう」の話の展開に沿った動画構成です。

一見、採用動画と思えないですが、動画を通して両備システムズがどのような企業なのかを伝えています。

5.株式会社ロフト

株式会社ロフトは、誰もが知る有名な雑貨店です。

上記の動画では座談会形式が採用され、「社員が現場の本音を語る」がテーマの動画構成となっています。

座談会では学生からの質問に対して、社員が本音で語り合っています。

ポジティブな部分を話している部分もあれば、失敗談や入社後の後などのネガティブな内容が語られているので、入社後の働き方が想像しやすい動画といえるでしょう。

採用動画制作に関する5つのポイント

採用動画を制作するにあたって大事なポイントは、以下の5つです。

1.目的を明確にする
2.ターゲットを明確にする
3.求職者が求める内容にする
4.自社の魅力が分かる内容にする
5.自社のリアルな部分も見せる

それぞれ説明します。

 

1.目的を明確にする

採用動画制作にあたって最初に行うのは、目的の明確化です。

目的を明確にすると、採用動画の方向性もはっきりします。

目的や方向性がはっきりすると、動画コンテンツの形態や内容、配信場所もおのずと見えてくるでしょう。

結果として、求職者にとっても分かりやすい内容になります。

2.ターゲットを明確にする

次に、自社で採用したいと思える動画のターゲットを明確にしましょう。

新卒者をターゲットにする場合と、一定のキャリアを積んだ人向けの採用動画では、内容も異なります。

ターゲットが明確になると、採用動画に盛り込む内容や伝えたいメッセージが整理されて、効果的に訴求できます。

3.求職者が求める内容にする

採用動画の内容は、求職者が知りたい情報に沿ったものにしましょう。

企業が伝えたいメッセージだけでは、求職者に届かない可能性があります。

制作会社と協力しながら、求職者のニーズを考えることが必要です。

求人サイトや映像制作会社などが求職者向けアンケートを実施している場合は、そのデータを活用するとよいでしょう。

 

4.自社の魅力が分かる内容にする

事前に決めたターゲットに1番伝えたいと思う自社の魅力を整理します。

「自社で働くことで、求職者にどのようなメリットがあるか」が伝わる内容にしましょう。

採用担当者だけで考えるのではなく、新入社員からベテランまで各年代から意見を聞くこともおすすめします。

もし可能なら、内定者から意見を聴くのも1つの方法です。

求職者にもっとも近い立場からの意見を知ることで、訴求力が上がるでしょう。

5.自社のリアルな部分も見せる

自社で働くことのメリットとデメリット、両方を見せることが必要です。

リアルな部分を見せながらも応募してきた求職者は、自社で働きたい思いが強い人です。

そのため、採用後のミスマッチを防ぎやすくなります。

リアルな部分を見せてくれる企業は、求職者からの信頼も高まるでしょう。

採用制作動画の費用相場

採用動画制作の費用は、50~200万円程度が目安とされますが、動画の種類によって変わってきます。

種類別の費用相場を表で示しました。

 

採用動画の種類

費用相場

企業案内動画

30~80万円

社員座談会系動画

30~200万円

社員ドキュメンタリー系動画

50~200万円

縦型動画(1本につき)

3~5万円

なお、インタラクティブ動画では、動画制作費用に加えて「インタラクティブ構築費」が発生します。

金額の目安は10万円以上であることが多いので、予算立案時に上乗せして考えておきましょう。

関連記事:採用動画の相場について解説した記事はこちら

動画制作費用を抑える3つの方法

採用動画のメリットは多いものですが、制作にあたってはある程度の費用がかかります。

動画制作の費用を抑える3つのポイントを、以下に示しました。

1.動画の時間を短くする
2.自社で撮影する
3.社内の人に出演してもらう

それぞれ説明します。

1.動画の時間を短くする

動画の時間を短くすると、撮影や編集にかかる費用を抑えられます。

また、動画制作の時間的コストも削減可能です。

動画で伝えたい内容を明確にして、撮影の所要時間を短縮させることも費用を抑えるポイントの1つです。

2.自社で撮影する

自社で撮影すると、撮影スタジオのレンタル代や、スタジオまでの移動費が抑えられます。

自社の雰囲気がリアルに伝わりやすいメリットもあります。

また、社員に出演してもらう場合、慣れた場所での撮影なので、リラックスして撮影に臨める可能性が高いでしょう。

3.社内の人に出演してもらう

自社の従業員に出演してもらうことで、プロの俳優やモデルに依頼するより出演料が抑えられます。

また、自社のリアルな雰囲気やアピールポイントも伝えられるでしょう。

求職者に自社を身近に感じてもらえるメリットもあります。

ただし、従業員に業務以外の負担がかかることや、肖像権の問題に注意する必要があります。

肖像権とは、自分の姿をみだりに撮影されたり、撮影されたものがみだりに公表されたりしない権利です。

そのため出演を依頼する社員に対しては、肖像権を説明した上で、出演許可を得る必要があります。

社員が退職した後も、動画を使用してよいかの確認も必要です。

確認に関しては、口頭だけにとどめず、書面に残しておくとよいでしょう。

関連記事:動画制作の内製化について解説した記事はこちら

求職者に刺さるかっこいい採用動画を作るときにはプロに相談しよう

採用動画は企業や求職者の両方にメリットがあるため、導入する企業も増えつつあります。

しかし、採用動画の数が多くなるほど、求職者に刺さるためのハードルが高くなるのも事実です。

求職者に刺さるかっこいい採用動画を作る場合は、動画制作会社のサポートが欠かせません。

トック企画は「印刷」「映像」「WEB事業」とさまざまな事業を請け負っており、1997年から続いている信頼と実績のある会社です。

専属のディレクターやカメラマン、編集者、アニメーターが在籍しており、依頼者の想いを汲み取って高品質な映像に落とし込んでくれます。

各分野のプロに総合的にサポートしてもらいたいとお考えの方は、「トック企画」に相談してみましょう。

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