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10/28 2024

【事例あり】新卒採用の動画をジャンル別で解説!制作のポイントや成功事例も紹介

新卒の学生向けに採用動画を制作する際、メリットや注意点を理解してから制作会社に外注したいと考える方も多いのではないでしょうか。
新卒採用動画の制作は、動画を見た学生がモチベーションの高い状態で就職してくれるように、興味・関心が深まる内容で制作されていることが重要です。
本記事では、新卒採用動画のトレンドや過去に「トック企画」が制作した採用動画の成功事例を解説しています。
記事の後半では、採用動画制作の際のポイントも紹介しているので、ぜひ最後まで読んで参考にしてみてください。

新卒採用に効果的な動画のジャンルと事例3選

新卒採用に効果的な動画のジャンルと事例は以下の3つです。

  • 社員のインタビュー動画
  • 事業紹介動画
  • オフィス紹介動画

それぞれの特徴を理解して、今の会社に必要な動画を見つけ出すと目的にあった動画が作れます。

関連記事:【採用動画の事例10選】質の高い動画制作のポイントを紹介

社員のインタビュー動画

インタビュー動画は、自社で働いている社員に取材して仕事の魅力や考えなどを生の声で届ける動画のことです。

株式会社EXIDEAの調査によると、就活中に企業の採用動画を見た方の42.5%が社員のインタビュー動画を見て、志望度を高めています。

社員の本音を伝えられるので、視聴者の不安を解消させて入社後のイメージをつかみやすくなります。リアルな声だからこそ説得力が生まれやすく、視聴者から信頼を得られるのがメリットです。

事例として、株式会社アイデムでは採用動画として以下の社員インタビューを制作しています。

インタビュー動画ではリアルな現場の声を伝えられるので、新卒採用の中で人気の動画ジャンルです。

事業紹介動画

事業紹介動画は、自社の事業をわかりやすく説明した紹介動画のことです。

株式会社EXIDEAの調査によると、就活中に企業の採用動画を見た方の37.0%が事業紹介の動画を見て、志望度をあげたと回答するほど人気のコンテンツです。

動画の中で会社の魅力や事業の内容を伝えられるため、文字や画像だけの資料に比べて効率的に伝えられます。

また会社説明会やホームページにも記載ができるため、幅広く活用できるのが特徴的です。

会社説明会で事業紹介動画を使用すると、担当者による説明のムラをなくせるのもメリットです。

事例として、富士通Japan株式会社では新卒向けの動画で会社紹介の動画を制作しています。

事業紹介動画は、就活生が会社の理解を深められるためおすすめです。

オフィス紹介動画

オフィス紹介動画は、オフィスの雰囲気や社内の様子などをツアーしながら紹介していく動画のことです。

株式会社EXIDEAの調査によると、就活中に企業の採用動画を見た方の27.4%と4人に1人がオフィス紹介動画を見て志望度を向上させています。

動画にするとパンフレットや画像だけでは伝えにくいオフィスの雰囲気を、直接伝えられるため入社後を想像しやすくなります。

またデスクスペースだけでなく、会議室や休憩スペースなど会社ならではの強みがある場合は動画でアピールが可能です。

事例として、千株式会社では以下のオフィス紹介動画を制作しています。

オフィス紹介では画像では伝えにくい会社の雰囲気をリアルに伝えられるためおすすめです。

新卒採用動画の最新トレンドを3つ紹介

新卒採用動画の最新のトレンドを、以下に3つ紹介します。

  • 視聴者が参加できる動画
  • ドローンによるオフィス紹介動画
  • 本音込みのインタビュー動画

最新のトレンド動画を活用して、学生の印象に残る採用動画を制作しましょう。

関連記事:採用動画でトレンドを取り入れるメリットとは?制作するポイントもあわせて解説

視聴者が参加できる動画

視聴者が参加できる動画とは、視聴者が映像にあるボタンやリンクをクリックして、自らアクションを起こせるように作られた動画のことです。別名で「インタラクティブ動画」とも呼ばれています。

この機能を新卒採用動画に取り入れると、ただ見るだけの受動的な動画視聴から能動的に動画の情報をキャッチしていけるため、学生の印象に残りやすいのが特徴です。

例えば、企業の紹介動画で興味のある部署やプロジェクトに関連するボタンをクリックすると、詳細情報がチェックできます。

学生の興味・関心に合わせた新卒採用動画となるため、学生から企業への興味がさらに深まり、就職希望者として応募する可能性が高くなるでしょう。

また、就活生が参加するほど視聴者の行動データが収集できるため、学生が興味のある内容を集めた新卒採用動画も制作できます。

視聴者が参加できる動画を活用して、学生の印象に残る新卒採用動画を制作しましょう。

ドローンによるオフィス紹介動画

ドローンによるオフィス紹介動画では、日常の目線と異なる角度からの映像が見られるため、新鮮で学生の印象に残りやすい特徴があります。

例えば、建物の外観やオフィス風景をダイナミックに映したり、スピード感のある映像が流せたりと「おしゃれ」で「かっこいい」動画が制作できるでしょう。

学生によっては、最先端の機器を使用した動画制作に魅力を感じて、企業への興味・関心が深まるきっかけにもなります。

ドローンによるおしゃれでかっこいいオフィス紹介動画を制作して、他社との差別化を図りましょう。

本音込みのインタビュー動画

本音込みのインタビュー動画も、最新トレンドの新卒採用動画として人気です。

企業説明会や公式ホームページでは企業の良い部分の情報しか入手できないため、残業の程度や職場の人間関係など裏側の情報が得られる機会は学生にとって貴重です。

社員が実際に感じている職場環境や仕事のやりがい、苦労話などを包み隠さず語る姿から、学生は企業の誠実さや裏表のないクリーンなイメージを抱いてくれるでしょう。

また、企業のリアルな現状を事前に知ったうえで就職した学生は、「理想と違う」と早期離職する可能性も低くなります。

本音込みのインタビュー動画により企業の魅力を誠実に伝えて、ミスマッチのない採用を実現させましょう。

採用動画については以下のリンクをご覧ください。

関連記事:採用動画について解説した記事はこちら

新卒採用動画を制作するメリット4選

新卒採用動画を制作するメリットを、以下に4つ紹介します。

  • 学生の記憶に残り就職希望者が増える
  • 会社や社員の雰囲気が伝わり安心感につながる
  • 採用のミスマッチが防げる
  • 採用までの効率が良い

新卒採用動画によるメリットを理解して、自社に興味・関心のある学生が就職したくなるような魅力的な採用動画を制作しましょう。

関連記事:採用動画の効果(メリット)5選|デメリットや制作のポイントも解説

学生の記憶に残り就職希望者が増える

企業説明会では、動画で会社の雰囲気や仕事内容を紹介した方が学生の記憶に残りやすいため、就職希望者の増加が期待できます。

他の企業が紙の資料や口頭のみで説明をしていれば、動画の使用により差別化も図れるでしょう。

例えば、採用動画で企業の雰囲気や実際の社員の声が知れると、動画を見た学生の印象に強く残ります。

さらに、口頭のみの説明よりも企業の特徴が深く理解できて、就職後の姿をイメージしやすくなるため、企業に対する興味が高まるでしょう。

新卒採用動画を活用して自社の魅力を学生の心に残し、就職希望者を増やしましょう。

採用動画の効果については以下のリンクをご覧ください。

関連記事:採用動画の効果について解説した記事はこちら

会社や社員の雰囲気が伝わり安心感に繋がる

新卒採用動画で会社や社員の雰囲気が伝えられると、学生の安心感につながります。

多くの学生は就職が初めてのため、社会に対する漠然とした不安を抱えているものです。

社会人未経験の学生が抱えている不安の例を、以下に紹介します。

  • どのような職場環境かな?馴染めるかな?
  • 人間関係で困らないかな?怖い上司はいないかな?
  • 仕事内容は難しくないかな?

そんな多くの不安を抱えている学生に、採用動画でフレンドリーな職場の雰囲気や親しみやすい社員の姿が流れると安心感につながるでしょう。

新卒採用動画は企業と学生の橋渡し役として、信頼関係の構築に活用できます。

採用のミスマッチが防げる

新卒採用動画により、学生の「実際に働いたらイメージと違った」などのミスマッチが防げます。

社会を知らない学生は、思い描いている理想と現実にギャップが生じやすく、「こんなはずじゃなかった」と早期離職してしまう人も少なくありません。

そこで、採用動画を事前に見てもらい社会や働くことの現実が伝わっていれば、早期離職などの採用のミスマッチが防げるでしょう。

企業にとっても新卒者の早期離職は、再雇用やトレーニングのコストが増大するなどデメリットが多くなります。

採用動画を活用して採用のミスマッチを防ぎ、早期離職する新卒者を減らしましょう。

採用までの効率が良い

新卒採用動画を制作すれば、採用プロセスの効率化が図れます。

一度作成した動画は何度でも使用でき、企業のメッセージや魅力をいつでも同じクオリティで伝えられます。

さらに、新卒採用向けの動画を用途に合わせて多数用意しておけば、「認知度拡大」や「仕事内容の紹介」など学生の興味・関心の状態に合わせて使い分けられるでしょう。

例えば、まだ興味がない学生に対しては「企業の全体像」を伝えて魅力を感じてもらい、就職希望の学生には「実際の業務内容」や「1日の流れ」などの動画を流すと良いでしょう。

 

企業説明会や個人面談のたびに同じ説明をする手間が省けるため、新卒採用動画を制作して採用プロセスの効率化を図りましょう。

新卒採用動画の成功事例を紹介

「トック企画」では、高栄警備保障株式会社様に対して採用動画を制作しました。

動画は実写ではなく「インフォグラフィック」で作成されており、ナレーションに合わせたアニメーション動画により視覚的にも情報を理解できるでしょう。

仕事内容やメリットを説明するだけでなく、それにともなうベネフィットまでナレーションで丁寧に伝えているため、学生が自分ごととしてイメージしやすく作られています。

制作会社で新卒採用動画を制作する費用相場

制作会社に新卒採用動画の制作を依頼した場合の費用相場を、以下に紹介します。

【動画内容別の費用相場】

動画内容

費用相場

インタビューのみ
(5分以内)

10万〜30万円

オープニング+インタビュー+社内風景
(10分以内)

30万〜80万円

最新トレンドの「インタラクティブ動画」を制作したい場合は、上記の金額に加えてインタラクティブ構築費として「11万円〜」の費用がかかります。

動画制作会社に新卒採用動画の制作を依頼すると、制作会社によるマーケティング情報をもとに「企画・構成」から「学生への届け方」まで総合的なサポートが受けられます。

トック企画は「印刷」「映像」「WEB事業」とさまざまな事業を請け負っており、1997年から続いている信頼と実績のある会社です。

専属のディレクターやカメラマン、編集者、アニメーターが在籍しており、依頼者の想いを汲み取って高品質な映像に落とし込んでくれるので、興味のある方は相談してみましょう。

関連記事:採用動画の相場はどれくらい?制作費用を抑える5つの方法や成功事例も紹介

新卒採用動画を制作する際のポイント5選

新卒採用動画を制作する際のポイントを、以下の内容で紹介します。

  • 採用動画の目的とゴールを明確にする
  • 自社のアピールポイントや強みをリストアップする
  • 新卒者が求めている内容を整理して構成を作る
  • 目的により最適な媒体を選択する
  • かっこいい動画や面白い動画を意識する

新卒採用動画のポイントを押さえて、「この企業で働きたい」前向きな就職希望者を増やしましょう。

採用動画の目的とゴールを明確にする

新卒採用動画を制作する際は、どの状態の学生をターゲットにしているのかの目的やゴールを明確にしましょう。

学生の段階による採用動画の目的とゴールの例を、以下に3パターン紹介します。

【認知度拡大用】

目的

企業の全体像や魅力を広く伝える

ゴール

企業の認知度を上げ、多くの学生に興味を持ってもらう

企業紹介のダイジェストなど

【興味付け用】

目的

企業の強みやアピールポイントを明確に伝える

ゴール

学生がこの企業で働いてみたいと興味・関心が深まる

社員のインタビューやオフィス紹介など

【就職希望者用】

目的

実践的で専門的な情報を共有する

ゴール

就職への後押しや採用のミスマッチが防げる

1日の業務例、キャリアパスなど

学生の状況に合わせて複数の動画を用意しておくと、企業への関心が深まった学生からの就職希望が増えるでしょう。

自社のアピールポイントや強みをリストアップする

新卒採用動画を制作する前に、自社のアピールポイントや強みをリストアップしておきましょう。

この作業を怠ると、学生の心に残らない平凡な動画になってしまうからです。

自社のコンセプト社風などを明確にしつつ、他社にはない魅力を動画に反映させましょう。

例えば、強みや魅力には以下のようなものがあります。

  • フレンドリーでオープンな職場環境
  • 業界トップの革新的な技術
  • 充実した研修制度やキャリアサポート

また、自社の強みをアピールする動画には企業が求める人物像も表現できるため、企業の価値観に合う学生からの共感や就職希望が得られるでしょう。

自社にしかない強みを活かした、魅力あふれる採用動画を制作しましょう。

会社紹介の動画については以下のリンクをご覧ください。

関連記事:会社紹介の動画について解説した記事はこちら

新卒者が求めている内容を整理して構成を作る

新卒採用動画は、学生が求めている内容を盛り込んだ構成にしましょう。

自社の良い部分ばかりを紹介するのではなく、あえて社会の厳しさが分かる部分も動画にする方が、学生から「裏表のない誠実な企業」と良い評価になる可能性があります。

例えば、社員の苦労している姿や挑戦している姿を動画に盛り込むと、学生が企業や社会の本質を理解するキッカケが与えられるでしょう。

新卒者の学生が求めている情報を整理して、信頼される魅力的な動画構成にしましょう。

目的により最適な媒体を選択する

新卒採用動画を目的に合った最適な媒体に流す方法も、多くの学生から興味・関心が得られて効果的です。

動画の配信場所が使い分けられると、ターゲットとする学生に対して以下のようにアプローチできます。

目的

媒体

認知度拡大

学生に人気のSNS向けに15秒〜30秒程度のショート動画を配信する。

企業の詳細を伝える

企業説明会や公式ホームページで会社紹介や社員インタビューなどの3分〜10分程度の動画を流す。

SNSでショート動画を流して企業のことを広く認知してもらい、多くの学生が知っている状態になるように仕掛けます。

企業に対してさらに興味・関心を持った学生に対して、企業説明会やホームページなどで企業の詳細動画を流しましょう。

ターゲットの状態に合わせた最適な動画の選択は、学生の心に強く情報が残り就職希望につながるでしょう。

かっこいい動画や面白い動画を意識する

「かっこいい動画」や「面白い動画」を意識した新卒採用動画は、学生からの興味・関心を多く集められます。

かっこいい動画や面白い動画の例を、以下に紹介します。

種類

概要

かっこいい動画

洗練された映像美や音楽で、スタイリッシュな職場環境を強調する

ドローンを使用したダイナミックなオフィス動画など

面白い動画

企業の裏側や社員のオフショット映像で親近感や働きやすさを強調する

本音込みのインタビュー動画など

「かっこいい動画」にするのか「面白い動画」にするのかは、企業が求めている人物像を考慮して選択しましょう。

仕事効率や成果を重視する人材なら「かっこいい動画」、コミュニケーション能力や人間力が高い人材なら「面白い動画」の選択がおすすめです。

新卒採用動画は制作会社への依頼がおすすめ

新卒採用動画では自社の魅力をアピールしつつ、会社の裏側や本音の話なども流すことで、学生からの深い共感や関心が得られます。

また、「インタラクティブ動画」や「ドローンの使用」など最新トレンドも押さえられると、かっこいい動画や面白い動画が制作できるため学生の印象に残るでしょう。

新卒採用動画は学生の心理状況や興味・関心の傾向など、豊富なマーケティング情報や経験・実績が重要なため、信頼のおける動画制作会社の利用をおすすめします。

トック企画は「印刷」「映像」「WEB事業」とさまざまな事業を請け負っており、1977年から続いている信頼と実績のある会社です。

社内にディレクターやカメラマン、編集者、アニメーターが在籍しており、依頼者の想いを汲み取って高品質な映像に落とし込んでくれます。

各分野のプロに総合的にサポートしてもらいたいとお考えの方は、「トック企画」に相談してみましょう。

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